結婚・結婚準備
結婚式の和装に合わせてアレンジ!花嫁の髪型
2014/10/31 Fri
結婚式や前撮りで和装を着る花嫁が増えている今日この頃、髪型にだってこだわりたい!という気持ちが芽生えたっておかしくはありません。でも、和装には、髪型にもその格に合わせた決まりがあるので要注意。自分が着る衣装に合わせたヘアスタイルで臨みましょう。
白無垢
挙式の際の正礼装である白無垢。この場合の髪型は、「文金高島田に角隠し」「文金高島田に綿帽子」のどちらかでなくてはなりません。特に、ふんわりとやわらかな印象の綿帽子を合わせることができるのは、白無垢を着たときだけ。文金高島田は、かつらを用いる場合がほとんどですが、自髪を活かして結ってくれるところもあります。自然な仕上がりになるので、かつらが苦手な人にもオススメです。
打掛
挙式の際に着る場合は、正礼装となるので「文金高島田に角隠し」の組み合わせを。パーティやお色直しで着用する場合には、洋髪でもOK。とはいえ、きものに合わせるときには、ダウンスタイルはNG。すっきりと襟足を出してまとめたアップスタイルに、打掛の色に合わせたヘッドドレスでコーディネートを楽しみましょう。
引き振袖(または袖丈の長い本振袖)
もともとは武家の花嫁の礼装である引き振袖。挙式で着用する場合は「文金高島田に角隠し」の組み合わせを。パーティやお色直しで着用する場合には、洋髪が素敵。引き振袖は、黒を選ぶ花嫁が多いので、凜としたまとめ髪を合わせると、モダンな印象に。
新和装
オーガンジーやサテンなどの素材を使った、軽やかで斬新な新和装。この場合は、衣装の自由度に合わせて洋髪を合わせるのがベスト。タイトなまとめ髪より、エアリーなカールスタイルなど、衣装の持つふんわりとした雰囲気に合わせるといいでしょう。
十二単
十二単を着用する場合には、大垂髪(おすべらかし)が基本です。パッとイメージが湧かない方は、おひなさまを思い浮かべてください。平安時代から続く伝統的なヘアスタイルで、額を出し、型に合わせて髪をすべらかすもの。髷を結わない分、顔の左右にボリュームを出し、背丈ほどある毛先はまっすぐに垂らします。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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