結婚・結婚準備
結婚式のゲストにお願いすること~主賓の祝辞
2014/11/06 Thu
結婚式の主賓の祝辞は、ゲストを代表して新郎新婦へのお祝いと招待への感謝の気持ちを述べるだけに、依頼する方にとっても、依頼される方にとっても大切な役割。そこで、スマートに依頼するために事前に知っておきたいポイントをまとめました!
どんな方に依頼をしたらいい?
祝辞は、主賓にお願いするのが一般的。主賓とは、ゲストの中でもっとも格が高いゲストのこと。「格が高い?」と首をかしげるかもしれませんが、わかりやすくいうと「最も社会的地位が高い人」のことをいいます。
ただし、新郎新婦との関係やゲストの構成、結婚式のテーマによっては、必ずしてもそうとは限らないので、新郎新婦にとって、「この人ならば!」という人にお願いしましょう。例えば、職場によっては、誰を主賓とすべきか、慣例になっている場合もありますし、学生時代に大きな影響を受けた恩師、家族だけの少人数ウエディングの場合は、本当に親しい人や親類にお願いするケースもあります。
どちらにしても、主賓の祝辞は、結婚式で最初の演出である場合が多く、スピーチの内容によって、結婚式のイメージが決定づけられてしまうこともあるので(あまりに長いスピーチなどは、飽きられてしまいがち......)、ふさわしいと思う方にお願いするのがいちばんです。
いつ、どんな形で依頼をする?
ふたりとの関係性もありますが、主賓はゲストのなかで最も格が高いもの。
結婚式への出席をお願いすることに加えて、さらに祝辞をお願いするのですから、礼儀をつくして依頼しましょう。できるかぎり早い時期に、
- 結婚することを報告
- 結婚式への出席を承諾していただく
- 主賓としての出席を承諾していただく
- 主賓の祝辞をしていただけるか確認
までを、なるべく直接会ってお話しします。もし、遠方の場合には、手紙・電話などでいったん連絡をとり、足を運ぶことができれば直接会って依頼をします。
招待状を発送する時期になったら、主賓の祝辞をお願いするゲストには「当日主賓のご祝辞を頂戴できれば幸いです」などという依頼の付箋を同封して、できる限り手渡しします。
事前の断りもなく、招待状に依頼の付箋を同封するなんてもってのほかですよ!
断られてしまったら?
主賓の祝辞を依頼したものの、お断りされることもあります。
人前でのスピーチが苦手、自分は適任ではないので辞退したい、など、理由はさまざま。断られてしまった場合は、ごり押しするのではなく、潔く受け止め、ほかの方に依頼するか、特に主賓を立てずに行うなど機転を利かせて。
ゲストみんなが心地よい時間を楽しめるように対応しましょう。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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