結婚・結婚準備
ウエディングハイのせい?ドレス選びで痛い花嫁にならないために
2015/01/05 Mon
結婚準備のいちばんのお楽しみと言えば、ウエディングドレス選び。結婚が決まった喜びと、憧れのウエディングドレスに手が届く喜びで、気持ちがハイになってしまいますよね。でも、浮かれ気分そのままで結婚準備を進めてしまうと、「痛い」選択をしてしまうことも......。自制心ある花嫁なら安心ですが、結婚式はともかくテンションが不安定になりがち。痛い花嫁にならないために、どうしたらいいかを考えてみましょう。
目先の欲にとらわれない
ドレスショップに試着に行くと、「新作」「まだ誰も着ていない」「有名人のデザイン」......などなど魅力的なことばとともに煌びやかなドレスが目の前にずらりと並びます。ウエディングドレスやカラードレスは普段見慣れないものですし、その華やかさから、どれもこれもが素敵に見えて、「あれも着てみたい、これも着てみたい」状態になります。どんどん試着をするのはかまわないのですが、雰囲気に呑まれたままだと、店員の「お似合いですよ」のことばが100パーセント真実に聞こえ、本当に似合っているのか、会場とのバランスやなりたい雰囲気に合っているのかなど、本来見るべきポイントが見られない......ということになってしまいます。「新作一番乗り♪」などと、単なる目先の欲にとらわれてはいけません。
勢いで決めたりしない
特に、最初に訪れたドレスショップで陥りがちなのが、即決してしまうこと。頭の中にきちんとおいておきたいのが、ドレスショップはひとつではない、ということ。ドレスだって世の中には何千、何万種類もあります。そのなかから最高の花嫁姿にしてくれる一着を見つけるわけですから、そう簡単に見つかるなんて思ってはいけませんね。大切なのは、客観性。デザインを見て気に入ったものでも、着たら雰囲気が違う......なんてよくあること。それをきちんと受けとめて自分に似合うデザインを見つけられれば問題ないのですが、「気に入ったデザインだから」とその一着にこだわってしまっては、痛い花嫁まっしぐら。
デザインに自分を合わせるのではなく、自分に合ったデザインを選ぶためには、必ず、写真を撮ること。そして、いったん自宅に持ち帰って、テンションが平常心になったときに、改めて見てみましょう。ショップにいるときと印象が異なるはず。
第三者の意見を必ず入れる
それでも自分の選択が浮かれているな、と思ったら、信頼できる第三者の意見を聞きましょう。どんなドレスを選んだのか秘密にして、当日びっくりさせたいのはわかりますが、第三者の意見=ゲストの意見となることを忘れずに。適任なのは、何でもストレートに言い合える同性の友人や姉妹、自分の母親です。彼でもいいのですが、「結婚準備はおまかせ」なスタンスの彼だと、真剣に見てくれない可能性もあるので注意。自分に似合わないドレス、会場やテーマととんちんかんなドレスで当日を迎えてしまっては、一生「結婚に浮かれてひどいドレスを選んだ痛い花嫁」として語り継がれてしまいます。
一生に一度だから、後悔しないように自分が着たいものを着る、というのも大事ですが、客観的な意見もきちんと胸にとどめながら、ドレス選びをしましょうね。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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