結婚・結婚準備
結納でも挙式でも披露宴でも!和装ならではのマナー
2015/02/10 Tue
結納や挙式、披露宴で和装を選ぶ花嫁必見。着慣れない和装の立ち居振る舞い、自信がありますか? 当日は写真もたくさん撮られます。だからこそ、美しい立ち居振る舞いやマナーで一日を過ごしてくださいね。今回は、これだけは気をつけていただきたい和装のマナーを紹介します。
まずは立ち姿から
頭の先から糸で吊られているように、背筋をピンと伸ばします。つま先が開いてがに股にならないよう、体の中心に力を入れて内股気味に立ちます。片足を軽く後ろに引くと、よりきれいな立ち姿になります。両腕は自然に前で重ねます。
歩くとき
背筋を伸ばし、小またで足をまっすぐ運ぶようにして歩きます。大股で歩いてしまうと裾が乱れますが、このように歩くと裾が乱れません。また、履物を引きずったり、大きな音を立てたりしないように注意します。ブーケは左手で持ち、右手は上前に添えて、きもののつま先がひらひらとなるのを防ぎましょう。
手を上げるとき
乾杯のときなど手を上げる時は、二の腕が見えないよう肩より下で袖口を押さえます。腕がむき出しにならず、かつおしとやかで美しい所作に見えます。
食事をするとき
きものを汚さないように、ナプキンを膝にかけます。二つ折りにして「わ」のほうを手前にするのはご存知ですよね。また、食事をするテーブルの位置を確認し、帯とテーブルの間をこぶし1つ分空けるように座ります。食事中にグラスなどを取る場合は、片方の袖口を押さえるようにして、袂を汚さないようにしましょう。また腕がむき出しにならず、優雅な所作に見えます。写真に撮られても、安心。
椅子の座り方
帯をつぶさないように、椅子の背にはもたれず、浅めに座ります。また、後ろの裾が床に付かないように、座るときに少しひざの裏に入れ込むようにすると良いでしょう。花嫁には常に介添えがついているので、もしきものの所作で困ったら介添えに助けを求めてもいいでしょう。背すじをピンとのばして、優雅にふるまってくださいね。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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