結婚・結婚準備

会場選びの前に!結婚式の見積りのポイントをおさえよう!<STEP1基礎知識>

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Step1 基礎知識

ウエディング会場の下見やブライダルフェアに行ったときにもらえる見積り。でも、何をどう見ればいいのか分からない花嫁は多いはず。そこで、見積り例を参考にしながら、押さえておきたい読みこなしポイントをカテゴリーごとにチェックしましょう。
基礎知識を覚えておけば、見積りに『何が足りないのか」、『何を削ればいいのか」が分かるようになってきます。

見積り、何をどう見る?

見積書SAMPLE
 具留・奈比ご両家 様 3月吉日挙式 60名様

項 目
単価(税込み)
数 量
合計(税込み)
ポイント1
料理
15,000円
60
900,000円
飲物(フリードリンク)
4,000円
60
240,000円
ウエディングケーキ
1,000円
60
60,000円
会場使用料
700円
60
42,000円
控室料
15,000円
2
30,000円
小計1
1,272,000円
ポイント2
挙式料
200,000円
200,000円
介添料
12,000円
12,000円
ポイント3
テーブル装花
5,000円
8
40,000円
メインテーブル装花
60,000円
その他装花
30,000円
ブーケ&ブートニア
30,000円
ポイント4
招待状印刷
450円
45
20,250円
招待状筆耕料
210円
45
9,450円
席札
200円
60
12,000円
席次表
700円
60
42,000円
メニューカード
400円
60
24,000円
芳名帳
5,000円
2
10,000円
ポイント5
新婦衣装
300,000円
新郎衣装
100,000円
新郎新婦美容着付
50,000円
引き上げ料
10,000円
ポイント6
引出物
4,000円
45
180,000円
引菓子
1,000円
45
45,000円
紙袋
300円
45
13,500円
ポイント7
音響照明料
30,000円
ポイント8
司会
70,000円
ポイント9
記念写真
15,000円
2
30,000円
スナップ写真(挙式・披露宴)
100,000円
ビデオ撮影(挙式・披露宴)
160,000円
小計2
1,578,200円
ポイント10
サービス料(小計1の10%)
127,200円
合計(小計1+小計2+サービス料)
2,977,400円
※招待人数60名、そのうち夫婦での列席は15組とした場合の見積り例(積算式)です。
※金額はすべて税込みです。

ポイント1 料理・飲物

基本的には会場が用意したいくつかのコースからセレクトします。料理の種類やスタイルによって金額が変わります。内容のグレードアップや品数を増やす場合は人数分の予算アップと心得ましょう。飲物は、決められた種類の中なら何杯になってもOKなフリードリンク制なのか、そうでないかの確認を。
また、フリードリンクの場合、含まれる飲物メニューをチェックしておきましょう。

ポイント2 挙式

多くの人に参列してもらえるキリスト教式や親族を中心とした神前式、自由に演出できる人前式など挙式スタイルによって料金が異なります。証明書やフラワーシャワーなどの小物類、チャペルでの聖歌隊・神殿での雅楽演奏などの演出、会場装花が挙式料に含まれているかの確認も大切です。
もし追加になる場合、何にいくらかかるのか事前に聞いておきましょう。

ポイント3 会場装花

最初の時点ではシンプルな装花である場合が多いので、実際にアルバムなどを見せてもらいながら、平均的な料金を確認しておきましょう。さらに、ゲストの人数が追加することによってテーブルが増えると、その分テーブル用の装花が追加されることも忘れずに。
エントランスやマイク、ケーキなど、メインテーブルや卓上以外にも飾る場合は別途料金が発生します。

ポイント4 ペーパーアイテム

招待状であれば、封筒・案内状・付箋など一式の価格になります。会場に招待状の宛名書きをお願いする場合、筆耕料が別途必要になります。
また、会場によっては「印刷物一式」とまとめて表記しているところもあるので、その場合は「一式」に含まれている内容をしっかり聞くように。
足りないものは手作りをするのか、専門業者に依頼するのかを検討しましょう。

ポイント5 新郎新婦の衣装

プランによって1点ずつの場合もあれば、お色直し用も含めてパッケージされている場合も。料金に幅があるため、こだわりたいなら「ドレス費用は40万円用意しておく」など、結婚式にかかる他の予算とは別に衣装用予算を立てておくのが賢いやり方です。また、小物やアクセサリーなどが含まれているかも要チェック。
外部からの持ち込みには「持込料」がかかる場合が多いので着たいドレスが決まっている場合は事前に確認してください。

ポイント6 引出物・引菓子

内容や招待人数によって料金が大きく変わるもののひとつ。親族と友人で品物を変える場合は、人数の内訳と1人当たりの予算を把握しておきましょう。
会場によっては持ち込みNGのところもあるので、会場決定前に親の意向を確認しておきたいところ。
引出物・引菓子を入れる紙袋の費用は、忘れがちですが必要なものですので、見積り作成の時に入れてもらいましょう。

ポイント7 音響照明

スポットライトやパーティのBGMなど各シーンに合わせた演出をするために必要な音響設備の使用料のこと。スクリーンのある会場でスライド上映する際にはスライド上映料、ピアノを弾く場合にはピアノ使用料などそれぞれに料金が必要なことも多いので、演出にこだわるなら必ず聞くこと。
ゲストに余興をお願いする場合も音響設備を使用するかどうか事前に確認しましょう。

ポイント8 司会

会場が手配するプロの司会者に依頼した場合にかかる料金。プロの司会者にも色々なタイプの人がいるので、希望がある場合はイメージに近い人を推薦してもらいましょう。
司会者はパーティ全体の雰囲気を決める重要な役割ですから、友人に頼む場合はよく考えてお願いしましょう。

ポイント9 写真・ビデオ

記念写真やスナップ写真は大きさやカット数で費用が変わるので、仕上がりのアルバムの種類も含めて確認しましょう。記念写真はカメラマンがネガを保管するのが一般的なので、必要に応じて焼き増し代がかかります。ビデオも同様。
撮影時間やBGMの有無、DVDに仕上げるのかどうかでも違ってくるため、詳細をしっかりと聞きましょう。

ポイント10 サービス料

料理や飲物など飲食代のほか、披露宴会場を貸し切るときに発生する会場使用料(宴席料ともいう)や披露宴前に親族や友人が待機する控室の使用料など会場にかかる費用に対して、通常10%のサービス料を支払います。
会場によってはプランに含まれていることもあれば、会場装花に対してかかることもあります。

次のページでは、ランクアップやアイテムの追加など予算オーバーのポイントと対処法について紹介します。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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