結納
準備は着々と!結納の日取りの決め方
2013/08/20 Tue
一般的な結納の日取りの決め方
結納の日取りは、結婚式の6~3ヶ月前の吉日を選ぶのが一般的です。会場の都合もありますから、なるべく早めに日取りを決定し、会場予約を済ませておくようにしましょう。
仲人を立てる場合、まず仲人の予定を確認。それから、出席する両家親族の予定を確認し、互いの仕事の休みなどを考慮して、全員の都合がいい日を選びます。
最近では、大安、先勝、友引などの吉日にこだわらず、休日・祝祭日など集まりやすい日取りを選ぶカップルも増えていますが、仲人、親族などの中に気にする方がいらっしゃるようなら配慮を。特に、仏滅は避けるのが無難です。
六曜(六輝)を重視する場合
六曜(六輝)とは、太陰暦において吉凶を定める基準となる6つの日のこと。
最近では、このような日柄を気にする方は少なくなっているとはいえ、結婚となるとやはり吉日が選ばれる傾向にあります。親族など周囲には重んじる方がいらっしゃるかもしれません。
六曜にはそれぞれ、以下のような意味があります。
- 大安(たいあん):「大いに安し」、つまり、何事も穏やかに運ぶ吉日とされています。
- 友引(ともびき):元々は勝負が引き分けになる日という意味。朝夕は吉とされ、大安に続き結婚式には良い日とされています。ただし、昼は 凶とされるので注意を。
- 先勝(せんしょう・さきがち):先んずれば勝つという意味。午前中に始める式は吉、午後2~6時までは凶とされます。
- 先負(せんぷ・さきまけ):先んずれば負けるという意味。午後は吉とされます。
- 赤口(しゃっこう・しゃっく):牛の刻(午前11時から午後1時までの時間帯)のみが吉で、それ以外は凶。
- 仏滅(ぶつめつ):仏も滅するような大凶日の意味。結婚式などの祝事は避けられるため、仏滅には料金の割引をおこなう結婚式場 もあります。
ちなみに、末広がりの意味を持つ「8」のつく日も、縁起の良い日として人気があります。
開始はなるべく午前中に
「慶事(おめでたいこと)はなるべく午前中に始めるのがよい」といわれるため、午前10~11時から始めて昼食の祝い膳を囲むのが一般的です。
ただし、遠方からの出席者がいる場合などは、無理に午前中に設定せず、参加しやすい時間にするよう配慮しましょう。午後に開始して、夕食の祝い膳を囲む流れもおすすめです。
なかなか日取りが決まらないときは
例えば仕事が忙しかったり、サービス業で平日休みだったりする場合は、なかなか結納の日取りが決まらない、といった状況も起こりがちです。ほかにも、参加者が遠方に住んでいて移動に時間がかかったりすると、大安など縁起の良い日を選んで全員の都合を合わせようとしても、なかなかうまく日程が合わせられないことも少なくないでしょう。
このようなときは、日柄にこだわって結納を引き延ばすよりも、早く顔合わせをしてご挨拶をすることも大切です。両家の親族などから吉日を、と希望されている場合でも、改めて相談して日程を再調整してみましょう。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

小谷 真結美
某国立大学で素粒子物理学を専攻したのに、なぜか編集者として語学・異文化系出版社に入社。
その後、化粧品メーカーでのWebライターを経験し、現在はフリーランスの編集・校正・ライター。
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