結婚・結婚準備

挙式はどんな流れ?仏前式の式次第

0View

仏前式の式次第

仏教には多くの宗派が存在し、その宗派ごとに具体的な式順が異なります。とはいえ、僧侶(司式者)と列席者一同が、ご本尊に結婚を報告し、僧侶から記念の数珠を拝受。その後敬愛を誓い合い、三三九度の杯を交わすのが大まかな流れとなっています。

仏教ならではの意義ある儀式

列席者入堂

父母、親族が入堂します。本尊に向かって右が新郎側、左が新婦側と決まっています。

新郎新婦入堂

新郎新婦は媒酌人夫妻に介添えされて入堂。正面で着座します。

司式者入堂

僧侶が入堂し、焼香。一同は合掌します。

敬白文朗読

僧侶が本尊に向かい、これから結婚式を行うことを報告します。この間は、一同起立して聞きます。

念珠授与

僧侶が仏前に供えた二つの念珠のうち、白房の念珠を新郎に、赤房の念珠を新婦に授けます。新郎新婦は、この念珠を左手の親指以外の四指にかけて合掌します。念珠は式が終わるまで持ち、畳の上には置きません。

司婚の辞

僧侶が新郎新婦に、結婚生活の苦楽を共にする誓いを問いかけ、それに答える形で結婚を誓います。

新郎新婦の焼香

左手に念珠をかけたまま、新郎、新婦の順で焼香し、合掌礼拝します。

誓杯

神前式の三三九度の盃と同様の儀式ですが、新婦から先に口をつけるのが特徴。その後、列席者一同で親族固めの盃を行います。

法話

僧侶が二人の門出を祝って祝福の言葉を述べます。

退堂

新郎新婦、列席者が退場し、閉式となります。会場によって、指輪の交換や婚姻届へのサインなどの儀式が加わることがあります。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

閉じる