贅沢空間をふたり占め！独立型チャペルのドラマティックな演出

ドラマティックな演出

厳粛なチャペルに響くパイプオルガンの音色、陽光が降り注ぐバージンロード、フラワーシャワーの祝福など、開放感に満ちた光あふれるセレモニーは花嫁の憧れ。幸せをより感動的にしてくれる、独立型チャペルならではの演出を、シーン別にピックアップしてみました。

セレモニー前

◆静寂な入場直前

新婦入場まえのひとときは、父親とふたりきりになれる最後のチャンス。緊張も高まりますが、今までの感謝の気持ちをぜひ伝えましょう。チャペル内に父親と過ごせる専用の控え室がある会場や、両親と過ごす時間を設けてくれるところもあるので事前にチェックして。
写真提供：六甲山ホテル

◆リングボーイ＆フラワーガール

新婦入場のときに、結婚指輪を運ぶリングボーイ（リングベアラーともいう）、聖書を運ぶページボーイ、花をまくフラワーガールが新婦を先導する演出です。会場を和やかな雰囲気にしてくれるので、親族ゲストなどの中から10歳くらいまでの子どもにお願いしましょう。
写真提供：ホテル グランドヒル市ケ谷

◆緑豊かなガーデンから入場

大きな扉が開くと、ガーデンの鮮やかな緑に純白な花嫁の姿が映し出され、とてもロマンティック。祭壇には牧師（神父）とともに入場した新郎が佇み、新婦は父親とゆっくりとバージンロードを歩いて入場します。チャペル前へリムジンやオープンカーを乗りつけてクールに入場できる会場も。
写真提供：ホテル グランドヒル市ケ谷

セレモニー中

◆ベールダウンセレモニー

花嫁の母親が、お嫁に行く娘に最後の身支度として行うのがベールダウンセレモニー。父親との入場前に、悪魔や悪霊から身を守るという意味を持つベールを、母親が花嫁の顔へ覆う姿は、家族の絆を象徴する感動的な演出です。バージンロードを歩くシーンが、よりドラマティックになるはず。
写真提供：ホテルグランドヒル市ヶ谷

◆オリジナリティ溢れる生演奏でのBGM

新郎新婦の入退場などで歌う、聖歌隊や賛美歌の伴奏はチャペルによりさまざま。パイプオルガンの演奏は神聖な雰囲気に、弦楽四重奏やトランペットなら会場を華やかにしてくれます。さらにハンドベルやゴスペルなど、オプションでセレクトできる会場もあるのでふたりらしいセレモニーを探してみて。
写真提供：グランドビクトリア八王子（八王子ホテルニューグランド　サン・ライフグループ）

◆神様に結婚を誓うバンコの演出

本来はウエディングを行う前にするものですが、日本では"結婚宣言"に近いセレモニーです。新郎新婦が十字架の前にひざまずいて、神様に結婚を誓うというもの。バンコとは祈りを捧げるためにひざまずく台のことですが、簡略化してバンコクッションを使用する会場もあります。
写真提供：ホテル日航成田

セレモニー後

◆カリヨンの音とともにフラワーシャワー

厳かなセレモニーから一変。チャペルの扉を開けるとカリヨンの鐘の音が響き渡たり、色とりどりの花びらが舞うフラワーシャワーを受けて華やかな退場を。祝福のセレモニーはほかにも、お米を使ったライスシャワー、シャボン玉を飛ばすバブルシャワー、香りも演出できるポプリシャワーなど多彩です。
写真提供：（左）新・都ホテル　（右）ホテル グランドヒル市ケ谷

◆ゲストとスナップ撮影

多くのホテルで、おすすめの撮影スポットとしているのがチャペル前。チャペルをバックに集合写真を撮ったり、テラスやガーデンで撮るスナップ撮影は、ナチュラルな雰囲気に仕上がるので人気です。ゲストとの写真を多く残したいふたりは、撮影時間をとるように事前に会場へお願いしておきましょう。
写真提供：（左）六甲山ホテル（右）セルリアンタワー東急ホテル

◆青空を彩るハッピーなセレモニー

カラフルな風船が青空に舞うバルーンリリースや、花嫁がブーケを背中越しに投げて幸せをおすそわけするブーケトスは、屋外ならではの爽やかな演出。数本のリボンのうち1本をブーケにつなげ、女性ゲストに引いてもらうブーケプルズなら、雨天でもチャペル内で行えます。
写真提供：（左）ホテル阪急インターナショナル　（右）ホテルメトロポリタン

アフターセレモニー

ウエディングセレモニー（挙式）のあとは、披露宴会場へ。どちらもホテル内なので、ふたりはもちろん、ゲストの移動もスムーズです。
披露宴が始まるまでの間、控え室でウエルカムドリンクをふるまったり、挙式シーンを上映したりして、ゲストをおもてなしできる会場も。大切なゲストに囲まれて乾杯するシャンパントーストも、アットホームな演出です。

◇ドラマティックな演出 → ◇こだわり別チャペル