結婚式二次会・パーティ
結婚式二次会の「司会」業務とスムーズな進め方
2013/08/26 Mon
司会は二次会進行の要
司会は二次会の進行を左右する重要な役割です。パーティ全体の段取りや企画内容をしっかり把握し、遅れが出ないように進行しなければなりません。幹事が司会を兼任することも多いですが、幹事にはパーティ全体を見るという役割もあります。余裕を持って司会をおこなえるように、ほかにも当日の進行をサポートするスタッフを立てておくのも良いでしょう。
司会はパーティ中、ゲストが聞き取りやすいよう、はっきりと話すことを心がけて。トラブルが発生したときも、全体の雰囲気を見ながら臨機応変に対応しましょう。そのためにも、全体の段取りをしっかり頭に入れておくことが大切です。ここでは、司会の事前準備から当日の進行までを紹介していきます。
事前準備
●幹事との打ち合わせ
司会を担当することが決まったら、まずは幹事と打ち合わせをしましょう。二次会全体の進行内容やプログラムなどについて確認し、どのようなタイミングで何を言うのかも決めておきます。
●二次会会場スタッフとの打ち合わせ
会場の雰囲気や機材の使い方、当日の進行などを確認するために、幹事と二次会会場スタッフとの打ち合わせにはなるべく参加するようにしましょう。マイクの本数や使い方、BGMを流すタイミング、二次会会場のスタッフとの合図の仕方、会場のセッティングなど、当日の進行がスムーズに進められるように、細かな部分を確認していきます。
●台本の準備
パーティ全体の流れがまとまったら、当日司会をするための台本を準備します。すべて頭に入っている、と思っていても、いざ本番となるとスムーズにいかないこともあります。簡単なものでも良いので、どのタイミングで何をアナウンスするのかがすぐに分かるような台本を用意しておくと良いでしょう。
当日の進行
●開演前の案内
ゲストの入場が始まってしばらく経ったら、クロークやドリンク、お手洗いや喫煙場所の案内、その他注意事項などをアナウンスします。時間通りに開始できそうか、新郎新婦が遅れている場合はその旨もアナウンスすると良いでしょう。
●新郎新婦入場~乾杯
新郎新婦が到着し、入場の準備が整ったら、その旨をアナウンスします。新郎新婦が入場し、高砂に到着したら、乾杯のアナウンス。乾杯の挨拶をおこなう方を紹介し、マイクを渡します。その後、歓談に移るときにもアナウンスをします。
●余興、ゲーム
余興やゲームなどをおこなうときは、開始のアナウンスをし、余興を担当する方の紹介をおこないます。ビンゴゲームなど幹事側で用意したゲームをおこなう場合は、その進行を担当することもあります。
●退場
パーティのお開きの時間が近づいたら、新郎新婦退場のアナウンスをします。その後は、ゲストにもスムーズに退場してもらえるよう、クロークの案内などをはさみつつアナウンスを続けます。ゲストの退場が滞っている場合は、スムーズな退場を促したり、並んでいるゲストに入り口付近がどのような状況なのか伝えたりすることも有効でしょう。
トラブルにも臨機応変な対応を
トラブルが発生した場合などは、幹事や会場スタッフなどと連携を取りながらアナウンスをはさみ、協力します。また、乾杯や余興をおこなう方の名前を間違えないよう、読み方を事前に確認して、メモしておくなどの工夫を。臨機応変に対応しつつ、楽しくパーティを盛り上げましょう。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
小谷 真結美
某国立大学で素粒子物理学を専攻したのに、なぜか編集者として語学・異文化系出版社に入社。
その後、化粧品メーカーでのWebライターを経験し、現在はフリーランスの編集・校正・ライター。
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