結婚・結婚準備

バウ・リニューアル婚ってなあに?

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バウ・リニューアル婚

「アニバーサリー婚のススメ」でも少し触れましたが、欧米では「バウ・リニューアル」というセレモニーを行う慣習があります。

最近、日本でも注目を集めるようになりました。話題の(?)「バウ・リニューアル」っていったいどんなものか?調べてみました。

聞き慣れない「バウ・リニューアル」ということば

「バウ・リニューアル」とは、vow renualと綴り、直訳すると「誓いの更新」となります。更新といっても、離婚を経て再婚することではありません。これは、すでに結婚しているふたりが、改めて誓いを交わす儀式のことなのです。

欧米では、結婚年数などに関係なく、幅広い年齢層の夫婦が絆を深めるイベントとして行われているそうです。このイベントのメインとなるのは、挙式。といっても、現在はまだ国内で「バウ・リニューアル婚」専用のプランはほとんどありません。

なので、「改めて愛を誓い合う」というセレモニーさえできるのであれば、食事会でも、ピクニックでも、旅行先でも、思い出の場所でも叶います。

ドレスを着る必要もありません。ご祝儀もいただきません。自由にプランニングできるので、ふたりがどんな雰囲気で行いたいかを考えて決めましょう。

・旦那さまから奥さまへのサプライズ
・友人や子どもからのプレゼント
・ふたりで最初から「○年後にやろう」と決めておく

など、ふたり以外が主催する場合もあるので、その際には幹事を決めて計画を立てるといいでしょう。

「バウ・リニューアル婚」は、結婚後のカップルが離婚せずに一緒に居続けていることを祝い、お互いに感謝し、周りに感謝し、さらに絆を深めるために誓い合い、ゲストに証人になってもらう......人前式のようなイメージ、というとわかりやすいでしょうか。

単に「やっぱりドレスが着たい!」とか「みんなの注目を浴びたい」という目的で行うものではありません。それは披露宴ですませておいてくださいね。

「バウ・リニューアル婚」のメリット

1,普段言えないことを言える

シャイな日本人(特に旦那さま!!)は、日常生活で愛をささやきあったり、感謝の気持ちを口にしたり、ということが得意ではありません。そんなふたりでも、この機会なら、ふだんパートナーに対して思っていること、感謝していることを堂々と伝えることができます。

このときばかりは少々くさいセリフを用意してもOK。お互いの存在が当たり前になったときにこそ、心に深く刻まれるはずです。がんばって!

2,結婚がいいものだって言える

これまでの結婚生活を改めてふりかえる機会になるので、結婚してよかったこと、ふたりで乗り越えてきたことなどを思い出してみてください。艱難辛苦あれど、きっと、結婚してよかったと思えるはずです。

また、子どもや友人などをお招きする場合は、幸せな夫婦像を見せられるので、結婚のイメージアップにもつながるかも。

3,旅先で挙げることもできる

欧米由来のイベントなので、海外で行うほうがスムーズに運ぶかもしれません。

ハワイやグアムなど、家族旅行のなかの1つのイベントとして計画するのもステキ。思い出の場所がまたひとつ増えるかもしれませんね。

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