私らしさを表現できる　オリジナルブーケ７＜プリンセスプレス＞

みなさん、ウエディングブーケにまつわる伝説ってご存知ですか？　むかしむかしヨーロッパでは、男性がプロポーズのときに野の花を集めた花束を愛する女性に渡し、イエスであれば、女性は受け取った花束の中から一輪を渡し返したと言います。これがブーケとブートニアの由来。そして、そんな結婚式には切っても切り離せないブーケは、新婦を誰よりも美しく演出するアクセサリーでもあります。一生に一度のセレモニーだからこそ、自分らしさが輝くオリジナルアイデアのブーケアレンジで、ゲストたちの心に残る、素敵なウエディングを演出しましょう！

【1】厳かな婚礼衣装に映える、雅な香りが漂う和テイストのブーケ。

今、大人の花嫁たちに静かなブームを起こしている和の結婚式。そんなシーンにぴったりのブーケの提案です。こちらは、「日比谷花壇」から届いた上品で艶やかなアレンジ。大ぶりのダリアが花嫁の胸に秘めた永遠の愛を表現しているかのよう！　手元にはリボン代わりに紐をあしらい、洗練されたモダンジャパニーズな雰囲気が素敵。大きな金の扇を主役にした雅なブーケを手に、しずしずと進んでいく花嫁姿は、ゲストたちが息をのむほどの美しい印象を残すことでしょう。（写真のブーケ花材は、ダリア、スプレーバラ、テマリソウ、アジサイ、サンデリアーナ）

→■日比谷花壇　八芳園店「和装ブーケ」（21,000円～）　問合せ先：日比谷花壇03-5444-8715、八芳園　和婚.jp

【2】気分は、愛の国のプリンセス。ロマンティックなステッキ形ブーケ。

イメージは、気品に満ち溢れたお姫様！　そんなインプレッションを残してくれる新スタイルのブーケです。やさしい色合いの花を丸く束ねて、揺れるリボンをプラス。誰からも愛されるかわいらしいアレンジに仕上がりました。ステッキには、ピンクのサテンリボンとパールがあしらわれ、ブーケとステッキをあわせた長さは60cmほど。パーティや二次会の演出にするのもグッドアイデア！　夢が広がる姫ブーケです。（写真のブーケ花材は、バラ（アリアンナ）、スプレーバラ（ヴィンテージピンク、マリア、カントリーボーイ、パーフェクトスイート、スイートオールド）、ピット）

→■Platine「ステッキブーケ」（21,000円／ブートニア込み）

【3】クリアな質感と輝きがゴージャス！ジュエリーストーンの華やかブーケ。

宝石のようにキラキラと美しく輝くブーケ、それがこちらのジュエリーブーケです。この高級感たっぷりのブーケは、ジュエリーストーンやパールなどの素材でつくられた"宝石の花"ジュエリーフラワーを束ねた珍しいもの。とりわけ、ライトをあびたときの華やかさは格別。二次会やナイトウエディングにもオススメです。また、ジュエリーフラワーの色は、ドレスに合わせて13色の中からセレクトが可能。ラウンドのほか、キャスケードやクレッセントスタイルなどアレンジもさまざまです。永遠に咲き続ける宝石の花束のように、ふたりの愛も永遠に輝き続けますように。

■Gooseberry「ジュエリーブーケ」（57,750円）

【4】フラワーとエッセンシャルオイルの融合！愛の誓いを香りで残す、アロマブーケ。

世界でたったひとつのオリジナルアロマを生花にプラスした、新発想の香るブーケを「FLOMA」からピックアップ。たとえば、パウダリーカラーの愛されブーケには、緊張をほぐしてハッピー気分を高める「東洋のベルガモット」をミックスしたアロマを。バージンロードを歩む花嫁を幸せと優しさで包み、素敵な香りの余韻を残してくれます。セレモニーのイメージや食事とのバランスもふまえた優雅な香りのメッセージは、ゲストたちを感動と癒しでもてなすことでしょう！　（写真のブーケ花材は、バラ、ダイアモンドリリー、ラナンキュラス、ミント、スカビオサ、ツルバキア、アルケミラモリス）

■FLOMA「香るウエディングブーケ（ラウンドブーケ）」（39,900円～／ブートニア込み）

【5】友人や両親に幸せのおすそ分け。３つにシェアできるセパレートブーケ。

花嫁が持つウエディングブーケが、手元のリボンをほどくとあっという間に3つにセパレートして、それぞれがプチブーケに大変身！　大切な人とも喜びを分かち合い、その思い出をずっと残しておきたい。そんな花嫁のちょっぴり欲張りなリクエストを、このブーケがキュートに叶えてくれるんです。独身ゲストが少ないときのブーケトス代わりや、両家両親への花束贈呈にもぴったりなアイデアですよね？　ゲストへのサプライズが期待できるブーケで、ピースフルな演出をどうぞ。（写真のブーケ花材は、バラ、カーネーション、アジサイ、バーゼリア、ヘデラベリー、ユーカリ）

■ARBUTUS「セパレートブーケ」（26,250円～／ブートニア込み）

【6】アメリカから上陸したスイートなアイデア☆甘くて美味しい、キャンディブーケ！

見てかわいい、食べて美味しい、ユニークで珍しいブーケのご紹介です。こちらは、アメリカから上陸したキャンディブーケと呼ばれるアレンジ。アートフラワーのブーケに、花やつぼみのカタチをしたキャンディやチョコレートをたくさん束ねた、食べられるブーケ（！？）なんです。スイーツが大好きな国、アメリカらしいアイデアですよね？　たとえば、キッズゲストが多いシーンなら、パーティのあとにキャンディやチョコをみんなにふるまっても楽しいかも！　賑やかな雰囲気のウエディングスタイルにふさわしいポップ＆カラフルなアレンジで、パーティをどこまでも盛り上げて♪

→■Candy Bouquet「トロピカルウエディングブーケ」（31,500円）

【7】エレガントなローズとエンジェルウィングが恋をした、真冬のメリアブーケ。

メリアブーケとは、花びらを１枚ずつ何枚も重ね合わせ、大輪の花が美しく咲き誇っているように仕上げるブーケのこと。見たこともないような大きな花のアレンジは、印象的ながらも上品でエレガントな雰囲気を漂わせる大人のブーケスタイル。とくに式後もずっと残しておけるプリザーブドのブーケが人気です。オススメは、冬のウエディングを迎える花嫁にむけて、ピュアなムードたっぷりの羽をあしらった「pre*cotton」のブーケ。花びらだけを贅沢に使うメリアブーケは、花嫁の麗しい姿をゲストたちの心にいつまでも留めてくれるはずです。（写真のブーケ花材は、バラ）

→■pre*cotton「羽がついたアンティークレッドのメリアブーケ」（21,000円／ブートニアはサービス）

写真／林 久光　スタイリング・文・構成／関 智水（Roaster）　協力／AWABEES