料理・レシピ
クリスマスにはやっぱりチキン♪ハーブが香る南仏風チキンソテー
2014/12/17 Wed
おふたりさまのための本格ディナー♪メインディッシュはチキンで決まり!
クリスマスももう間近! 準備は進んでいますか?クリスマスと言ったら、まるで海外ドラマに出てくるファミリーのような、暖炉のそばに大きなクリスマスツリーがあって、そこにはたくさんのクリスマスプレゼントがあって子どもたちが歓声をあげていて。ディナーの時には焼きたての七面鳥(もしくはチキン)をオーブンから取り出して「さぁ、みんな。メリークリスマス♪」なぁんてダイニングに登場する......そんな夢想が止まらない婚活女子の皆さん、その夢叶えましょう!
......とはいえ「鶏、まるごと?ムリムリ~」「そんな大きなオーブンない!」といった諸所の事情から、丸ごと一羽の鶏をローストするのはちょっとハードルが高いですよね。わかります。丸ごと一羽を目の前にしたら、確かにすくみます。どこに包丁入れていいのかわかりません。かといって、彼の前で肉にかぶりつくのも残念な感じがしますよね、せっかくのクリスマスに!
ムードを壊さず、しかもおいしくって家事力をアピールできちゃうミラクルなメニューが今回ご紹介する「クリスマスチキン」。丸鶏ではなくもも肉を使うので、料理初心者にも手軽。また、火の扱いが苦手な人でも、今回のレシピは皮目をしっかり焼くところだけ気をつければ、素材の美味しさの詰まったソースでサッと煮るだけなので、失敗も少ないと思います。それなのに、おいしさは1000%。そんじょそこらのレストランのディナーにだって引けはとりません。なんせ、愛情たっぷり♡ですから。彼を自宅にお招きするのにまだメインディッシュが決まらない......!
なんて人は必見。ワンランク上のクリスマスチキンをメインにしたスペシャルディナーをふるまって、彼のプロポーズを引き出しちゃいましょ♪
材料・調味料(4人分)
鶏もも肉......4枚
トマト......400g ダイスカットする
パプリカ2色(赤、黄)......各1/2個 1cm幅の細切り
オリーブ2色(ブラック、グリーン)......各12個
玉ねぎ......大1個 厚めのスライス
ニンニク......1個 潰しておく
アボカド......1個 ダイスカットしておく
白ワイン......100cc
水......100cc
ケイパー......小さじ1
タイム......1本
生クリーム......70cc
バター......10g
塩......適宜
こしょう......適宜
◆飾り用
├イタリアンパセリ......1本
└タイム......1本
作り方(調理時間:約30分)
【STEP1】
鶏もも肉の身の面(皮のついていない面)に切れ目を入れ、そぎながら平らにする。身の面のみ、塩こしょうで下味をつけておく。
【STEP2】
フライパンまたは鍋に油をひき、鶏もも肉の皮目をソテーする。カリッとしたら取り出して、お皿などに置いておく。
【STEP3】
鶏もも肉を取り出したフライパンに少量のオリーブオイルを加え(分量外)、ニンニクをあたため、香りが出たら玉ねぎを入れ、しんなりするまでソテーする。
【STEP4】
玉ねぎがしんなりしたら、白ワインを加え、煮詰める。水分がなくなるまで詰め切り、細切りにしたパプリカを加える。軽く炒め合わせ、水を加える。水気が無くなったら、トマト・オリーブ・ケイパー・タイムを加える。
【STEP5】
軽く煮たら、アボカド・生クリーム・バターを加え、STEP2の鶏もも肉を戻し、肉に火が入るようサッと煮込む。
【STEP6】
肉に火が入ったら、塩こしょうで味を調え、皿にソースを盛り、その上に鶏肉をのせ、イタリアンパセリとタイムを飾って出来上がり。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
皮面のみカリッと焼き、肉はソースの中でサッと火入れすることで、ふんわりやわらかい食感の、美味しく簡単なメインディッシュが作れます。
※今回のレシピは4人分の分量。ふたりのためのディナーだったら、分量を半分にすることを忘れずに。
※ところでどのあたりが「プロヴァンス」なのかいうと、端的に言うと「ニンニク、オリーブオイル、トマト、ハーブ」などを多用する料理を「プロヴァンス風」と言います。プロヴァンスは、フランスの南東部を占める地方で、南は地中海、東はイタリアに接していることから、料理もイタリアやスペイン、北アフリカの影響を受けていると言われています。道理でオリーブも多用されていますよね。いつか南仏にふたりで旅したら、ぜひ本場のプロヴァンス料理を食べてくださいね!
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし

「葡萄酒キッチン La Qutaro」 榎本 亮 シェフ
1988年に富士屋ホテル株式会社 八重洲富士屋ホテル入社。宴会厨房を経てメインダイニングへ。その後、ザ・リッツカールトン大阪 スプレンディード、在・サンフランシスコ日本領事館/領事公邸料理人、ウエスティンホテル東京と修行をかさねる。2002年、上海の「La villa Rouge」や、「La Table de...」など最高級レストランで料理長を経験。帰国後は2008年から、自由が丘でフレンチレストラン「J'ai faim ikku」でシェフ・店長。その後楽太朗・小林代表に出会い、まずは小林のプロデュースする昆布屋の厨房で炭火焼きと和食を習得。2012年、楽太朗が出店した本店「葡萄酒キッチン:La Qutaro」のシェフ・店長に抜擢される。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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