料理・レシピ
鬼に金棒!プロの味を叶えるために揃えておきたい調理器具20
2015/03/05 Thu
最初は100円ショップで揃えてもOK!これだけは持っておきたい便利ツール
みなさん、こんにちは。
このレシピシリーズ、気づけば45ものレシピをご紹介してきました。
どれも、できるだけ簡単なステップで、できるだけ男性の心をギュギュッとつかめるようなものを選んできましたが、いかがでしょうか?
「イマイチ上手にできない......」「段取りよくできない......」そんな方もいるでしょうか。料理をする上で重要なのが、レシピを守ることや味付けと同様、いかに道具を選び、揃え、使いこなすか、だと思います。お仕事だってそうですよね、その場に適した道具を使いこなせてこそ、効率化が適うってものです。そこで、今回は最低限揃えておくべき調理器具をご紹介します。購入前に、ぜひこちらを参考にしてくださいね。
- 包丁
何はともあれ、これがなくては材料を切ることができません。まずは三徳包丁があれば、肉、魚、野菜......たいがいの料理はできちゃいます。刃渡り165mm~200mm程度、材質はステンレス製が一般的。少し大きいかな、と感じるくらいが丁度いいです。包丁は毎日使っていると切れ味が鈍くなってくるので、簡易的な包丁研ぎ器(シャープナー)を合わせて持っておくのがポイント。 - まな板
大は小を兼ねるので、キッチンのサイズに合わせて大きめサイズを持っておきたいもの。材質はプラスティックがオススメ。熱湯消毒や塩素消毒もしやすいので清潔を保っていられます。木のまな板は痛みやすく不潔になりがちなので、使うならしっかり手入れを。また、まな板の下に濡れぶきんを敷いておくとずれずに安定して切ることができますよ。 - 鍋
茹でたり、煮たり、炒めたり......さまざまな用途に使える鍋。種類も素材もたくさんありますが、まずは片手鍋と両手鍋、アルミ製のものを大小揃えておくといいでしょう。自宅のキッチンがIHの場合は、対応しているかどうかを必ずチェックして。 - フライパン
1つ選ぶなら、26cmくらいのフッ素樹脂加工のフライパンがオススメ。必ず蓋付きのモノを選んでください。買い足すなら、一人前の目玉焼きができるくらいの小さなフライパンを。お弁当作りやちょっとした付け合わせの野菜を炒めるのにも重宝します。鉄製のフライパンは、使えば使うほど油がなじんで長年遣い続けられるのですが、使いこなすまでがちょっと難しいのが難点。 - 菜箸
普通のお箸や割り箸でも代用はききますが、やっぱり菜箸は揃えておきましょう。 - ボウル
大中小3サイズは最低限揃えましょう。金属、ガラス、プラスティックとさまざまな素材がありますが、プラスティックは匂いがつきやすいので気をつけましょう。いくらあっても困ることはないので、気がついたときに買い足しても。下ごしらえ用にはバットを買い足してもいいでしょう - ザル
手がついているものを大小、ついていないものを大小揃えておきましょう。プラスティック製でもいいのですが、金属製のものは熱に強いので、茹で野菜や麺類の湯切り、揚げものの油切りにも使えて便利。目の細かいものがひとつあれば、粉ふるいにも重宝します。 - 巻きす
意外に大活躍するのが巻きす。巻き寿司を作るだけと思っていませんか? いやいや、茹でた葉野菜の水切りや、厚焼き玉子の成型など、なかなか使えるヤツなのです。巻きすと菜箸があれば、玉子焼きをひょうたん型に成型することもできちゃいます。 - ピーラー
野菜の皮むきに欠かせないのがこれ。包丁遣いが苦手な人でも、これさえあれば皮むきも朝飯前。ピーラー、カッター、おろし金がセットになったものがあれば、無敵。 - へら
先がよくしなるゴムべらが使いやすいのですが、一般的なゴムべらは温度が高いと溶けるので、加熱しながら調理には木べらの方が便利。両方揃えておきましょう - おたま
お味噌汁をよそうのには、これでなくては! 造りのしっかりした、継ぎ目のないステンレス製がベスト。最近では、内側に目盛りが刻まれているものがあったりします。 - しゃくし
ごはんをよそうのには、これでなくては! 炊飯器に付属しているもので十分ですが、酢飯を作るときには木じゃくしがあるといいと思います。 - トング
菜箸より簡単に、食材をつかめるトングは、調理から盛りつけまでさまざまな場面で大活躍。ステンレス製の万能トングをひとつ用意しておくといいでしょう。 - 網じゃくし
揚げものを頻繁にする場合は、カスをすくう用の網じゃくしがあると便利。アク取りはおたまやクッキングシートでも代用できるので、油もの専用に1本あるといいでしょう。 - キッチンハサミ
パッケージを開けるだけでなく、こんぶや少量の食材なら切れちゃう調理はさみも、初心者の味方。清潔を保てるよう、洗えるものがベスト。中には、缶切りや栓抜きがついているものもあり、とっても便利。 - 計量カップ・スプーン
これは、レシピ通りに作るための必需品。計量カップは200mlのものをひとつ、計量スプーンは大(15cc)小(5cc)が1本ずつあれば十分。 - キッチンスケール
正確な分量が量れるデジタルタイプがオススメ。 - フードプロセッサー
これは100円ショップでは購入できませんが、ぜひ揃えておいてほしい調理器具。刃を替えることで、おろしや裏ごしまでできちゃう多用途タイプであれば、おろし金も裏ごし器もすり鉢も必要なし。結婚後も、子どもができたときの離乳食作りにも大活躍! - オーブンレンジ
電化製品でいえば、もうひとつ。オーブンの機能がついた電子レンジ。特別多機能のものでなくても、あたためとオーブン調理ができれば問題ありません。 - ふきん・さらし
最後になりましたが、たくさんあってもこまらない筆頭がふきん。必ず清潔を保つように、消毒、洗濯をして使いましょう。また、食材の水気をしぼったり、卵白の裏ごしをするのに便利なのがさらし。あるとグッとプロの味に近づきます。
以上が、最低限揃えておきたい調理器具。ここには消耗品類は含まれていませんが、これだけあれば、怖いものはありません!
もし、使ったことのない道具を新たに購入する場合は、いきなりいいものを買わなくても大丈夫。プロ仕様のものは、モノによっては手入れに手間がかかったり、使いこなすのが容易ではなかったり、初心者には扱いが難しいモノもあります。今は、100円ショップでもバラエティ豊かな調理用具が購入できます。それを手始めに、自分が必要とする機能や耐久性などを知った上で、より上質なものを入手していけばいいと思います。料理の腕が上がればおのずと挑戦したい料理も出てくるので、それに合わせて必要なものを買うのもいいですね。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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