料理・レシピ
弱った胃腸をやさしく癒す、絶品中華粥で冬を乗り切る!
2016/01/19 Tue
飲み会続きの身体も喜ぶ♪お米の花咲くとろとろスープ粥
みなさん、こんにちは。
明けましておめでとうございます。2016年も、婚活中のみなさんを応援できる、美味しくて素敵なレシピをどしどしご紹介していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、年末から年始にかけての宴会続き、そして突然襲い来る寒波の影響などで体調を崩してはいませんか?
かくいう私も、年始に立て続けにはいった飲み会で二日酔いやら、立て込んだ仕事による寝不足やら。。。朝ごはんも昼ごはんも食べられない日が続きました。そんなときって、自分で調理するのもイヤになるんですが、かといって外食だとなかなか胃腸に優しいメニューってないんですよね。だから結局自分でスープらしきものをつくってみたりするんですが、イマイチ食欲をそそるものには仕上がりません。
思い出すのは、台湾のお粥横町(?)で食べた、胃にじんわりうま味が染みわたる、とろっとろの中華がゆ。あれをつくることができたら、きっと二日酔いも、体調不良もすっ飛んでしまうだろうなぁと思うのです。ついでに、彼が風邪をひいたり体調が悪くなったりしたときにつくれば、女子力アピールにも一役買えそうな気もしちゃいます。
そこでおすすめなのが、今回のレシピ。
お米のとろみを損なわず、かといって糊のようにベトベトにもならない絶妙なタイミングをプロのシェフに教えていただきました。へたれた胃に優しくしみわたるあさりの出汁が食欲を刺激。二日酔いも乗り越えられるはず。
今年も健やかに、楽しく、笑顔の毎日を過ごしましょうね。そうすればきっと、あなたのしあわせが手を振ってやってくるはずです。
材料・調味料(4人分)
米......100g
サラダ油......大さじ1/2
水......2.3リットル
あさり......400g 塩水につけて砂をはかす
しょうが......5g 皮をむいて、細切り
小ねぎ 適量 小口切り
作り方(調理時間:約70分)
【STEP1】
米はよごれを落とすために1回だけ洗う。3時間~半日ほど浸水したらザルに上げ、サラダ油をまぶす。
【STEP2】
鍋に米と水を入れて火にかける。沸騰したら中火にして煮込む。水分が減ったら水をたし、鍋底にこげつかないように時折かき混ぜる。
【STEP3】
1時間ほど煮て、米とスープが一体化し、"花が咲いた"ような状態になったら中華粥の完成。
【STEP4】
あさり、しょうがを加え、あさりの口が開いたら塩、こしょうで味を調える。器に盛りつけ、小ねぎを散らす。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

中国粥は、米粒とスープが一体化しているのが特徴です。とろみをつけるのに必要な米のでんぷん質が、洗米でなくならないように気をつけます。最低3時間は浸水させ、油をまぶして砕けやすくし、1時間かけて炊く。米粒が花開いたら食べごろのサインです。好みのアレンジで楽しんでください。
※あさりの出汁に塩こしょうとしょうが、というシンプルな味付けなので、食欲のない時にもサラッといただけます。仕上げにしょうゆを少したらしてもいいでしょう。
※STEP3までの粥の作り方をマスターしたら、好みの具でアレンジしても。鶏肉や青菜、じゃこ、卵など、食欲や体調と相談して決めるのもアイデア。

麻布長江 香福筵 田村 亮介 シェフ
1977年、東京都生まれ。1階が家業の中華料理店、2階が自宅という環境で育ったため、小学生のころから厨房に出入りし、見よう見まねで料理を作ったり、店を手伝っていた。調理専門学校卒業後、数店での経験を経て、四川料理「麻布長江」へ。当時のオーナーシェフ、長坂松夫氏のもとで10年ほど修行を積む。2009年5月より「麻布長江 香福筵」のオーナーシェフに就任。化学調味料を一切使用しないという方針は、両親から受継がれている。素材を生かした料理に定評があり、メディアや料理教室などでも活躍。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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