結納
結納する、しない......両家で別れたとき
2016/01/20 Wed
ふたりの結婚が決まって、ご両親もうれしい気持ちでいっぱい。だからこそ、結納にはご両親の希望や要望、リクエストが募ってしまうのもわかります。でもなかには結納をする、しないで意見が分かれてしまうことも。実は私の場合もそうでした。同じように意見が分かれてしまった両家の希望を、スムーズに叶えるいい方法はないものか......? 考えてみました。
希望の強い方に決定をゆだねる
「長いものには巻かれろ」ではありませんが、実はいちばんスムーズに決まるのがこれ。「どうしても!」の気持ちが強い方に船頭を任せる方法です。「どうしても結納をやりたい」「どうしてもこの会場がいい」「どうしても和装がいい」など、絶対に叶えたい!という気持ちが強いほうの意見を採用。そのかわり、手配や細かな内容の決めごとなどその後の段取りもすべて行ってもらいます。任された方は、報告・情報共有は随時して、ワンマン運転にならないように配慮しましょう。もし万が一「どうしてもこれはイヤだ」という意見が出てきたら、両家で納得するまで相談を。その際、新郎新婦が両親のクッション役になるべく配慮すると角が立ちません。
折衷案を提案してみる
両親の希望をあらかじめ聞き出しておいてから、ふたりで客観的に分析し、両者の意見を上手に組み合わせた折衷案を提案してみるのも手です。ふたりの性格や得意分野にもよりますが、仕事などでこういった経験があるふたりもいるでしょう。提案するときは、「これに関しては○○家の希望を取り入れ、コレに関しては△△家の希望を取り入れました」と、どちらの希望によるものなのかをわかりやすくプレゼンテーションできるといいでしょう。
予算に合わせてできることだけを行う
また、予算が限られている場合は、その予算の範囲内でできることのみを行い、それ以上は予算外なのでできません、と、きっちり線引きをするのも方法です。「どうしてもこれだけは叶えたいから、資金の援助をするよ」と申し出る親もいるかもしれません。その際は、ふたりでよく相談を。
どんな方法をとるにしても、両家と新郎新婦の間に角が立たないよう、もめ事が起こらないよう進めるのがポイントです。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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