結婚・結婚準備

どうする?!結婚式の見積りが予算オーバー!<STEP3予算オーバーの対処法>

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Step3 予算オーバー対処法

打ち合わせで結婚式の具体的な内容を詰めていくうちに多くのカップルが経験する"予算オーバー"の現実。
STEP1でも述べたように、会場からもらう最初の見積りは、あくまでも自分たちの希望が明確になる前のもの。とはいえ、不安になる必要はありません。

STEP3では、どんな項目が予算オーバーのポイントになりやすいか、その対処法をアドバイス。準備を始める前に知っておけば、余裕を持って計画を立てられるはず!

予算オーバーはなぜ起こる?

なぜ"予算オーバー"が起こってしまうのでしょうか。
人数を追加することで費用が大きく変わるのはもちろんですが、それ以外にも、「アイテムのランクアップや追加」、「別料金」、そして「結婚式前後にかかる見積り以外の費用」など、結婚準備から結婚式後にまで、予算オーバーのポイントがちらほら。
結納顔合わせ~ハネムーンまでトータルな費用項目を把握しておくのが賢明です。

人数に関わる項目のランクアップや追加は、最初に最大人数で計算しておくとスムーズ

p03_pic01ゲストの人数が増えたことでプラスされる項目は意外と多いもの。料理や飲物だけでなく、テーブル装花費用に影響する場合も。人数分の差額が発生する項目を前もって確認しておきましょう。

さらに最初の見積りは最大人数で計算しておくのがオススメです。
また、料理やデザートのランクアップや、ヘッド装花など、アイテムの追加、写真アルバムのグレードアップなども費用がプラスになるので、変更ごとに見積りを出してもらって、確認するようにしましょう。

項目追加&ランクアップの予算オーバーチェックリスト

p03_list01_a料理コース全てをランクアップするのが難しいなら、メイン料理だけランクアップしたり1品追加したりするだけでも豪華に。飲物の種類はゲストの顔ぶれをみて判断を。また持ち込みがOKの場合でも、料金がかかるので、希望がある場合は確認しておきましょう。
p03_list01_bパックプランを使用した場合、選べるドレスは価格に上限があることが多いので、プラン内でどんなドレスがレンタルできるか必ずチェック。プラン外の衣装の場合、差額が発生するので、着たいドレスの種類を確認して発生しそうなら予算を確保して。
p03_list01_c最初の見積りではシンプルなアレンジになることが多い会場装花は、あらかじめ写真などを見てランクアップしたもので見積もってもらった方がいいでしょう。旬の花を使えば、華やかでボリュームを出しつつ、予算も抑えられてオススメです。
p03_list01_dプランに入っているケーキはイミテーションの場合もあるので、生ケーキを希望するなら確認を。生ケーキは使う食材やデザインなど種類によって料金がアップすることもあるので、こだわりたいなら最初から具体的な希望を伝えて。
p03_list01_eウエディングドレスに合わせて髪を飾るヘッドドレスを生花にしたい場合は、ブーケと同じ花材を使っても追加オーダーに。花の種類によって料金も異なるので、予算と相談した上で、希望のヘアアレンジを伝えてオーダーを。
p03_list01_f最近は花束の代わりに贈り物をする人も多いので、最初の見積りには含まれていない場合がほとんど。披露宴で両親への花束贈呈をしたいなら、1~2万円程度を花束代として見積もっておいて。

ふたりにとって必要なアイテムは、最初の見積り段階からプラスして計算を

p03_pic02最初にしっかりと見積りをとったつもりでも、準備を進めるうちに次々と発生してくる"別料金"による予算オーバー。乾杯用シャンパンやウェルカムボードなど、何となく入っている気がして、実は個別に料金が発生するものだと後で気が付く項目も多いのです。

そうならないためにも、どんなアイテムが別料金になりやすいのか、事前に知っておくことが大事。
そして、ふたりにとって必要なものは最初の見積り段階からプラスして計算してもらうのが得策です。

別料金アイテムの予算オーバーチェックリスト

p03_list02_a受付でゲストをお出迎えするウェルカムボードは、自分で作成する場合も本体はもちろん飾る額縁や台など意外に材料費がかかるので、会場に頼む・頼まないにかかわらず、置きたい場合には予算を1~3万円程度確保しておくことを忘れないようにしましょう。ウェルカムベアなど受付周りの小物も同様です。
p03_list02_b乾杯用シャンパンやウェルカムドリンクは会場によって披露宴のドリンク代に含まれる場合と別料金の場合があります。例えば、シャンパンをスパークリングワインにすれば見た目もそんなに変わらず、予算セーブになります。
p03_list02_c挙式料と別料金になることは意外と知られていない挙式後のフラワーシャワー。1カゴにつき1万円ほどかかるため、予算に限りがあるならバブルシャワーなどお花よりも費用が抑えられる演出に替えても○。p03_list02_dコースメニューに含まれているデザートとは別料金。予算をセーブするなら、生ケーキをふたりでサーブする演出を取り入れるとビュッフェ感が出てオススメです。またテラスやガーデンを使う場合、会場使用料が別途かかることもあるため、事前確認は忘れずに。
p03_list02_eお色直しに伴って、ヘアメイク代やブーケ代、着付け代など衣装1点につき、お金がかかるので予算配分に注意。和装と洋装でも費用が変わります。ベール取り外し代や衣装を脱いだりメイクを落としたりと帰り支度をするときにかかる引き上げ料など内容によっては別料金になることも。お色直しをしたいならドレスの費用以外に何がどれだけかかるのか聞いておきましょう。
p03_list02_fドレスや引出物などを会場提携以外のショップで購入&レンタルした場合、それを保管するための料金として持込料金が発生します。持込料を負担してくれるショップもあるようなので事前に相談を。

挙式・披露宴会場の見積り以外にかかる費用も確保

p03_pic03会場の見積りだけを意識していると、思わぬ予算オーバーを招くことも。主賓の方のお車代や受付をお願いした友人へのお心づけなど、見積りに入っていなくても大切な費用は多いので、多めに予算を確保しておいたほうがベター。

ドリンクの追加などパーティ当日にかかるものから、写真の焼き増し代や結婚報告はがきなどパーティ後日に出費がありそうなアイテムまで、必要に応じて予算配分しておきましょう。

見積り以外にかかる費用の予算オーバーチェックリスト

p03_list03_aフリードリンク制にしておいても、当日ゲストが盛り上がってプラン以外の飲物を頼むと、後日、追加料金を請求されます。回避したい場合は、プラン以外のオーダーがあった場合の対応を会場と相談しておきましょう。p03_list03_b美しいドレス姿を披露したいなら、それに合わせたインナーを着用したいもの。購入は必ずドレスを選んだ後のほうが無難。インターネットなどで探すとリーズナブルなものが見つかることもありますが、サイズが気になるなら試着のできるショップがオススメです。
p03_list03_c「誰にいくら払えばいいのか」、人数とその内訳、かかる総額を先に確認しておいて。誰に用意するかは、事前に両家で話し合ってどうするかを決定。現金以外の贈り物で感謝を表してもp03_list03_d集合写真は、ネガがもらえないことも多いので両親や親戚に配りたい場合、会場に焼き増しをお願いすることに。写真のサイズによって価格が違うので、オーダーの際には必ず確認しましょう。p03_list03_eパーティに招待できなかった人からお祝いをいただいた場合は、半返しが一般的ですが、どうしてもそこまでの予算が回らないようなら、予備の引出物を多めに用意しておいて、お祝いのお礼として贈る方法も。p03_list03_f専門店に注文するか、自分たちの手づくりで費用を抑えるか、自分たちの状況に応じて決めます。刷りミスや宛名の書き損じが出やすいので、はがきを多めに確保しておいて○。
また目上の人たちにははがきを送り、友人にはフランクに、素敵な画像やデコレーションメールを使って知らせるのも一案です。

※情報はすべて08年3月の取材によるものです。その後、内容が変更する可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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