花嫁の和装コレクション2ースタイリッシュに黒引き振袖ー

スタイリッシュに黒引き振袖

着物の裾を打掛のように引いたものを「引き振袖」や「お引きずり」といいます。披露宴だけでなく、角隠しをつければ挙式でも着られる花嫁の正装。
帯や小物類との絶妙なカラーコーディネートが楽しめる、華やかな引き振袖を人気のショップに紹介してもらいました。

黒引き振袖

美のカリスマ、IKKOさんがプロデュースした黒引き振袖。日本の自然美を表現した古典柄とグレーの雲取りをアクセントにした振袖に、斬新な小物を合わせた。朱赤の比翼も可愛らしい。
>>ウェディングプレッジ

手描き胡蝶蘭

まだまだ人気の続く黒引き振袖。白の花弁が黒地に映える胡蝶蘭の黒引きです。あえてゴールドの帯を合わせ、気品ある高級感を表現。銀糸の刺繍を施した半衿で顔回りを上品な印象に。
>>THE TREAT DRESSING

黒　百寿桜花流麗

芸術ともいえる職人技を惜しげもなく費やした、繊細な手刺繍による引き振袖。大胆な意匠を巧みな縫いの技法と本金箔で華麗に仕上げ、凛とした日本の花嫁にふさわしい一着に。
>>TAKAMI BRIDAL AOYAMA

慶長四季草花／手描友禅

黒地に牡丹や菊、桜などの花々が舞う優雅な大振袖。手刺繍の中でも最高レベルといわれる金駒刺繍で表現した紐や、箔の雪輪文が華やか。やまぶき色が鮮やかで幸せを呼び込むよう。
>>ブライダリウム ミュー 本店

百花繚乱

日本を象徴する花の桜と牡丹で慶びの日を表現。花々のまわりに配した百花が風雅で、寿にふさわしい。洋髪×生花のヘッドドレスのアレンジもスタイリッシュに決まります。
>>ブライダリウム ミュー 本店

「貝合わせ」と「貝桶」という夫婦和合の象徴である吉祥文様が描かれた黒引き振袖。金箔も落ち着きのあるいぶしを使っているので、子どもっぽくならず、上質で大人の雰囲気を演出。
>>プリンセスガーデン・カワサキ

黒地　胡蝶蘭

四君子のひとつにあげられる蘭は、清楚な形姿と気品高い香りが魅力。黒地に白を基調とした蘭の花がくっきりと映え、明るいピンクの帯を合わせモダンな印象もプラス。（60-25）
>>プルミエ

◆本手描友禅

全身に流れる枝垂れ桜に松竹梅や四季の花々を散りばめた、美しい手描き友禅の引き振袖。黒地に艶やかな赤の小物で引き立てたコーディネートは門出を祝う装いにぴったり。（HZ-8）
>>ジョイフル恵利

引き振袖の裾は引きずって歩いてはいけません

その名のとおり、裾を引きずって歩くもの、思っている人もいるかもしれませんが、引き振袖の裾を下ろすのは撮影時のみ。通常は引きずりません。

ドラマや映画などにも見られるように、引き振袖の長いすそは、本来、座敷や畳廊下など屋内で引くもの。外に出る時や、歩く時は、腰のところで着物をたくし上げる"おからげ"が基本。
白無垢や打掛も同様にして、からげて持って歩きます。持ち方は介添えの人がしっかり教えてくれるので安心して。
憧れの"お引きずり"スタイルは写真撮影で実現してくださいね。

※写真はイメージです。写真提供／ジョイフル恵利

>>次のページでは、日本的な美しい色合いで魅了する引き振袖を紹介します！