結婚式二次会・パーティ
二次会の幹事、誰に頼むべき?
2013/08/20 Tue
二次会の幹事は誰に頼むべき?
結婚式の二次会は、数十名ものゲストが出席する大イベント。これを企画・運営するのはたやすいことではありませんから、計画から実施までを取り仕切る「幹事」が必要となります。では、幹事はどのように決めるのが良いのでしょうか?また、どんな人がふさわしいのでしょうか?
幹事を依頼する相手として最も多いのは、仲の良い友人。新郎新婦の共通の友人にお願いできればベストですが、実際は新郎、または新婦どちらかの友人グループに頼むか、双方とも数名ずつの友人に頼むというパターンが多いようです。また、職場結婚の場合は、会社の同僚に依頼することもあります。
必ず新郎側・新婦側の両方から幹事を出さなければならないという決まりはありませんが、できれば幹事グループには男性・女性の両方がいた方が良いでしょう。幹事が男性のみだと、余興やゲームなどの演出で、女性側からの視点に欠ける場合がありますし、逆もまた同様です。双方とも数名ずつの友人に頼む場合は、「新郎の男友だち」と「新婦の女友だち」に依頼すると良いでしょう。また、幹事同士に面識がない場合は、ふたりが間に入ってフォローしていきましょう。
いずれにしろ、お金のやりとりも発生する上、やるべき仕事が多い役割なので、長年の付き合いがあって信頼できる方に頼むのがいちばんです。
幹事を選ぶときのポイント
幹事の仕事は、会場の選定から数十名ものゲストの出欠確認、余興やゲームなどの企画、景品の手配など、実に多岐にわたります。どういった人物に依頼するのが良いのか、幹事を選ぶときの参考になるポイントをいくつか挙げておきます。
- ふたりが信頼できる
- 幹事の経験がある
- 企画やイベントが好きである、経験がある
- 二次会会場に通える場所に住んでいる
幹事は、お金のやりとりも発生する重要な役割ですから、信頼できる人にお願いするのがベストです。過去に幹事経験のある人なら、要領もわかっているでしょうから、なお安心です。結婚式二次会の幹事ではなくても、大規模なパーティなどの運営経験がある人、学生時代にイベント企画サークルに所属していた人なども適任です。また、会場との打ち合わせや下見などもあるので、できれば当日までに会場に1~2回は通える人を選びましょう。
幹事の仕事は実に多く、ひとりに任せると負担が大きいので、何人かに依頼するべきです。とはいえ、あまりに多すぎると、話がまとまらなくなってしまうので、最低でもふたり、できれば4人くらいが良いでしょう。また、会計係、司会、受付などは、幹事とは別に立てておくのもひとつの手です。特に、会計係はきちんとお金を管理してくれる人に、司会は人前で話すことに慣れている人にお願いするのが安心です。
また、当日までの間に、新郎新婦も含めて何度か打ち合わせをしたり、必要なものを買い出しに行ったりすることもあるため、幹事はなるべく近くに住んでいる人同士を選ぶのが良いでしょう。
幹事を頼める友人がいないときは
皆が仕事や育児で忙しかったり、近くに住んでいる友人が少なかったりで、幹事を頼める人がいないということもあるかと思います。
もちろん、新郎新婦みずからが結婚式二次会の幹事をするというケースもあります。当日の司会進行や受付を別の友人に頼めば不可能ではありませんし、自分たちの希望に沿った二次会の演出を取り入れることもできるでしょう。しかし、ただでさえ挙式・披露宴やハネムーンなどの準備に追われるわけですから、二次会準備のための時間がなかなか取れないということも、少なくありません。
そのような場合は、二次会の幹事代行会社を利用するという方法もあります。会場の提案から当日の司会進行、音響や映像の操作、プチギフトの手配まで、すべてをプロに任せられるため、大きく手間を省くことができます。パックプランになっている場合は、希望の演出に対応してもらえないこともありますので、事前によく確認しておきましょう。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
小谷 真結美
某国立大学で素粒子物理学を専攻したのに、なぜか編集者として語学・異文化系出版社に入社。
その後、化粧品メーカーでのWebライターを経験し、現在はフリーランスの編集・校正・ライター。
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