結婚・結婚準備
披露宴、会場装飾のポイントは"花材"ではなく "テーマ"の指定
2014/02/26 Wed
披露宴会場を飾るお花のことは"装花"または"会場装花"と呼ばれ、美しい彩りや華やかさから、結婚式に欠かせない重要なアイテム。お花の演出次第でゲストの会場への印象が大きく変わります。コツを押さえて、会場を希望の装いにしましょう。
好きな花を選べばOK!? それはNG!
多くの花嫁を悩ませる会場装花。大きな披露宴会場を随所で彩る花の演出を考えるのはとても難しいものです。細かく花材を指定するほど花について分からないし、かといって、知っている花や好きな花から選べばいいのでしょうか...?
装花を担当してくれるのは花の専門家であるプロのフローリスト。打ち合わせで伝えるべきことは"花材"でなく、おふたりの行いたい結婚式の"テーマ"です。そのテーマを伝えることによって、時期、保存状態、色の組み合わせ、テーブルレイアウト、会場とのバランス、予算などを踏まえた提案をフローリストが行ってくれます。
テーマがあれば、花だけの装飾だけでなく、キャンドルやミラーなどを使用した花を活かすプラスαの演出の提案も。その内容に対して、ふたりの要望の足し算引き算をしていけば、理想の会場を創り上げていくことができます。
結婚式のテーマを絞ろう
結婚式のテーマ、と言ってもピンとこないかもしれません。けれでも、このテーマを決めておくと、様々な場面で迫られる結婚式準備の決断が楽になります。結婚式全体で1テーマにしても良いですし、披露宴だけでもOK。
ここをじっくり考えることが統一感のある結婚式となります。テーマをヒントにオリジナルのアレンジを効かせて。
<テーマとイメージの一例>
■シーズン/冬
雪で彩られたように、白い枝を活かしてホワイトコーディネート。松ぼっくりなどの小物もプラス。
■ロケーション/海
モンステラやグリーンのアンスリウムを用いて、ゆったりとした南国風をイメージ。
■カラー/赤
濃淡のある赤いバラ数種をミックスして、スパイスのある大人のレッドに。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

伊藤 延枝
海外/国内ウエディング雑誌編集部で編集長兼サイトプロデューサーを経験後、フリーエディター&ライターに。編集部在籍時は国内外のリゾートを中心に取材に飛び回る。現在は一児のママとなり、新たな視点で毎日を満喫中。
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