結婚・結婚準備

ここで差がつく!ウエディングアイテム・ビューティーの費用

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ドレス・ビューティー

こだわりを叶えつつ、賢く選べるアイテムです!

花嫁が一番気になるアイテム、それが、ウエディングドレスやブーケ。少女の頃から抱いてきた憧れや、流行先取りのこだわりがたっぷりで、決定するまでいろいろ悩みそう。
"一生に一度の晴れ舞台だから"と、予算がかさみがちなのもこの項目。好きなものを我慢してまで予算を抑える必要はないけれど、納得バリューで夢を叶えるために、「サンジョルディ ウエディング」で活躍中のウエディングプランナー・本間麻衣子さんにおうかがいしました。プロのアドバイスを参考にして!

ここで差がつく!ウエディングドレス

本間さん:「ウエディングドレスの入手方法には、レンタル、オーダーレンタル、オーダー(購入)の3つがあります。
今どきの一番人気は、オーダーレンタル。買うと高いけれど、オーダーレンタルならレンタル価格寄りで落ち着くし、しかも新品。自分のサイズにぴったり作れるので、背が高い・低い、上半身と下半身で号サイズが違うなど、体型の悩みもクリアできます。
予算の具体的な例を挙げると、オーダー(購入)25万円~、オーダーレンタル16.8万円~、レンタル16万円~など。オーダーレンタルとレンタルの価格差がこの程度なら、オーダーレンタルがオススメです」

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本間さん:「ウエディングドレスの予算で見落としがちなのが、小物です。小物とは、下着、くつ、ベール、グローブ、アクセサリー、ティアラなどのこと。
レンタルドレスの"基本的な小物を含む"の中身はちゃんとチェックして。ベールやグローブがドレスのデザインに合わず、別を選ぶと追加料金が発生したり、思い切ってロングベールを買おうとしたら数万円かかる場合も。
また、意外と高額なドレス下着は、事前に安いものを自分で探しておいてもいいですね。ストラップが外せるタイプならほとんどのドレスに使えます。下着があるとないとではシルエットに差がつきますよ!」

本間さん:一着のドレスを着続けたい花嫁が増え、ドレスのイメージを変えるだけのお色直しが主流になってきました。以前はトレーン(背後に引きずるドレスのすそ)の取り外しが多かったけど、最近では、トレーンをスカートの内側に入れ、ふわふわと膨らませるスタイルも人気。
ドレスを着替えると10万円は下らない予算ですが、イメージチェンジに合わせてヘアとブーケを変えるだけなら約半額で抑えられます。そして今どき新郎ならお色直しをぜひ!アスコットタイとベストのチェンジ1万円~はお得です」

編集部より
ウエディングドレスはお気に入りのショップで見つけたい花嫁は、持ち込み料に注意!
会場によっては"保管料"の名目で持ち込み料を取るところがあり、ウエディングドレス3万円、タキシード1万円程度。結婚式をする会場に衣装サロンがある場合は、先にそこでお気に入りがないかどうか、予算はどの程度かを調べ、納得できる場合は決めたほうが確実に予算が抑えられます。

ここで差がつく!リハーサルメイク

本間さん:「リハーサルメイクは基本的に有料で、最初の見積りには入っていない場合がほとんど。でも、有料でも絶対にやるべきだと思います! なぜなら、イマイチのメイクではせっかくの結婚式が最悪の気分だし、一生写真に残ることを考えたら失敗できないから。そんな理由で、私たちのプロデュース会社では、当日メイクをご注文いただくと、自動的にリハーサルメイクとのセットプランをご提案しています。
一例として、リハーサルメイク+当日メイク+介添えで8万円~。リハーサルでは納得いくまで5~6パターンも試せ、細かなカルテを作成。なによりラッキーなのは、ラスト1カ月でお肌を最高の状態に持っていくケア化粧品を、個人の肌質に合わせてレコメンドしてもらえること!リハーサルは、プロのメイクアーティストの知恵をもらえるチャンスでもあるんですね」

編集部より
リハーサルメイクをしておかないと、当日メイクでつけまつ毛やウィッグを何の気なしにプラスすることがあります。
特に言われない限りお金はかかりませんが、請求がきてびっくり!という人もいるよう。

ここで差がつく!ネイル&エステ

本間さん:「当日の花嫁姿に差をつけるなら、エステも必須です。何カ月もかかる高額なコースにしなくても、フェイス&背中のシェービング+フェイシャル数回でOK。この簡単なコースなら1回1万円~でご紹介しています。
1回でも大満足!とのお客様の反応もありますよ。うぶ毛を剃るだけでメイクのノリはぜんぜん違います!」

本間さん:「指先のケア&デザインも、ウエディングでは必要アイテム。例えば私たちのプロデュース会社では、フェイシャルエステ+ネイル(ケア、カラー、アート2本)で1.5万円~のプランをご紹介しています。
指輪交換の際に、新郎の目印になる左手の薬指には、とっておきのアートを施してアピールしましょう!」

編集部より
ホテル結婚式場や、通常のエステ&ネイルサロンにも、ブライダルコースが存在します。
結婚式をするホテルや結婚式場内のサロンを利用すれば、優待価格になる場合もあります。通常のサロンで行う場合は、ドレスのデザインが決まってから、見せる部分を集中的にケアできるコース賢く選択して。

ここで差がつく!装花

本間さん:「旬の花を使えばダンゼンお得! お花は時価ですから、バラ一つでも季節で価格が変動します。"白を中心に可愛らしく""グリーンでナチュラルに"というイメージを伝え、花材のアレンジはお花屋さんにお任せするのが得策。
注意すべきは、通常考える旬と、市場の旬はズレるということ。例えば、チューリップは4月ではなく1、2月、ひまわりは8月ではなく5月が安値。季節先取りの装花で、ゲストにインパクトが与えてはいかが?逆に、どうしても譲れない花材があるなら、予算をキッチリ伝え、その枠内でどのくらいのボリュームが出せるか確認を。また、その花材が安く仕入れられる市場の時期を優先し、結婚式の日取りを決めるくらいの決断がいりますね」

本間さん:装花の見積りは最低予算で出てきます。だから、グラスに、ケーキに、キャンドルに、受付に、ウエルカムボードに...と、どんどん加算されるもの、と覚悟しておくほうがいいでしょう。お花は、お料理と同じくらい、ケチらないほうがいいアイテム。ゲストの目に一番映るものですからね。
会場の構造によっては、エントランスの階段にアイビーを飾ると数万円の加算が発生する場合も。でも、お迎えのスペースやお化粧室の装花は、印象的なおもてなしを目指すならケチらずに」

編集部より
会場装花は、会場ごとに○万円~と、セット価格があるものです。含まれるのは、メインテーブルとゲストテーブル、ケーキテーブルなどですが、ゲストテーブルの装花は最低数で計算してあるので、テーブル数を増やせば、当然上乗せされます。
とっておきの秘策として、豪華な花器で見せて突破したという実例も。背の高いガラスの花器にゼリーを入れ、上のほうにちょこんとお花を飾る。ゲストには"斬新!"と喜ばれ、予算も守れる、ちょっと賢い裏技。ただし、花器のレンタル代は要確認ですよ!

ここで差がつく!トス用ブーケ

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本間さん:「トスするブーケは基本的に花嫁が持ったブーケなので、予算は0円。でも、記念に残したいから別のブーケを...、という場合は、同じデザインで一回り小ぶりに作れば、予算はやや抑えられます」

本間さん:「最近人気のプルブーケは、ブーケにつながるリボンを数人の女性ゲストが一斉に引き、アタリの1人がもらえるというもの。でも、このハズレというのが、トスブーケが受け取れなかった以上に悲しいものなんですよね。ハズレのリボンの先にクジを付けておき、駄菓子をプレゼントしてはいかが? 数百円のプラスでゲストが喜ぶなら惜しくないですよね」

編集部より
プルブーケで注意すべきは、リボン代が加算される点。会場に注文すると1万円なんてことも。
面倒でも自分で買って切り分ければ、1000~1500円で納まるはず。
【取材協力】サンジョルディ ウエディング (http://www.st-jordi.com/

クオリティ&ラグジュアリー"を追求するプロデュース会社。レストランウエディングを得意とし、コンサバティブから最新トレンドまでの様々なアイデアを豊富に提案してくれます。サロンは男性でも長居したくなる落ち着いた空気感が魅力。

~本間麻衣子さん紹介~

「結婚式という一生に一度の大切なイベント、そして高いお買物に、失敗は許されません!」と本間さん。"おふたりにとってたった一人のプランナー"を目標に、丁寧で粘り強いコンサルティングをしてくれます。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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