結納
今どきの結納スタンダード
2008/11/01 Sat
はじめに
まずは今どきの結納が、どんな風におこなわわれているのかをチェック。地域によって差がありますが、これを元に儀式の流れをしっかり把握しましょう。
その上で、必要となる"品"とその"意味"を知ると、結納という儀式の根底に根付く日本人の美学をも感じられるでしょう。
今の主流は略式結納。さて、ふさわしい儀式の進行とは?
仲人が使者となり、両家を往復する「正式結納」とは違い、一堂に会して、結納品を取り交わすのが略式結納。本来の進行役は仲人ですが、立てない場合は男性の親の受け持ちに。
挨拶や口上を父親が、受書や結納品を運ぶ役割を母親がおこないます。略式ならば、堅苦しくなりすぎないので、ふたりの自覚を深めて家族の絆を再確認できる、いい機会と考えましょう。
「結納プラン」なら介添えスタッフが段取りしてくれるのでお任せできます。だいたいの進行と口上を把握して、姿勢を正して美しく一礼すること心がければさまになります。
式自体は15~20分程度。式後には全員で会食を楽しむのが一般的な流れです。
◆進行と口上の一例
いかがでしたか?改まった場にふさわしい、食事のマナーが気になる方はこちらをチェック!
→食事のテーブルマナー【和食編】
→食事のテーブルマナー【洋食編】
これだけ必要!揃えるべき結納アイテム
1.「結納品」
結納金の金包に縁起物を合わせたもの。正式な「9品目」、略式の「7品目」「5品目」、また地域によっても品数は異なります。
2.「目録」
結納品の内容、品目や数量を記したもの。結納品に含まれる。
3.「家族書」
本人と同居して姓の同じ人物の名前と本人から見た続柄を記したもの。また、父方→母方の順に、同居していない祖父母、既婚の兄弟姉妹とその配偶者、おじ・おばとその配偶者の順に三親等まで親族の住所、続柄、氏名を書いたものを親族書といいます。最近は家族書だけにしたり、どちらも省略する場合もあるのでよく相談を。
4.「受書」
結納品を受け取った旨を記した領収書のようなもの。
5.「婚約記念品」
結納金に対して結納返し(関東では半額、関西では1割が主流)をしない場合、それに代わる記念品を贈る。長く使える腕時計などが人気。
参考文献:『誰も教えない食事のマナー』エイ出版/岩下宣子監修
Text/Kaname Nogami Illustration/Mika Nakamura
※情報はすべて08年11月の取材によるものです。その後、内容が変更する可能性もございますので、あらかじめご了承ください
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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