出産・育児

【初めての離乳食】赤ちゃんの月齢別・食べられるものの目安食材について

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月齢別・食べられるものの目安食材

離乳初期(5~6ヶ月前後)

母乳やミルクなどの「飲む食事」から、「食べる食事」が始まる時期。なめらかにすりつぶした状態のものをゴックンと飲みこめるようになります。

初めての食感に驚いて「べぇ」っと吐き出されたり、全然食べてもらえなかったりしてがっかりするすことも多々ありますが、「食事で栄養を摂らなきゃ!」と思いつめず、「食事に慣れていく時期」だと割り切って、赤ちゃんのペースを見ながら、のんびり広い心で進めていきましょう。

◎野菜主食

米、じゃがいも、さつまいも、乾めん(そうめん、うどん)、食パンなど

◎野菜

かぼちゃ、にんじん、大根、トマト、ブロッコリー、りんご、バナナなど

◎たんぱく質

豆腐、きな粉、かれいやタラなどの白身

離乳中期(7~8ヶ月前後)

少しずつ食事することに慣れてくる頃。やわらかい食感のものをモグモグするようになってきます。

舌でつぶせるくらいの固さに調理するようにします。そろそろスプーンやマグで水分を摂る練習をスタートするのもいいでしょう。

◎主食

スパゲッティ、マカロニなど

◎野菜

なす、きゅうり、ピーマン、アスパラガス、玉ねぎ、のり、わかめなど

◎たんぱく質

納豆、鮭、鶏肉、プレーンヨーグルトなど

離乳後期(9~11ヶ月前後)

口をモグモグさせて、だんだんと噛む力がついてきます。バナナの固さを目安に、いろいろな食材に挑戦してみましょう。

この頃になると自分で食べようとする意欲が見えてくるほか、「遊び食べ」をする子も出てきます。食べ物への関心が高まっている証拠でもあるので、やさしく見守ってあげてくださいね。

◎主食

ロールパン、ホットケーキなど

◎野菜

やわらかくすれば、ほとんどの野菜・果物が使える

◎たんぱく質

いわし、豚、牛の赤身肉、レバー、大豆、全卵など

完了期(1歳~1歳半)

きちんとかんで食べられるようになり、栄養の大部分を食事で摂るようになる時期。この時期に卒乳する子も多いでしょう。やわらかく調理すればほとんどの食材を使うことができるようになりますが、アレルギーへの配慮や、刺激物や消化の悪いもの、のどに詰まりやすい食材は避けるなどの注意はお忘れなく。

この頃は、食べ方や量、食の好みに個人差が大きく出てきます。「大人の食事から取り分けできるようになって楽になった」というママ友の話を聞いてうらやましく思ったり、焦ったりすることもあるかもしれませんが、赤ちゃんが「食事の楽しさ」を知る大切な時期。

周りを見て比べたりせず、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり取り組んでいきましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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