出産・育児
【月齢別育児】安心して生後3ヶ月の育児をしてみよう!
2014/07/28 Mon
悩みも出て来る生後3ヶ月
生後3ヶ月ともなると、身体だけでなく知能もしっかり成長をしています。そのため、赤ちゃんとの生活で「これはなぜ?」「これでいいの?」という新たな疑問が起こる頃でしょう。あまり心配せずに、この時期にしか見られない成長の過程をしっかり見てあげてくださいね。ここでは生後3ヶ月頃の代表的な悩みをピックアップしてみました。
どうしたらいい?生後3ヶ月の育児
指しゃぶりっていいの?
生後3ヶ月になると、赤ちゃんが自分の手を見つめていることがあります。これも大切な発達のひとつで、自分に手があることを発見した証拠です。手の認識が出来ると、物を掴むことが可能になります。身体の発達に加えて知能も発達をはじめているのです。
また、この時期に指しゃぶりをし始める赤ちゃんがいます。赤ちゃんによっては指全部を口に入れたり、数本同時にしゃぶる子もいるでしょう。徐々に親指をしゃぶるスタイルへ変化していきます。指しゃぶりは癖になる、など行為そのものが気になるお母さんもいるかもしれませんが、この時期の指しゃぶりは大切な発達過程なので心配いりません。赤ちゃんが初めて出会う遊びだと思い、見守ってあげて下さいね。
また、手を使って物を握らせる遊びなどに誘いかけてあげるのも良いですね。
なかなか泣き止まないのはなぜ?
赤ちゃんの体が大きくなるにつれ、泣き声も大きくしっかりしてきます。また、これまでは空腹時やオムツ替え、眠たいときなど生理的欲求を伝える手段として泣いていたのですが、これらの欲求が満たされていても泣き続けるときがあります。これは夕方などに起こることから「夕暮れ泣き」「たそがれ泣き」と呼ばれています。
夕飯の支度の時間ごろに泣き続けるのでお母さんの辛さは倍増するのですが、家事は出来る時に行うようにして、あまりにも泣く場合は散歩に出るなどの気分転換をはかると良いでしょう。毎日泣かれ続けると気が滅入ることもあるかもしれません。
しかし、このような泣き方は一時的なもので発達とともになくなります。この時期だからこそ現れる成長のひとつとして、気楽に構えてくださいね。
【生後3ヶ月のイベント】お食い初め、どうする?
赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願いを込めて食事をする「お食い初め」を生後100日前後に行います。さらに家族の年長者が赤ちゃんに食事を"食べさせるふり"をすることでご長寿にあやかることが出来る、と言われています。
本来、お食い初めで使用する食器は漆器や素焼きの器などとされていますが、最近では離乳食開始に備えて購入をしたベビー用食器を利用したりすることも増えています。食事の内容は一汁三菜の「祝い膳」と呼ばれ、尾頭つきの魚などが用意されますが、この機会に一品一品に込められた意味を学びながら用意をするのも楽しいですよ。
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