料理・レシピ
「一汁三菜」を手軽に叶えて、家庭的アピールできる「豚汁」レシピ
2014/06/05 Thu
きみといれば、健康的な老後が送れそうだ......と妄想させちゃおう!
今年こそ、彼の「結婚を考えるスイッチ」をオンにしたい~!と日夜、頭を悩ませるレディの皆さん、こんにちは。
結婚への近道といったら、やっぱり料理の腕を上げること!
でも結婚は生活ですから、毎日得意料理をドーンと一品作っておけばいいってものじゃありません。毎日の食事で、愛する彼の健康を気づかい、メタボや生活習慣病にさせない工夫が必要になります。
......そんなの栄養士じゃないんだからできなーい!なんて嘆くことありません、だってここは日本ですもの!
今や世界遺産にもなった「和食」。その基本は皆さんもご存知「一汁三菜」。ごはんを主食とした、主菜1品+副菜2品+汁物という、バランスのとれた食事。和・洋・中......ごはんに合うおかずの種類は無限大です。日本が世界に誇る長寿国になったのも、こんな食文化が影響しているんでは?と言われています。この、世界に誇る日本型食生活を基本にすれば、彼の健康も胃袋もあなたのもの!
とはいえ、いきなり4品の献立を考えて、彼の時間に合わせて作るのはちょっと大変ですよね。そこでオススメしたいのが具だくさんな味噌汁! そう、「一汁」と「一菜」を兼ね備えちゃうブラボーな一品! なかでも、栄養バランスが優れている豚汁は、覚えておいて損はないレシピです。湯気の向こうに色とりどりの野菜、豚肉の豊かなコク......イメージだけでも十分あたたかーい家庭が想像される「豚汁」。
おじいちゃんおばあちゃんになっても、並んで縁側でお茶をすすっているような、ほのぼのチャーミー夫婦でいたいですよね。そのためにはふたりとも健康で長生きがいちばん!食生活の基本となる「一汁三菜」への第一歩を踏み出してみませんか?
今回は、独身男子が結婚したい!と唸る「豚汁」をプロのシェフに教えていただきました。
材料・調味料(4人分)
豚バラ肉......200g 2~3cm幅に切る
大根......1/4本 いちょう切り
人参......1/4本 いちょう切り
椎茸......4個 乱切り
ごぼう......1/5本 乱切り
たまねぎ......1/2個 くし形切り
じゃがいも......1個 くし形切り
長ねぎ......1/5本 輪切り
こんにゃく......1/4本 ひと口大にちぎって、下ゆでする
七味とうがらし......好みで適量
◆調味料
├信州みそ......50g
├だし......1.5リットル
├みりん......大さじ1
├醤油......大さじ1
└酒......大さじ1
作り方(調理時間:約30分)
【STEP1】
鍋にみそ以外の調味料を入れて沸騰させ、豚バラ肉を入れる。
※みその他、醤油を入れて味をしめ、みりんと酒を隠し味に。
※調味料を沸騰させたら豚バラ肉を入れ、だしをとります。
【STEP2】
アクをきれいに除いたら、野菜を入れる。弱火に落とし、浮いてきたアクをすくりとりながら15分ほど煮る。
※野菜は、豚のアクをきれいに除いてから加えること。
【STEP3】
野菜がやわらかくなったら、みそを煮汁少々で溶いて加え、すぐに火を止める。
※みそは煮立てると香りが飛んでしまうため、野菜に火が通ったのを確認してから溶き入れて、すぐに火を止めましょう。
【STEP4】
碗に盛って、七味とうがらしを振る。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
※みそはグツグツ煮てしまうとそのふくよかな香りが飛んでしまい、おいしさが半減。最後の最後に加えて、煮立つ前に火を止めるのがシェフならではのポイントです。
※せっかくおいしい豚汁ができたのなら、盛りつけだってこだわりましょう。具だくさん味噌汁には、プラスティックの汁椀は似合いません。ぬくもりを感じる木製で、かつたっぷりよそえるよう、大きめサイズの汁椀がベスト!
※シンプルな料理だけに、アク取りやみそのタイミングなど、細かな気遣いが味を左右します。簡単だからって手を抜かないように!
※具は、冷蔵庫の残り野菜などでもOK!
徳うち山 工藤 淳也 シェフ
1978年山形に生まれる。子どものころから食べるのが大好きで、小学校高学年でオヤツ代わりにチャーハンやオムライスを作るなど、料理の才覚にめざめる。高校は調理科を専攻し、同時に叔父が営む小料理店を手伝う。紹介をうけて「日本橋 とよだ」で4年ほど修業。ドイツの日本料理店「室町かつ野」料理長、数々の日本料理店、イタリア料理店で料理の見識を深め、「銀座 うち山」に2年ほど勤務。2011年8月「銀座 うち山」から暖簾分けして、独立。陶芸や器の収集が趣味という店主のセンスが生きた、目にも舌にもおいしい日本料理にファンも多い。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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