料理・レシピ
思わぬ罠にかかる前に!ロールキャベツでアスパラベーコン男子を攻略☆
2014/05/28 Wed
草食系男子だって時間をかけて旨味を引きだせば、プロポーズも夢じゃない!
最近、巷に溢れる○○系男子。
肉食に始まり、草食、クリーミー、仙人......あと、なんでしたっけ?カフェオレ様??なんとまあ、新種の男子があれよあれよと増えていくものですね。皆さんのダーリンはどんな男子でしょう?
そんな○○系男子のなかでも、婚活女子の行く手を阻む壁となりがちなのが「アスパラベーコン男子」。
一見、肉食系かと思いきや、一皮むいたら淡白な草食系男子だった......そんなアスパラベーコン男子、中身は繊細な草食男子ですから、おつきあいをすることができても、プロポーズとなると容易なことではありません。
肉食男子に見えても、その実、自分からアプローチするのが苦手で、ゆっくりゆっくり歩みを進めるタイプの彼に結婚を意識してほしい場合、焦りは禁物。「ワタシは結婚したいのよ~!ほれ!ほれほれ!プロポーズせい!」......などと尻をたたいてはいけません。そのもどかしい気持ちはわかります。わかりますが、アスパラベーコン男子に男らしいプロポーズを期待するなら、彼のペースを守りつつ、少しずつ少しずつ、穏やかにプロポーズの方向に道案内するのがポイント。
そしてそこに料理の力をプラスするなら、対極にある「ロールキャベツ」がもってこい!
アスパラベーコン男子に足りないお肉部分もたっぷり♡ しかも、じっくりコトコト煮込んで、野菜とお肉の旨味を充分引き出してからいただく......という、まるでアスパラベーコン男子の攻略法を表しているかのようなレシピ! そこには「美味しさを最大限引き出すためには、待つことも大事(本当は肉食男子並みにスイッチが入ってほしいんだけどネ)」という、婚活道の極意も隠されているとかないとか。
そこで、アスパラベーコン男子に結婚を決意させちゃう「ロールキャベツ」を、プロのシェフに教えていただきました!
材料・調味料(8個分)
キャベツの葉......大8枚 ゆでて氷水で冷まし、水気をきる
牛ひき肉......300g
玉ねぎ......1/2個 みじん切り
◆A├卵黄......1個
├パン粉 .........50g
├牛乳......大さじ2
├コーンスターチ......大さじ1
├塩......小さじ1
├こしょう......少々
├バター......大さじ2
└ベーコン......30g 5mmの角切り
◆B├にんじん......1/2本 5mmの角切り
├玉ねぎ......1/2個 5mmの角切り
└セロリ......1本 5mmの角切り
トマト......1個 5mmの角切り
白ワイン......大さじ3
ローリエ......2枚
ブイヨン......4カップ 固形ブイヨンの素を水で溶く
トマトペースト......1/2カップ
コーンスターチ......大さじ2
水......大さじ4
塩......適量
こしょう......適量
サラダ油......適量
ブロッコリー......適量 茹でておく
サワークリーム......適量 生クリームで代用可
作り方(調理時間:約60分)
【STEP1】
(下準備)・キャベツの芯は包丁でそぎ、葉と同じ厚さにする・フライパンにバターを入れて弱火で玉ねぎを炒め、透明になったら取り出して冷ましておく。
【STEP2】
ボウルに牛ひき肉、(A)、冷ました玉ねぎを加えて、粘りがでるまで手でよくもみ込む。8等分して丸め、キャベツの芯にのせて1~2回転くるりと巻いたら、片側を折りこむ。
【STEP3】
最後まで巻いたら、折り込んでいない側を指で中に押し込み、俵型にする。入れづらいようであれば、余分な葉を切り落として調整する。
【STEP4】
鍋を中火にかけてサラダ油を熱し、ベーコン、(B)を炒める。野菜に油が回ったらトマトを加え、白ワインを入れてアルコール分を飛ばす。
【STEP5】
鍋に包んだキャベツを敷き詰める。ローリエ、ブイヨン、トマトペーストを加えて強火にかけ、沸騰したらアクを除き、控えめに塩をする。落としぶたをして30分ほど煮込む。
※キャベツはきっちりと巻き、鍋のなかで動かないように巻き終わりを下に並べます。すき間ができてしまったら、切り落とした芯や葉を詰めこんでください。
※煮込むほどに野菜の甘みがでて、とろけるようなおいしさのロールキャベツ。できれば1時間ほど煮込むのがおすすめです。
【STEP6】
塩、こしょうで味を調え、コーンスターチでとろみをつける。器に盛り、お好みの野菜(この場合はブロッコリー)を飾り、サワークリームをのせる。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
※シェフのアドバイスの通り、キャベツの巻きが肝心要! ゆるく巻くと煮崩れやすくなり、結果、バラバラして食べにくくなってしまうので、きつめに巻きましょう。成型が難しいようであれば、巻き終わりを爪楊枝で留めるのでもかまいませんよ。
※最後のサワークリームは、コクとまろやかさをプラスし、本格的なひと皿にしてくれるプロの技。生クリームでも代用できますが、使い切れないなぁ......という場合は、なくてもかまいません。※とろとろになるまで煮込めば箸でも食べられるロールキャベツ。でもできれば、レストラン気分でフォークとナイフを使っていただきたいもの。付け合わせには「ポテトサラダ」と温め直したバゲットがベスト!
※みずみずしくて甘~い春キャベツで作ると、いっそう美味! 旬の時期を逃さず、愛情たっぷり込めて煮込んでみてくださいね。
たいめいけん 茂出木 浩司 シェフ
昭和6年創業の「たいめいけん」オーナーシェフ。1994年3代目就任後、むかしながらの味を求めるなじみの客を大切にしながらも、時代にあった新しさを追求。2001年、三越日本橋本店に「デリカテッセン・ヒロ」をはじめ東京を中心に展開する「洋食や三代目たいめいけん」をプロデュース。波乗り、レーシングカート、4輪レース、カイトボーディングなど多彩な趣味をもつ。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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