出産・育児

【育児相談:ベビーの食事】ベビーフードだけじゃいけないの?

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ベビーフード

赤ちゃんの離乳が終わるまで、お母さんは毎日大変。赤ちゃんの様子を見ながら、その時期にあったものを調理して、食べさせて...。つい市販のベビーフードやレトルト食品に頼ってしまうのも仕方のないことです。でも「手料理ではなく、ベビーフードばかりでいいの?」と不安にもなりますね。メリットとデメリットを知り、上手なお付き合いの仕方を一緒に考えてみましょう。

栄養面は問題なし!その他、ベビーフードのメリット

「ベビーフードは良くないもの」とイメージで決め付けるのはナンセンス。様々な利点を改めて見てみましょう。

栄養面・安全面は問題なし!

日本ベビーフード協会の定義によれば、『ベビーフードとは、乳児および幼児の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順次一般食品に適応させることを目的として製造された食品のこと』。国内でベビーフードとして製造・販売されているものについては、製品規格や品質基準、表示方法などについて設けた自主規格に沿って、栄養面にも配慮して作られています。

保存や持ち運びに適している

パウチやビンに入っていて、保存期間の長いものがほとんど。外食はもちろん、「いざ」という時のためにストックしておけば、お母さんの心も軽くなりますね。

調理の難しいものや少量では使いにくい食材も取り入れやすい

たとえばレバーのような調理に手間のかかるものも、ベビーフードならトライが容易。手間をかけて作ったけど食べなかった...なんてがっかりすることがなくなります。

離乳食作りのヒントがいっぱい

食材をカットする大きさや硬さ、味付けなど、ベビーフードは離乳食作りの格好のお手本。自分で作るときの参考にしてもいいですね。

こんなに優れたベビーフード!でもパーフェクトではない

良いこと尽くめに見えるベビーフード。でも、どうしても「手作り」には及ばない面があるのも確かなようです。

価格が高い

いくら安価になってきたとはいえ、手作りに比べれば一食あたりのコストは高くつきます。何かとお金のかかる乳幼児期、余計な出費は抑えたいものですね。

素材の味や特長、季節感がわかりにくい

赤ちゃんの食べやすさを追求した結果、味や食感、素材がワンパターンになりがち。いろいろな味を知ることで、赤ちゃんは味覚の体験を積んでいくもの。バリエーションの幅という面では「家庭の味」にはどうしても、かないません。

便利なベビーフード。手作りと組み合わせて、上手に生活に取り入れて!

ベビーフードのメリット・デメリットは、ご理解いただけましたか?お疲れの日やお出かけの時など、部分的に取り入れるのが、良い付き合い方のようですね。ここでは上手な利用方法を紹介します。

おかずの一品にする

何品も作るのは大変。そんな時こそベビーフードの出番です!

味の変化をつけるために利用する

ソースやディップのように使えば、味のバリエーションのひとつにできますね。

アレンジに使って、調理時間を短縮する

ゆでた野菜を切って加えたり、ごはんを加えて煮込んだりすれば、わが家ならではの味も加わり、満足度もアップします。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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