結婚式二次会・パーティ
二次会ゲスト、どこまで呼ぶべき? 招待時のマナーとは
2014/07/29 Tue
ウエディングの二次会、ゲスト招待の基準
パーティの内容に合わせて招待客を選ぶ
結婚式の二次会は、これまでお世話になり、今後もお付き合いしていきたい方を招き、お祝いしてもらうパーティ。それだけに、誰に声をかけ、かけないのかという線引きは難しく、招待客選びは多くの人が悩むところです。結論からいいますと、特に決まりはありません。
結婚式と比較すると二次会はカジュアルな場ですから、親しい友人やふだんお世話になっている方に加え、なかなか会えない人や恩人など幅広いゲストを招待できるチャンスです。開催したいパーティの内容(多くの人にお祝いしてもらいたいのか、少人数でじっくりゲストと話せる場にしたいのかなど)に合わせて、親しい友人、仕事の同僚、恩師や学生時代の仲間など招待する方の基準を決めましょう。
けれど、招待のラインを決めたら、その基準の枠内で、できるだけすべての人を招待したほうがよいですね。今後もお付き合いが続く方々に、声をかけた、かけなかったことで区別したと思われてしまってはマイナスです。
また、会場の規模に合わせて、キャンセルや欠席を予め見込んだ上で、多めに呼びかけすることが大事です。また、欠席が多かった場合に備えて予備候補のリストも用意しておくこともポイントです。
ゲストを選ぶ際に気をつけたいこと
ゲストにとっても素敵なパーティにするために
ゲストを招待する際に大切なのは、お祝いをしてもらうパーティであると同時に、来て頂く方にとって楽しい場であること。それゆえ、招待に悩むのは、遠方の方です。二次会パーティのためだけに呼ぶのは、相手の負担になってしまうかもしれませんし、招待しないのも失礼にあたるかもしれません。これも特に決まりがあるわけではないのですが、「お呼びしたかったのですが、遠方のためご迷惑になると思いご報告だけさせていただきます」とお知らせをするのが互いに気持ちよいのではないでしょうか。
同様に、招待はしなかったけれど、大切な方々にもきちんと報告をしておきましょう。また、招待客を選ぶ際に、配慮すべきなのはゲスト同士の関係性です。当日ぽつんとしている人がいないよう、できるだけひとり参加にならないように招待メンバーを考えたり、「○○さんにもお声をかけています」と、一緒に参加してもらえるようなさり気ない根回しもしておくとよさそうです。
招待は新郎新婦、幹事のどちらがおこなう?
幹事主導で、出欠状況をタイムリーに把握
ゲスト選びが一通り決まった後、実際に二次会パーティへの招待は、新郎新婦または幹事のどちらがおこなうのがよいでしょうか? 一見、ゲストとの関係性がある新郎新婦が結婚の報告とともにしたほうが、幹事の手間が省けてよいような気がしますが、実際には実務を担当する幹事とさまざまなすれ違いが出てきてしまうことが多いようです。
幹事には、会場との連絡を含め、ゲストの出欠状況によってタイムリーにさまざまな準備が必要となってきますので、招待客選びは新郎新婦がおこない、そのリストを元に幹事が出欠確認をおこなうのがスムーズです。ただし、メールなどでお知らせする場合は配慮が必要。幹事と直接面識のない人の招待などは、アドレスを知られたことに対し不快感を抱く人もいるかもしれません。
そういう場合は新郎新婦より事前に「招待メールを幹事から送らせてもらうね」などと招待ゲストにひと声かけておくようにしましょう。
いずれにせよどうしても直接連絡取りたい人や、細かなゲストの調整などについては、新郎新婦と幹事とでよく話し合いながら進めるのが賢明です。
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