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ウエディングドレスの基礎知識~スカートの種類

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スカートの種類

ウエディングドレスのもっとも印象的な部分といったら、やっぱりスカート!
体型カバーだけでなく、全体の印象をも変える部分なので、どんな種類があるのか事前に知って、自分がなりたい雰囲気をあらかじめ決めておくとドレス選びもはかどります。

スカートデザイン、6つの種類

1,オーバースカート

ドレスのスカートの部分にさらに重ねて着る、二重構造のデザインのこと。上に重ねる方のスカートを「オーバースカート」と言います。
スカートのボリュームを出したい場合やシルエットを変えたいときに活躍。お色直しやパーティ前のイメージチェンジに。

2,ギャザースカート

ウエスト部分で布地を縫い縮め、裾にかけて広がるひだを作ったデザインのこと。
縫い幅が狭く、ひだが多いほどボリュームがアップ。身頃とギャザーのボリューム差をつけることによって、ウエストを細く見せる効果があります。

3,タッキングスカート

スカートの生地にひだ(タック)をよせて、ボリュームを出したデザインのこと。
シンプルなラインのドレスでも、スカート全体にタッキングすることで、空気を含んだ自然なふくらみが増し、ボリュームが出て華やかな印象になります。

4,ティアードスカート

ティアードとは、「段々に積んだ、重ねた」という意味で、その通りフリルやスカート生地を帯状に段々に重ねたデザインのこと。
布の切り替え部分にギャザー、フラウンス(フリルより大きなひだ)、フレアー、タックなどを入れ、裾に向かって広がる形をつくります。女性的で可愛らしい印象にしたい人におすすめ。

5,バッスルライン

「バッスル」とはスカートのヒップ部分を膨らませるために用いる腰あてや枠のこと。
バッスルを入れてヒップラインを美しく大きく膨らませたシルエットをバッスルラインといいます。19世紀に流行したもので、ウエストを細く見せ、エレガントな印象になります。

6,バルーンスカート

風船のように丸く膨らんだシルエットのスカート。
ウエストと裾をギャザーやプリーツ、シャーリングなどで絞り、真ん中をふくらませたものや、裾線をきちんと処理をしないまま、折り目をつけずに折り返して、ふっくらとさせたものなどがある。ウエストをすっきり見せ、華やかな印象を演出できます。

スカートの印象を変えるふたつのポイント

トレーン

ドレスの後ろに長く引きずるスカートの裾の部分(引き裾)のこと。長ければ長いほどエレガントに、短ければキュートでカジュアルな印象になります。
長いバージンロードの教会挙式なら長いトレーン、こぢんまりとしたレストランなどでは短いトレーンなど、会場に合わせて美しく映えるものを選んで。

ドレープ

ドレープとは布を垂らしたときにできる、ゆるやかなたるみやひだのこと。
スカートのデザインに取り入れると、優雅さや上品さを印象づけることができます。スカート以外にもネックラインやウエスト回りなどにも使われています。

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