結婚・結婚準備
これから来る?気になるワード「ラスティックウエディング」
2014/12/25 Thu
アメリカなどで注目を集めている結婚式の新しいスタイル。それが「ラスティックウエディング」です。聞き慣れない言葉で、いまひとつ想像がつきにくいけれど、いったいどんなウエディングスタイルなのでしょうか。調べてみました。
どんなウエディングスタイルなの?
ラスティック(Rustic)。直訳すると「素朴な」とか「飾り気のない」という意味を持つ言葉です。その通り、ラスティックウエディングとは、シンプルで、ナチュラル、飾り気のないウエディングスタイルのこと。例えば、ホテルや結婚式場でのゴージャスで煌びやかな結婚スタイルや、神社での和婚とも異なる、素朴な結婚式です。
特に象徴的なのは、主にアウトドアで行われるところ。自然に囲まれて、気持ちのよい日差しを浴びながら、温かみのある結婚式を行うのがラスティックウエディング。そこにある自然や植物を最大限に活用し、人の手を必要以上加えない素朴さ。そこにチャーミングを見出した欧米花嫁にも人気を集めるラスティックウエディングスタイル、これからの要注目ワードですね。
どうすれば叶う?
日本でももちろんラスティックウエディングは叶います。軽井沢などのリゾート地にある会場で、森の中にテントを張り、たき火を囲んでソファーを並べる。カトラリーやタグ、ネームプレート、椅子やテーブルもできる限りナチュラルな木材を使ったものでセッティング。挙式はゲストに見守られながらの人前式。ゲストのための料理は、ハーブやスパイス、その土地土地の食材をふんだんに使って。盛りつけには季節の草花や果物もあしらいましょう。
四季折々の自然の恵みを、食だけでなくすべてのアイテムに取り入れて、あくまでも自然体で、ゲストに感謝の気持ちを伝えられるのがラスティックウエディングの魅力です。
ウエディングドレス、アイテムなどは?
ラスティックな雰囲気を醸すには、ドレスもアンティーク調のワンピースのようなものがベスト。ヘアスタイルもふわふわダウンヘアなどでボヘミアン風にしてもいいでしょう。森の中の結婚式にカッチカチのタキシードは似合いません。男性は少しラフなシャツ&ジャケットでもOK。
また、他の小物もビンテージものやカントリー調など、統一したデザインを選ぶのが決め手。ブリキのバケツや牛乳瓶を花器にしたり、木の器を多用したりとウエディングらしくないと思われるかもしれませんが、出来上がりの世界観はとってもチャーミング! 形式にとらわれないカップルに、ぜひ選択肢のひとつにしてほしいウエディングスタイルです。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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