結婚・結婚準備

ウエディング当日だけではない!準備から活用できるSNS

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ウエディング当日だけではない!準備から活用できるSNS

日々の記録を残し、共有するだけでなく、家族や友人との連絡手段、はたまた備忘録として、今やSNSは欠かせないものとなりました。スマホひとつあれば撮影から投稿までできてしまう手軽さもうれしいですよね。そんなSNSは、もちろん結婚準備にだって活用できちゃいます。結婚式当日の写真を撮ってアップするだけでなく、ふたりの結婚式までの道のりをあますところなく残せるよう、SNSを活用するポイントを紹介します。

いま、どんなSNSを使ってる?

LINE、Facebook、twitter、instagram、Pinterest、Google+・・・。
世の中にはたくさんのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)があります。機能もサービスもそれぞれで異なりますが、イマドキのプレ花嫁なら複数のサービスを使い分けしているのが当たり前。いやいや使い分けほどではなくても、複数のサービスのアカウントを保有していて、多くの人とつながり、情報や画像を共有することは、もはや日常の光景といえるでしょう。
だからこそ、結婚準備にだってSNSは必要不可欠! 上手に使いこなして、ぜひ憧れの結婚式を叶えちゃいましょう!

まず始めに、結婚準備用のアカウントを作る

まず始めに、結婚準備用のアカウントを作る

結婚準備にSNSを使う場合にまず最初にするべきことは、結婚準備用のアカウントを取得する、ということ。どのサービスを使うのもあなた次第ですが、今まで使っていたアカウントをそのまま使うことは避けましょう。それには2つの理由があります。
・誰もが祝福して見守ってくれるとは限らない
・結婚式当日まで詳細を知られずにいられる

結婚準備期間は、ハッピーオーラも満開。彼とのラブラブ準備シーンや、かわいいウエディングアイテム、ドレスの試着シーンなどを、「美味しいランチ食べたよ!」と同じような気持ちでシェアしたくなる気持ちもわかりますが、結婚は(特に適齢期の女性にとっては)ナイーブな話題。受け取る側の状況や気持ちによっては「何これ、幸せアピール?」「ただの自慢?」などと、ネガティブに取られかねません。数回であれば流してもらえるかもしれませんが、何度も続くと「自分の幸せ自慢ばっかり!」とさらにネガティブに受け取られることにもなりかねません。そんなことで友人を失うのも残念ですし(もっとも、そんな友人なら失ってもいいのかもしれませんが)、自分が知らず知らずにハッピーの押し売りをしてしまう気遣いのできない人になってしまうのも避けたいもの。でもそんなこと考えていたら四方八方気を遣いすぎて投稿ができなくなってしまいますよね。それならいっそ、普段のコミュニティとは距離を置き、専用のアカウントを作ることで存分に結婚準備を楽しめます。

その専用アカウントを結婚式にお招きする人には知られないようにしておけば、どんなドレスで、どんな内容で、どんなおもてなしをするかは当日までシークレット!サプライズだって叶いますし、ゲストの期待値だって上がっちゃいます。もしもバレてしまっても「当日まで秘密にしておきたかったから」と言えば問題ありません。必要があれば、二次会専用のアカウントも作っておくと、幹事に結婚式の内容は秘密にしながらも、二次会の情報は共有しながら進められるので便利ですね!

投稿しなくても、フォローするだけで情報収集に

さて、結婚準備用のSNSアカウントが用意できたら、会場、ウエディング情報サイト、ドレスブランド、フラワーショップなど、気になる、役に立つアカウントをどんどんフォローしましょう。最初は自分で投稿することが少ないかもしれませんが、フォローするだけでも新鮮な情報が毎日入手できるので、チェックするのが楽しくなります。インターネットの世界なら、海外のウエディング情報も簡単に入手できてしまうので、憧れのウエディングイメージをふくらませるのにももってこい! 「ステキだな」「これやりたいな」と思った画像にはいいね!をしたり、Pinterestにまとめておくと、プランナーとの相談時や、会場の比較検討にも役立ちます。

フォローしなくても、検索ツールとしても使えちゃう!

フォローしなくても、検索ツールとしても使えちゃう!

SNSのいいところは、フォローしなくても目的の情報に早くたどり着けること。TwitterやInstagramは投稿自体がハッシュタグなどで分別されているので、ハッシュタグで検索すればあっという間に絞り込み完了。画像検索をするよりも圧倒的に早く、しかもノイズが少なく、お目当ての情報にたどり着けます。しかも、SNSの場合、リアルな情報が多く、実際の準備において参考になる意見が満載! 空いた時間にサクッと検索できるのもうれしいですね。
逆に、自分の投稿を見てほしい場合は、結婚準備にまつわるハッシュタグをつけることを忘れずに!折々の準備シーンを撮影して、共通のハッシュタグで投稿しておけば、結婚式が終わった後にまとめて見返すことができるのもうれしい!

さらに卒花嫁やプレ花嫁とつながってみる

また、他のプレ花嫁や卒花嫁とつながって、交流ができるのもSNSのいいところ! 同じプレ花嫁だからこそ相談できること、分かち合えることもたくさんありますし、先輩花嫁に聞きたいこと、実際の感想を聞いてみるなど、つながりをもつとググッと視野が広がります。ふたりの理想の結婚式を叶えるためには、ぜひ積極的になることをオススメします。
最近では、プレ花嫁や卒花嫁が集って行う"花嫁会"なるイベントもあります。インターネット上だけでなくリアルで交流できると、また踏み込んだ相談事もできるようになりますし、共感できることもたくさん。他の友人ではちょっと誘うのに躊躇するプレ花嫁向けのイベントなどに一緒に出かけることもできそうですね。

決断力が鈍ったときに助けてくれる

また、同じ境遇のプレ花嫁や先輩花嫁とつながっておくと、いざ選択に困ったときや、彼が協力してくれないとき、両親が納得してくれないときなどに助け船を出してくれることも。こういうときは、経験のない独身の友人よりは、経験者や同じ境遇の人の方が実感のこもった解決策を提案してくれます。
特に、信頼できる先輩花嫁がいると、ドレスやブーケ、ヘアスタイルなどに迷ってしまったときをはじめあらゆるポイントで、客観的かつゲストの立場や実際の状況などを踏まえた上でのアドバイスをしてくれるはず。自分と価値観の合いそうな先輩花嫁がいたら、コミュニケーションを深めてみるのもいいですね。

当日ゲストに心地よく使ってもらうために準備すべきコト

当日ゲストに心地よく使ってもらうために準備すべきコト

結婚準備にSNSをフル活用しつつ、もちろん、当日にもSNSは大活躍!なんといっても本番ですから、まずはゲストにたくさん写真を撮ってもらいましょう!ふたりが知ることのできないウェイティングのひとコマ、お色直しの中座中など、ゲスト同士で撮影し合った写真なども、新郎新婦だって見たいですよね。そこで、SNSを有効活用しましょう!

例えば、InstagramやTwitterならこの日のためのハッシュタグを用意し、FacebookならFacebookページを作ってもいいでしょう。LINEならグループをつくればアルバムなども使えるので便利ですね。何か1つ、みんなが撮影した写真を集約できる場所を作るのです。
それらを準備したら、ゲストに伝えるべく、サインボードを作ります。「Instagramにあげるときはこのハッシュタグを入れてね」「フェイスブックページはこのアドレス!」ということがわかりやすく、オシャレに描かれていればOK。Instagramなどに、たくさん例があるのでチェックしてみるといいですね。
併せて、会場に、ゲストにも使えるWi-Fi環境があれば、そのパスワードなどもサインにしておくといいでしょう。まずは会場に相談の上、使える場合は席次表などに加えてもいいですね。

さらに気を配るとすれば、ゲストのスマホ用の充電スポットを作るのもアイデア。個口の多めの電源タップやポートを用意しておく(可能ならUSBケーブルも)いいでしょう。当日、モバイルバッテリーを忘れてしまうゲストがいるかもしれませんし、思いの外早く充電が切れてしまって二次会まで保たないかも!となるゲストもいないとは限りません。どんな不測の事態が起きても安心して過ごしてもらえるように、いくつものパターンを先回りして、十分に準備しておくと安心ですね。

以上をまとめると・・・
準備しておくことは、
・ハッシュタグやグループ
・ゲストに伝えるサインボード
・可能ならWi-Fi環境を整える
・充電スポットを設置する
です!

それって自慢?と思われないためのSNSマナー

さて、SNSはインターネット上のつながりではあるものの、そこにはリアルの世界と変わらないコミュニケーション能力が必要だということは、みなさんもよくおわかりだと思います。結婚が決まって、ハッピー全開でSNSに投稿しまくっても「・・・それ、自慢?」と受け取られてしまう可能性があることは先ほどもお話ししました。
たとえ、結婚準備専用のアカウントを作ったとしてもそれは同じです。「私って○○だから」「私のこれ見て!」・・・つながりを持った人の投稿には反応せず、自分アピールばかりでは専用アカウントだとしても、ひんしゅくを買ってしまうはず。
最低限の礼儀はもちろん必要ですし、コミュケーションツールとして使うのであれば、自分のことばかりでなく、相手のことにも耳を傾け、相談に乗るなどしてキャッチボールをするようにしましょう。人間関係を広げることによって視野も広がり、結婚準備がいっそう楽しくなるはずです。

ナシ婚さんがSNSで結婚報告をする場合

ナシ婚さんがSNSで結婚報告をする場合

結婚式をするカップルだけでなく、入籍報告にSNSを使うカップルもいるでしょう。また、結婚式を挙げていても、「お招きできなかった人にもお知らせしたい」とSNSを使う人もいると思います。そんな時も、やっぱり配慮が必要。結婚報告の場合は、あくまでも淡々と客観的に報告するのがベスト。さらに以下の点に気をつけて、結婚報告をするといいでしょう。

・ラブラブすぎて生々しい写真をアップしない
Instagramやfacebookなど、写真も共有できるSNSを使う場合は、どんなにふたりがラブラブでも必要以上にベタベタした写真は投稿しないように。婚姻届をふたりが持ったツーショットよりは、婚姻届だけのほうが◎。ちょっと気恥ずかしいポージングのものよりは、自然な表情のものがいいですね。もしも迷ったら、相手の立場に立ってみるのが最善。自分が友人の投稿を見たときにドン引きしないでいられるラインを選びましょう。

・自慢しない
SNSの投稿でイラッとするのは、そこに「ほめて?」「私すごいでしょ?」「こんなに愛されてる私、うらやましいでしょ?」といった下心が見え隠れするから。もちろん、結婚して幸せすぎるのはわかりますが、浮かれてしまった投稿ほどドン引きするものはありません。せっかく祝福してもらえる機会なのですから、逸る気持ちは抑えて、冷静に投稿をしましょう。

・押しつけない
「結婚ってやっぱりいいものだよ!だからみんなも早くしてほしい!」「私の幸せ、おすそ分けしてあげる!」「(会場名)最高でした!次に挙げる人はここでするといいよ!紹介するよ!」・・・等々、"大きなお世話"ともいえるコメントを投稿する人もいます。本人が「結婚はいいもの」と思うのは自由ですし、それはとても幸せなことなのですが、その価値観を人様に押しつけるのはいけません。人はいろんな価値観で生きているのであって、それぞれに人生計画があり、それぞれに順序を考えているのですから、いくらSNSでつながっている友人だからといって無理に自分の意見を通すのはNGです。

それまでSNSで仲よくつながっていても、自分本位の結婚報告をしたことで、知らないうちにつながりを解消されてしまったり、ブロックされて疎遠になってしまった・・・なんてことにもなりかねません。デジタルネイティブ世代だからこそ、今一度、SNSにおけるマナーやエチケットを考え直し、結婚準備や結婚後にも、上手に活用していきたいですね。

ぐるなびウエディング
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