結婚・結婚準備

会場スタッフとのおつきあい術~結婚式当日編~

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結婚式当日は

特別なイベントである結婚式当日は、思いもよらないハプニングがつきものです。
うれしいハプニングならラッキーですが、困ってしまうケースも少なくありません。そこで結婚式当日の対処法をご紹介します!

結婚式当日のサポートとマナー

p03_p01新郎新婦の心がけ
当日は早めに起きて落ち着いて過ごせるようにしましょう。会場に入ってからメイクをするので、ノーメイクで行きます。服装は、着替えに便利なブラウスやカーディガンなど前開きの服を着ていくとよいでしょう。
新婦は挙式の3時間前、新郎は2時間前を目安に会場入りします。ゲストからの連絡があった場合に備えて、携帯電話をどのように管理するかも検討ポイントです。あとは、会場のスタッフに任せて、「花嫁・花婿」の役割を、しっかり楽しみましょう!

◆挙式リハーサルと最終チェック
両家の親族が顔を合わせ、挨拶している間を使い、ふたりは挙式のリハーサルをすることが多いでしょう。挙式の進行に関しては口頭で説明もありますが、神前式、キリスト教式ともにそれぞれ独特のしきたりがあるため、実際に動いてみることで、かなりイメージがつかめるのではないでしょうか? 気になる点、聞き逃した点は質問してももちろんOK。挙式では、介添え役のスタッフがふたりの移動や動作を教えてくれますが、おおまかな段取りくらいは頭に入れておきましょう。

◆挙式中
親族控室では、新郎新婦が訪れた媒酌人や来賓、親族に挨拶をします。たとえ気持ちが高揚していても、大騒ぎしすぎない方がよいでしょう。友人など多くのゲストが訪れる控室には、常にふたりの両親や兄弟など近しい方が交代で待機して、訪れるみんなに挨拶をしてもらうように頼んでおきましょう。

◆挙式が終わったら
いよいよゲストがお帰りというタイミングは、慌しくてもふたりそろってのお見送りを忘れずに。遠方からいらしてくれたゲストには、交通費や宿泊費をお渡しすることもありますが、「お車代」として一定の金額を準備することも検討を。どの段階で誰から誰にお渡しするのか、家族と相談し、お渡しする役を決めておきましょう。
媒酌人がお帰りの際は、両家の両親もそろってご挨拶をするのがマナー。ふたりをサポートしてくれた会場スタッフの皆さんにも、きちんとお礼を言うのが大人のマナーです。
当日のサービスで、うれしかったことや気づいた点などあれば、それも言葉にして、気持ちを伝えておきましょう。

お車代についてはこちら

プランナーが伝授! 結婚式当日のハプニング対処法

p03_p02◆結婚指輪を忘れてしまった!
会場が自宅から近く、挙式までに時間があるようでしたら、両親や家族に取りに行ってもらえますが、直前だとそれも無理。こういうときはプランナーや会場キャプテン、介添えに相談してみて。会場によっては緊急用の指輪を常備しているところもありますよ。

◆着付けが苦しくて気分が悪くなりそう・・
本来、花嫁衣裳の着付けは、途中で直せないというルールがあります。現在は、「締め付けて苦しい」というイメージのある衣装でも、割と腰周りが安定して、快適に過ごせるようにはなっていますが、長時間の披露宴が心配な方は、あらかじめ、「挙式や撮影のあと、控え室で調整してもらえるかどうか相談しておく」、また「着付けやお色直しの時間があまりタイトにならないように、時間的なゆとりをもってスケジューリングする」など、事前に対策を立ててみてください。
そして当日は、プロを信頼してリラックスした気持ちで着付けしてもらうことが大事ですよ。

p03_p03◆ドレスにシミをつけてしまった
披露宴の最中、衣装に料理や飲物のシミがついたときは、すぐ介添えに伝えて対処してもらってください。契約時に取り交わした保証の範囲でカバーできない汚れが残ってしまった場合、負担金が発生することもあるので、気をつけてくださいね。

◆披露宴が予定のスケジュールより遅れている
披露宴では、多くの人からお祝いの言葉をいただいたり、飛び入りの余興があったりで時間がおしてしまうことも。こういうケースを考えて、もし時間が押したときはプログラムの何を省くのかあらかじめ司会者と打合せをしておくと安心できます。

岡村奈奈
結婚式場ウエディングプロデュース会社、レストランなど各種スタイルの婚礼施設での修行ののちフリーに転向。都内、湘南エリアのレストランでのウエディングプロデュースのほか、ホテル・結婚式場のブライダルフェアの企画演出など幅広く活動中。日本では希少のウエディングコンサルタント(欧米型)のスタイルをとっている。

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