結婚・結婚準備

今、あえて選びたい!結婚式での「和食」のおもてなし

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日本料理でおもてなし

結婚式の満足度のほとんどを占めると言っても過言ではないのが、料理。2013年、和食が世界文化遺産に登録されたこともあって、2014年は披露宴の料理にも「和食」が注目の的!

和食の献立は?

基本的に、結婚式で供される日本料理は、お酒を楽しみながらいただく「会席料理」。 (「懐石料理」は本来、茶会の際にお茶を出す前に供される食事のこと。お作法も茶道の各流派によって厳しく決まっています) 江戸時代以降、民間にも広まったもので、日本料理のもっともフォーマルなスタイル「本膳料理」を簡略化したもの。

要するに、洋食で言うフルコース。一汁三菜を基本に、酒肴が加わった10品程度になることが一般的。ホテル結婚式場、レストラン、料亭などで選択でき、主に、下記のような流れで供されます。

  • 先付......前菜のこと。口取り、お通し、突き出しなどと言う場合もあります。
  • 椀物......お吸い物のこと。
  • お造り......刺身のこと。向付とも。
  • 椀盛り......季節の煮物のこと。強肴とも。
  • 焼き物......魚介を焼いた料理。塩焼き、照り焼きなど魚に合わせて最適なものが出されます。鉢肴とも。
  • 揚物......素揚げ、唐揚げ、かわり揚げなど。
  • 蒸し物......茶碗蒸しや土瓶蒸しなど。
  • 酢の物......口をすっきりさせたり、味わいに変化をつけるための箸休めとしての役割。止め肴とも。
  • 食事......ご飯、留椀(味噌汁)、香の物(漬物・お新香)
  • 水菓子......果物や菓子、抹茶 懐石料理の場合も、内容は大きくは変わりません。

会場によっては、会席料理でも一品一品運ばれる場合(懐石風)もあれば、一度に運ばれる場合(本膳風)もあります。 また、メニュー名も縁起をかついだ表記にするなど、さまざまな工夫が凝らされているので、会場決定のチェックポイントにしてもよいでしょう。

和食のメリット・デメリット

メリット

なんといっても日本人であることのよさを味わえます。季節や旬を巧みに取り入れた日本料理は、五感で楽しむことができ、おもてなしにもピッタリ。 また、お箸で食べられるので、年配のゲストが多い場合にもベストです。神前式のあと、高級料亭などで、親族だけの会食会を......というときには最適です。 近年は、和のコースメニューと言ってもフォアグラや牛肉など洋の素材を取り入れたメニューも提案されているので、若い世代でも抵抗なく楽しめるでしょう。

デメリット

お子さまゲストの場合は、食べ慣れないメニューが出る場合があるので、箸が進まないことも。事前にキッズメニューの調整をすれば安心です。 ゲストのために心を込めて考えたメニューなら、きっと喜んでもらえるはず。楽しんでいただけるよう、思いやりをもって選びましょうね。

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