料理・レシピ
トロほろジューシー♪豚の角煮で、彼の「肉食」を目覚めさせる!
2014/06/25 Wed
舌でとろけるやわらかさになるまで、愛情込めてじっくりコトコト煮続けて♡
男性とは、元来、肉食なもの(......のはず)。
昨今、「草食系男子」だの「アスパラベーコン男子」だのが、雨後のタケノコのごとく、にょきにょき生まれてはいますが、どんな時代でも男性の根底には、狩猟本能全開ハンター気質が眠っているに違いありません。そんな男性の「俺のものにしたい!」願望を刺激し、眠っていた狩り本能を目覚めさせれば、プロポーズもすぐそこ!
そのためには、やはり料理の腕を磨くことが欠かせません。
何度も言っちゃいますが(笑)、ただ「おいしい料理」をそのときだけ作るのではダメ。料理の力で彼からのプロポーズを引き出すには、しあわせな結婚生活を彷彿とさせる「おいしくて」「健康を気づかっていて」「毎日食べたくなる」料理であることが必要です。そんなことができちゃううら若き女性はイマドキなかなかいませんから、彼のハンター魂に火がついてしまうこと間違いなし。
......なーんてハードルを上げちゃいましたが、難しく考える必要はありません。今回は、三拍子揃ったメニューをご紹介しますね。
それは「豚の角煮」。
甘辛しょうゆ味でごはんが進む、肉食男子が大好きなメニュー♪ そして、これから迎える夏にピッタリの、元気が出るメニュー。それもそのはず、豚肉にはビタミンB1がたっぷり含まれています。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変えるサポートをする重要な栄養素です。豚肉のブタミンパワーがあれば、アスパラベーコン男子も肉食男子に変身!?しちゃうミラクル食材なのです(←根深い草食系には通用しないかも......)。
しかも、メタボが気になる人でも、角煮であれば余分な脂を落として調理をするので、心配いりません。
舌の上でとろけるまで、のんびり気長にコトコト煮込んで、コクと旨味をぎゅーーーっと凝縮させましょう。きっと一口食べた瞬間、彼はあなたにとろけちゃうはず! 今回は、彼を骨抜きにする「豚の角煮」のレシピをプロのシェフに教えていただきました!
材料・調味料(4人分)
豚バラ肉......500g~600g
黒糖(なければきび砂糖)......大さじ3
水......500cc
生姜......ひとかけ(皮の部分も利用します)
ネギの青いところ......1本分 タテ半分に切り、ギュッと握ってつぶしておく
酒......大さじ4
醤油......大さじ2~3
◆添え物
└ゆで卵......適量 水からゆで、沸騰したら10分で火を止めて、そのままにしておきます。
作り方(調理時間:約180分)
【STEP1】
豚バラ肉をよく揉みほぐしながら(繊維を断ち切るように力強く)、黒糖を揉み込んで、30分置いておく。
※肉は常温に戻してから、調理をはじめましょう。
※特に、肉の脂肪部分(白いところ)を繊維を断ち切るように、よく揉むとやわらかく仕上がります。
※肉を竹串で10カ所くらい刺します。
【STEP2】
鍋に下処理をした豚バラ肉、水、生姜、ネギを入れて火にかける。沸騰したら、酒を入れ、約1時間蓋をして中火で煮る。
【STEP3】
鍋に浮いてくる脂とアクをしっかり取り除く。醤油を入れ、蓋をせずに煮る。
※脂・アク取りは重要です。たくさん出るので、丁寧にすくい取りましょう。
【STEP4】
肉を鍋からいったん取り出し、煮汁のみを煮つめる。器に肉とゆで卵を盛りつけ、煮汁をかければ完成。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
※「肉の脂肪部分の下処理をしっかりすることによって、肉の旨味を引き出すことができます」と、シェフからアドバイスいただきました!
そのとおり、今回は下処理が肝心。肉の繊維をしっかり断ち切ることで、やわらかく、舌の上でトロッととろける角煮になります。
※【STEP2】の下ゆでの段階では、多少、豚骨ラーメン店のような香りが漂うので、しっかり換気しましょうね。
※シェフのレシピでは、ゆで卵はそのまま盛りつけますが、煮汁で煮卵にしても抜群にオイシイ~!! 少し余分にゆで卵を作っておいて、残った煮汁に漬けておくだけで手軽に煮卵ができちゃいますよ♪
※どんなに身体にいい食材でも、食べ過ぎたら逆効果。デキる女アピールのためにも、副菜の数を増やして、バラエティ豊富な食卓をアレンジしちゃいましょう!
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「海月」 毛利 奈津美 シェフ
女子美術大学大学院美術研究科卒業。在学中に近茶流茶懐石料理を習得。
2000年 東京・表参道に「畑のおばんざい 海月」を母と開店。
2012年 シニア野菜ソムリエ取得。働く女性をターゲットに野菜中心の家庭料理を提供するなかで、野菜の旨みを引き出す調理方法 「+1vegeメソッド」を考案。+1vege料理教室を主宰。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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