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おもてなし料理は何にする?和食でウエディングQ&A

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味覚を魅了する上品で奥深い味わいと、美しく雅びな盛り付け。
小さなお子さまから年輩の方まで幅広い年代に喜ばれる和食での披露宴を考えているふたりに、今おすすめしたいのは、純粋な日本料理の格を保ちつつ、ふたりらしさを盛り込んだオーダーメイドできる和の婚礼料理。「おもてなしの心」を味に込めて、最高の披露宴を作り上げましょう。

和食のQ&A

料理長さんに相談! ふたりらしい和のメニューとは?

01_photo_01茂木 朗さん椿山荘に入社して23年という茂木さん。「実は料理人になろうと志したとき、洋食が人気だったので"それじゃあ和食にするか"と気軽な気持ちで選んだんです(笑)。でも、やり始めたらとても難しく、同時に、奥が深いということに気付きました。だからこそ、今も続けているのだと思います」。


01_photo_02質の高い素材を厳選し、料理人が心を込めて作り上げた日本料理は幅広い世代に受け入れられる味です。職人の技が光る繊細な盛り付け、器の美しさも目を楽しませてくれます。

Q:最近の新郎新婦から感じる料理へのこだわり、教えていただけますか?

A:ここ何年かの間に感じているのは、みなさん"自分らしさ"を大切にしているということですね。例えば高価な器を使うよりも、自分たちの好み や感覚に合う器を選ぶことに重きをおくとか。
あとは料理単体ではなく、統一感を考えて、トータルでコーディネートしていく意識が高いと思います。

Q:和の婚礼料理の魅力とは、何ですか?

A:和の婚礼料理というと、会席料理がメインになります。会席料理は決まったメニューがあるわけではなく、その季節ごとに旬の素材を取り入れ、お出しすることになります。
お料理を食べながら季節を感じていただけますし、今一番美味しいものを食べていただきたいという気持ち、それが「おもてなしの心」につながっていくと思います。

Q:ふたりらしさを出すアイデア、教えてください!

A:お客さまによってご要望はさまざまですが、出身地の名産物を使ったり、郷土料理を取り入れる方が多いですね。
千葉県出身の方から「栗を使って何か作ってほしい」というご要望があった時は、栗を裏ごしして、茶巾の和菓子のようにして前菜に取り入れました。思い出のエピソードからメニューを考える、というのも素敵なアイデアだと思います。

例えば、おふたりが初めて一緒にお食事をした時に食べた煮物が印象に残っていて、ということでしたら、炊きあわせとしてお作りするとか、「おばあちゃんの作ってくれた思い出のつみれ汁」を再現してお出しするとか。まったくそのままというわけにはいかないですが、できるだけ近付けるようにいたしますので、お気軽にご相談ください。

Q:打ち合わせはどのようにするのですか?

A:婚礼の担当者に伝えていただければ、こちらで献立のサンプルをお作りします。オリジナルのメニューをオーダーする方は、大体挙式の2か月前に献立を決め、1か月前に試食をして当日に備える、という準備万端な方が多いですね。
やはり、料理は献立だけでは分からないですし、実際に召し上がって確かめるのが一番だと思います。

当日のメニュー表はオリジナルでお作りしますし、ご要望があれば、披露宴でお料理のご説明もいたします。

Q:オリジナルのアイデアを取り入れた場合、金額はどのように変わりますか?

A:お客様のご予算内で作りますので、ご安心ください。例えば1万6,000円のコースをご希望の場合、その金額の範囲内で調整させていただきます。
会席料理は約10品で構成されているのですが、オリジナルメニューを追加して品数を増やしてしまうと、食べきれない方がいらっしゃるかもしれません。ですから、そのままの品数でオリジナルメニューを取り入れ、全体のバランスを見ながらほかの部分を差し引いたり、食材を差し替えたりして調整させていただきます。

こんなことができます!

1.出身地の名物をプラス
ふたりのプロフィールを紹介する意味でも、出身地の特産物や郷土料理を取り入れてみてはいかが?
2.思い出の味を再現
ふたりの思い出の季節や、出会った場所にまつわる食材をアレンジ。ロマンティックでおすすめです。
3.家族にまつわる味
家族への感謝の気持ちを込めて、おばあちゃんの味、母の味など家庭での思い出の味を再現するのも感動的。
4.料理の説明をお願いする
料理長に説明をしてもらうことで、料理の趣旨がゲストに伝わりやすく、より料理を楽しむことができます。
椿山荘
今回の取材協力はこちら!椿山荘(ちんざんそう)
1878年、山縣有朋公爵が政財界の重鎮をもてなすために造られた椿山荘。歴史を感じさせる風格ある建物と、2万坪の緑あふれる庭園の長年培われてきた確かな「おもてなしの心」が、最高の一日を演出してくれます。おすすめは、鳥居と太鼓橋を構える神殿「慶雲殿」での挙式。雅楽の美しい調べの中、温かみのある神前式が叶います。
URL http://wedding.gnavi.co.jp/site/1/a767800/

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