ここがセンスの見せ所！ワンランクアップのBGMアイデア

ワンランクアップのBGMアイデア

セレモニー全体のことを考えて収まりよく決めたリストに、何かもうひとつインパクトや自分たちらしさを加えてみたい。そんな時にはこんなアイデアを参考にしてみて。

大事なのは祝福してくれるゲストへの感謝の気持ちを心に、できるだけ人まかせにしないこと。先輩カップルの個性あふれるアイデアとエピソードにも注目！

各シーンにインパクトを与えるスペシャルソング

ムードを高めてセレモニーの流れをつくる基本の選曲にプラスして、特別なシーンを選んで使いたい曲、センスのよさを感じさせる曲をご紹介。

試聴しながらそれぞれのおすすめの場面をイメージしてみて。

◆乾杯に

「君をさがしてた～New Jersey United～」
CHEMISTRY MARRIAGE

ドラマ『ウエディングプランナー』の主題歌だったこの曲。CHEMISTRYファンでなくても根強い人気がある正統派ラブソングです。甘い歌声とメロディが乾杯の声とともにボリュームアップすれば、会場が一体になれそう。
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◆歓談中

「白い恋人たち」
深町純ピアノ・ワールド MARRIAGE

ゲストにくつろいでもらう時間だから、定番ながらセンスがきらっと光る曲を。これは誰もが知っている映画音楽を天才ピアノ師・深町純が奏でた、フランスの気品漂う一曲。カフェやレストランに習ってボリュームは抑えめに。
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◆スライド上映

「素顔のままで」
ビリー・ジョエル（FM802Shirley"s SATURDAY AMUSIC ISLANDS presents "THE WEDDING ALBUM"）

懐かしさと温かさを感じるBGMにのって、新郎新婦の生い立ちを紹介するスライドやビデオの上映を。子供の頃の可愛い姿に重なって「今のままの君を愛しているよ」という歌詞が流れれば、両親と花嫁の涙を誘うでしょう。
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◆撮影タイム

「カノン（パッヘルベル）」
（ハッピー・ウエディング）

ゲストにくつろいでもらう時間だから、定番ながらセンスがきらっと光る曲を。これは誰もが知っている映画音楽を天才ピアノ師・深町純が奏でた、フランスの気品漂う一曲。カフェやレストランに習ってボリュームは抑えめに。
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◆花束贈呈＆新婦より両親への手紙

「ラビン・ユー」
（恋人たちのオルゴール　ーウエディング編ー）

ここはきちっと締めて「いい結婚式だったね」と言わせたい場面。心機一転して場の雰囲気を変え、優しい感じのするBGMを。イージーリスニングなど歌声のないものが◎、温もりのあるオルゴールの音色でメルヘンティックに。
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◆撮影タイム

「未来へ」
（HAPPY KARAOKE ～for marriage～）

お母さんへの感謝の気持ちを切々と綴ったこの歌を、セレモニーの終わりにふたりでプレゼントしては。歌詞に託したこれからの決意表明としてもばっちり。定番の手紙の朗読や花束贈呈以上に、心をこめることができるかも。

先輩カップルの結婚式BGMアイデア～このウエディングソングで盛り上げました！～

実際に選んで大成功した曲と演出のアイデアを、先輩カップルに教えてもらいました。「ちょっとやりすぎ？」と思うくらいが実は成功のカギ。ゲストのみなさんへの感謝の気持ちさえ伝われば、後は大きな笑顔と温かい拍手が包んでくれるはず。

挙式の入場に

「蝋人形の館」聖飢魔II
「新郎は羽織袴、新婦は白無垢での入場シーンに。扉が開く前にデーモン小暮閣下のセリフが流れたので場内は大爆笑！　一気に会場の雰囲気が和みました。」

挙式の指輪交換に

「エーデルワイス」
「ヨーロッパ旅行のお土産にもらった素敵なオルゴールの箱を指輪交換に使うことに。蓋を開けると指輪がふたつ入っているという演出でした。静かになった会場に優しいオルゴールの音色が流れてとてもよかったです。」

挙式の再入場に

「カルメン」フィリッパ・ジョルダーノ
「私のお色直しのドレスは真紅に金糸が入り薔薇のついたゴージャスなもの。カルメンのイメージで、メロディにのって薔薇の花を配りながら入場しました。われながらベストマッチだな～（笑）と思いました。」

挙式の再入場に

「暴れん坊将軍のオープニングテーマ曲」
「和装にお色直しをした際に使用しました。当初はポピュラーな曲にするはずが新郎の強い希望により音響担当者に確認したところ、音源があるとのことで決定。流れた瞬間、会場がどよめいていました（笑）。」

挙式の歓談中に

「タスマニア物語」
「妻が小学生の頃にピアノ発表会で弾いた曲を、式の途中のほっと一息つけるところでオン。自然に織り交ぜたので会場ではあまり意識されませんでしたが、親は感動でうるうるに。曲にのせて両親への思いが届きました。」

二次会の入場に

新郎「爆勝宣言（橋本真也のテーマ）」＆新婦「アントニオ猪木のテーマ」
「曲が流れ出したら司会者が『3時間1本勝負、○ポンド○○～』とそれらしくアナウンス。プロレスの試合のようにそれぞれが入場して、揃ったところでお約束の『1、2、3、ダァ～！』をさせてもらいました。」

◆取材協力
＞ソニー・ミュージックダイレクト