結婚・結婚準備

遠い場所で結婚式を挙げる場合の結婚式準備から当日まで

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準備から当日まで

遠く離れた場所でのウエディングは、準備の段階からなにかと不安がつきもの。現地まで行って打ち合わせをしなくても大丈夫?ドレスやヘアメイクはいつまでに決めれば間に合う?など準備にまつわる疑問をここですべて解消します。

準備の第一歩は情報収集から

まずはふたりがどんな結婚式がしたいのか話し合い、情報を集めることから始めましょう。インターネットや雑誌を見たり、会場からパンフレットを取り寄せて、会場を比較検討します。

リゾートウエディングを専門に扱うプロデュース会社や旅行会社で、現地をよく知る プロに相談するのもおすすめです

。遠方から下見に来るカップルのためにブライダル フェアやバスツアーを開催している会場もあるので、週末を利用して小旅行気分で参 加してみるのもいいでしょう。

準備方法は2通り

p02_pic011.プロデュース会社や旅行会社で相談する
イメージが漠然としている人や忙しくて現地へ行く時間のない人には、複数エリアの情報が手に入るプロデュース会社がおすすめ。ふたりの希望に沿った会場を提案してくれたり、空き状況を調べてもらえるなどスピーディに準備ができます。

2.直接現地の会場に申し込む
近郊のリゾート地であれば、旅行を兼ねて足を運び、直接申し込むこともできます。打ち合わせは通常2~3回ほど行われますが、細かなことはメールや電話でのやりとりでも大丈夫。都心にサロンを設けている会場もあるので事前にチェックを。

気をつけたい!ダンドリに必要な7つの要素

遠方の会場の場合、何度も下見に行けないことやゲストに対しても特別な配慮が必要です。これだけは譲れないチェックポイント、見落としがちな重要事項はこちら!

~7つの要素~
1. 希望日(ゲストも休みをとりやすい時期?)
2. 混雑期(ハイシーズンは会場や交通手段の予約も殺到するので気をつけて)
3. 予算(ゲストの交通費や宿泊費のことも念頭に)
4. 会場へのアクセス(みんなが心配なくたどり着ける場所?)
5. ゲストの顔ぶれや人数(年配の親族や小さな子供にも配慮を)
6. 希望のエリアの気候やロケーション(ウエディングの時期の気温や景色は事前に確認!)
7. こだわりたいポイント(以上を踏まえても絶対に譲れないポイントは?)

結婚式当日までの流れ

<6~5ヶ月前までに>

エリアや時期を決める
できれば1年ほど前から、雑誌やインターネットなどで情報収集を始め、この時期までにエリアや時期を固めておくのがベスト。ハイシーズンには宿泊施設や交通などはが混み合うため、同行者の人数によってはオフシーズンとトップシーズンで数十万円もの差が出ることもあります。また、挙式プランも平日と休日では料金設定が異なることが多いので、予算に見合った選び方をすることも必要です。

<5ヶ月前までに>

挙式・パーティ会場を決める
希望エリアが決まったら、なるべく現地の下見をしたうえで、5ヶ月前までに予約をするのが理想的。ゲストを呼ぶときは挙式会場へのアクセスなども考慮しましょう。人気エリアは半年前でも予約がいっぱいなこともあるので、お目当ての会場があるときは早めに予約を。

~現地の下見ができないときのチェックポイント~
■会場周辺のロケーションは思い描いていたとおり?
■最寄り駅からのゲストのアクセスはスムーズ?
■会場の近くに宿泊施設はある?
■挙式会場からパーティ会場への移動に車の手配は必要?
■ゲストの控室や着付室は備わっている?
■ケーキカットやデザートブッフェなど希望の演出をおこなうスペースはある?
■スクリーンなどの映像設備は整っている?
■屋外で演出をするとき、雨天時の対応は大丈夫?
■料理やケーキは希望を聞いてもらえる?
■衣裳、ヘアメイク、招待状、カメラマンなどは会場を通じて手配ができる?

<4ヶ月前までに>

交通・宿泊の手配をする
費用はだれが負担するのか、交通や宿泊の手配はだれがするのかを両家できちんと相談を。ゲストに日時を連絡して都合を聞いたうえで、交通・宿泊の手配をします。

<3ヶ月前までに>

招待状を発送する
あらかじめ電話で伝えているとはいえ、どこで招待状はきちんと出すべき。ゲストが迷わないように、挙式&パーティ会場や宿泊施設などの地図も同封しておくと親切です。yajirushi

ドレスを決める
会場の提携ドレスショップから選ぶのがいちばんスムーズです。できるかぎりドレスは事前に試着をし、ロケーションや会場の広さに合っているか考慮して選びたいもの。持ち込みたいドレスがあるときには、配送方法や管理状況などをしっかり確認しておきましょう。

<1ヶ月前までに>

パーティの演出・進行を決める
司会は立てるか、スピーチや余興などの演出はどうするか、花束贈呈は行うかなどを決めます。リゾートウエディングは一般的な披露宴よりも人数が少ないこともあり、食事と会話を楽しむ会食スタイルが主流ですが、最初の挨拶は新郎が行うなどおおまかな進行を考えておくとスムーズです。yajirushi

ヘアメイクの手配をする
当日になって「イメージと違う」ということがないよう、できればドレスや小物と合わせてリハーサルはしておきたいもの。どうしても当日までできないという場合には、自分のイメージする雑誌の切り抜きなどを用意して行きましょう。yajirushi

ブーケの手配をする
雑誌の切り抜きなどで希望の色やデザインを伝えて決めていきます。希望の花材があるときは、その時期に手に入るものなのか確認を。ブーケを持ち込むときには運搬や日持ちのことを考えると生花は避けて。yajirushi

引き出物・引き菓子の準備をする
会場を通じて手配する方法と自分たちで持ち込む方法があります。打ち合わせで現地へ行く機会があれば、周辺のショップで引き菓子やプチギフトを購入するのもおすすめ。かさばるものはゲスト宅へ後日配送してもいいでしょう。yajirushi

写真撮影を決める
通常のスタジオ撮影とスナップ撮影に加え、海や森などの自然を生かしたロケーション撮影もリゾートでは人気。自分たちがどういう写真を残したいのかをあらかじめ話し合い、会場などを通じて専門業者に依頼をします。

<前日>

現地入りする
挙式&パーティの会場担当者と当日のスケジュールを確認し、最終の打ち合わせをします。ドレスや引き出物など手配したものがきちんと届いているかも忘れずにチェック。

挙式のあとは・・・

overseas_illust挙式は二人だけ、あるいは家族だけで行った場合は、友人や職場の仲間などに結婚式を報告する機会を「会費制のお披露目パーティ」などの形式で開催するのがおすすめです。ウェルカムスピーチでは、挙式の日取りや様子を織り交ぜて、会場には挙式や教会の写真を飾ったり、ビデオを上映したりしてゲストに結婚式の報告をしましょう。

また、ハワイ挙式だったなら「アロハシャツ」、軽井沢挙式だったなら「高原野菜」など、挙式を行った場所と関連のあるメニューを選んだり、会場の装飾を工夫すると盛り上がります。パーティすることを見越して、挙式で着るウエディングドレスを購入するかレンタルするかを決めると無駄な出費が省けます。現地のおみやげをプチギフトとして配るのもアイデアです。

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取材協力/ワタベウェディング

◇遠くてもできる結婚式◇準備から当日まで◇ゲストへの配慮のポイント

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