料理・レシピ
おうちデートで結婚を意識させる♡彼もとろけるマカロニグラタン
2014/04/03 Thu
このひと皿に、女子力込めて。おもてなしメニューの大定番
そろそろ結婚を意識させたいな......そう思い始めたら、彼を自宅に招いて、それとな~く「料理ができる家庭的な女」アピール作戦を開始。
そこでぜひ、彼にふるまってほしいのが、クリーム系好き男子のビッグヒーロー、マカロニグラタン。ひと目見ただけで「めんどくさそう......」だけど、これひとつで食卓が「晩ごはん」から「ディナー」になる華やかなメニューです。
見た目のボリュームもさることながら、チーズの焦げた香ばしい香り、表面をちょっと崩した瞬間立ちのぼる湯気、あつあつクリームのやさしい味わいに、彼もきっと「ホッ」と癒されてしまうはず。
実はマカロニグラタンは、時間はかかりますが、ベシャメルソースの作り方だけ気をつければ、あとはそんなに高いハードルはありません。もうひとつ、オーブン料理というところがポイント。
男性がオーブン料理に抱くイメージは「手間がかかっていて、一生懸命作ってくれた料理」という、なんともありがたいもの。
つまり、マカロニグラタンがつくれる=家庭的=結婚したい=プロポーズ!という、結婚への必要十分条件が満たされるわけです。
そこで、彼が「結婚してぇ!」と唸る、アツアツふーふーな「マカロニグラタン」をプロのシェフに教えていただきました。
材料・調味料(2人分)
マカロニ......120g
シーフードミックス(冷凍)......60g 冷蔵庫または塩水で解凍
玉ねぎ......1/2個 薄切り
マッシュルーム(1缶) ......85g 薄切り
◆ベシャメルソース
├バター......30g
├牛乳......200cc
├生クリーム(牛乳で代用可)......200cc
├小麦粉(薄力粉)......30g
└ローリエ......1枚
パルメザンチーズ......大さじ2
パセリ......適量
塩......湯量の1%
こしょう......少々
作り方(調理時間:約30分)
【STEP1】
深鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加え、マカロニを袋の表示時間どおりに茹でる。茹で上がったらざるに取り、熱いうちにバター少々(分量外)をからめる。牛乳を沸騰直前まで温めておく。
【STEP2】
「ベシャメルソース」を作る。フライパンにバターを入れ弱火にかけ、玉ねぎ、ローリエを炒める。玉ねぎが透明になったらシーフードミックス、マッシュルームを加え混ぜる。
【STEP3】
小麦粉を加えて木べらで手早く混ぜ合わす。粉気がなくなったら牛乳を少し加え、手早く混ぜる。全体になじんだら残りの牛乳を3回にかけて加え、そのつどよく混ぜる。
※ベシャメルソースは具を炒めてから小麦粉を加えると、うまく具にからんで「だま」になりません。※牛乳は少しずつ加え、そのつどよくかき混ぜ、粉っぽさをなくします。
【STEP4】
ソースに生クリームを少しずつ加え、そのつど木ベラでのばし、なじませる。とろみがついたらマカロニを加え、ソースとからめて、塩、こしょうで味を調える。ローリエを除き、火を止める。
※生クリームを使うとコクのある味わいになります。
【STEP5】
耐熱容器にバターを塗り(分量外)、具とソースを入れる。パルメザンチーズを振りかけ、300度のオーブンで焼き色がつくまで5分焼く。彩りにパセリを散らす。
※ご家庭のオーブンで300度がでないものは、焼き時間は200度で少し長めの10分で。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
※シェフのコツ"ベシャメルソースと具のからめ方"をマスターしてしまえば、チキン&ブロッコリーやハム&たまごなど、具を変えて、いろんなパターンのグラタンができますね。なめらかなソースになるよう、【STEP3】【STEP4】は特に丁寧に手間をかけてみて!
※アツアツを彼に食べてほしいから、彼が家に着いてから焼きはじめるのがベスト!「チーン」の音を合図にディナーの開始。マカロニの穴から出てくるアツアツのソースにやけどしないように気をつけて!
※メインディッシュがマカロニグラタンのときは、バゲットやガーリックトーストとサラダ、スープ、と小じゃれたカフェめしをイメージしてコーディネートしてみて!このとき忘れちゃならないのは、バゲットを軽くトーストして出すこと。この気の利いたひと手間が「嫁にしたい女子」への近道なのです!
※シェフのレシピはマカロニを使っていますが、他のショートパスタを代用してもOK。ちょっとこだわりたいなら蝶の形の「ファルファッレ」、貝殻の形の「コンキリエ」、螺旋状の「フジッリ」などを使ってみるといいかも!でもそれをいちいち説明するのはウザいので注意。おいしい料理をおいしく食べられれば、男子はそれでいいのです。自分ばっかりしゃべってないで、彼の話に耳を傾けて、ホッとできる雰囲気作りを。マカロニグラタンは、子どもも好きなメニューなので、これがおいしくできれば「いいお母さんになれそう」と結婚力がさらにアップ。自信がない場合は、自分のディナー用に練習して、オーブンのクセなどにも慣れておくといいですね。

たいめいけん 茂出木 浩司 シェフ
昭和6年創業の「たいめいけん」オーナーシェフ。1994年3代目就任後、
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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