料理・レシピ

おうちデートで結婚を意識させる♡彼もとろけるマカロニグラタン

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このひと皿に、女子力込めて。おもてなしメニューの大定番

マカロニグラタン

そろそろ結婚を意識させたいな......そう思い始めたら、彼を自宅に招いて、それとな~く「料理ができる家庭的な女」アピール作戦を開始。

そこでぜひ、彼にふるまってほしいのが、クリーム系好き男子のビッグヒーロー、マカロニグラタン。ひと目見ただけで「めんどくさそう......」だけど、これひとつで食卓が「晩ごはん」から「ディナー」になる華やかなメニューです。

見た目のボリュームもさることながら、チーズの焦げた香ばしい香り、表面をちょっと崩した瞬間立ちのぼる湯気、あつあつクリームのやさしい味わいに、彼もきっと「ホッ」と癒されてしまうはず。

実はマカロニグラタンは、時間はかかりますが、ベシャメルソースの作り方だけ気をつければ、あとはそんなに高いハードルはありません。もうひとつ、オーブン料理というところがポイント。

男性がオーブン料理に抱くイメージは「手間がかかっていて、一生懸命作ってくれた料理」という、なんともありがたいもの。

つまり、マカロニグラタンがつくれる=家庭的=結婚したい=プロポーズ!という、結婚への必要十分条件が満たされるわけです。

そこで、彼が「結婚してぇ!」と唸る、アツアツふーふーな「マカロニグラタン」をプロのシェフに教えていただきました。

材料・調味料(2人分)

【マカロニグラタン】
マカロニ......120g
シーフードミックス(冷凍)......60g 冷蔵庫または塩水で解凍
玉ねぎ......1/2個 薄切り
マッシュルーム(1缶) ......85g 薄切り
◆ベシャメルソース
├バター......30g
├牛乳......200cc
├生クリーム(牛乳で代用可)......200cc
├小麦粉(薄力粉)......30g
└ローリエ......1枚
パルメザンチーズ......大さじ2
パセリ......適量
塩......湯量の1%
こしょう......少々

作り方(調理時間:約30分)

【STEP1】

深鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加え、マカロニを袋の表示時間どおりに茹でる。茹で上がったらざるに取り、熱いうちにバター少々(分量外)をからめる。牛乳を沸騰直前まで温めておく。

【STEP2】

「ベシャメルソース」を作る。フライパンにバターを入れ弱火にかけ、玉ねぎ、ローリエを炒める。玉ねぎが透明になったらシーフードミックス、マッシュルームを加え混ぜる。

【STEP3】

小麦粉を加えて木べらで手早く混ぜ合わす。粉気がなくなったら牛乳を少し加え、手早く混ぜる。全体になじんだら残りの牛乳を3回にかけて加え、そのつどよく混ぜる。
※ベシャメルソースは具を炒めてから小麦粉を加えると、うまく具にからんで「だま」になりません。※牛乳は少しずつ加え、そのつどよくかき混ぜ、粉っぽさをなくします。

【STEP4】

ソースに生クリームを少しずつ加え、そのつど木ベラでのばし、なじませる。とろみがついたらマカロニを加え、ソースとからめて、塩、こしょうで味を調える。ローリエを除き、火を止める。
※生クリームを使うとコクのある味わいになります。

【STEP5】

耐熱容器にバターを塗り(分量外)、具とソースを入れる。パルメザンチーズを振りかけ、300度のオーブンで焼き色がつくまで5分焼く。彩りにパセリを散らす。
※ご家庭のオーブンで300度がでないものは、焼き時間は200度で少し長めの10分で。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

※シェフのコツ"ベシャメルソースと具のからめ方"をマスターしてしまえば、チキン&ブロッコリーやハム&たまごなど、具を変えて、いろんなパターンのグラタンができますね。なめらかなソースになるよう、【STEP3】【STEP4】は特に丁寧に手間をかけてみて!

※アツアツを彼に食べてほしいから、彼が家に着いてから焼きはじめるのがベスト!「チーン」の音を合図にディナーの開始。マカロニの穴から出てくるアツアツのソースにやけどしないように気をつけて!

※メインディッシュがマカロニグラタンのときは、バゲットやガーリックトーストとサラダ、スープ、と小じゃれたカフェめしをイメージしてコーディネートしてみて!このとき忘れちゃならないのは、バゲットを軽くトーストして出すこと。この気の利いたひと手間が「嫁にしたい女子」への近道なのです!

※シェフのレシピはマカロニを使っていますが、他のショートパスタを代用してもOK。ちょっとこだわりたいなら蝶の形の「ファルファッレ」、貝殻の形の「コンキリエ」、螺旋状の「フジッリ」などを使ってみるといいかも!でもそれをいちいち説明するのはウザいので注意。おいしい料理をおいしく食べられれば、男子はそれでいいのです。自分ばっかりしゃべってないで、彼の話に耳を傾けて、ホッとできる雰囲気作りを。マカロニグラタンは、子どもも好きなメニューなので、これがおいしくできれば「いいお母さんになれそう」と結婚力がさらにアップ。自信がない場合は、自分のディナー用に練習して、オーブンのクセなどにも慣れておくといいですね。

手料理で彼をおもてなししてゴールインできたら、結婚式ではゲストをお料理でおもてなししよう!
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ>シェフ
たいめいけん 茂出木 浩司 シェフ
昭和6年創業の「たいめいけん」オーナーシェフ。1994年3代目就任後、むかしながらの味を求めるなじみの客を大切にしながらも、時代にあった新しさを追求。2001年、三越日本橋本店に「デリカテッセン・ヒロ」をはじめ東京を中心に展開する「洋食や三代目たいめいけん」をプロデュース。波乗り、レーシングカート、4輪レース、カイトボーディングなど多彩な趣味をもつ。
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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