料理・レシピ

「趣味は料理です♡」を裏付ける、パーフェクトなハンバーグを作ろう!

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食の好みがまだまだお子ちゃまな彼に捧げる愛情たっぷりハンバーグ

ハンバーグ

焼く、炒める、揚げる、煮る、茹でる......鍋をふることや道具を上手に扱えることも大事ですが、料理はすなわち「火をコントロールすること」といっても過言ではありません。

火の強さには「強火」「中火」「弱火」「とろ火」とありますね。みなさん、これ、それぞれどんな火の状態でしょう?正しく言える人は少ないんではないかなぁ、と思います。

料理上手になるには、火との戦いを制することがとても重要です。
ほら、ゲームやアニメでも、火を操るものは勇者だったりするじゃないですか。火を自在に操れるようになれれば、火加減と同じで彼のゴキゲンを操るのだって、お茶の子さいさいになれるかも!

中でも、簡単そうに見えて意外と火のコントロールが重要なのが、ハンバーグ。
下ごしらえをして、種を混ぜ合わせ、成形し、焼き上げる。この手間もなかなかのものですが、外はカリッと、中はふんわりジューシーに仕上げるにはある程度の経験が必要。彼が好きな料理だからって、一日でマスターしようだなんて考えないで。恐れずに愛情込めて、彼の心(=胃袋)をがっちりつかむハンバーグが作れるようになるまでがんばりましょ!

「肉なんて素手でさわれなぁ~い♡」なんて言っているようじゃ、婚期もモテ期も逃しますよ!

材料・調味料(2人分)

【隠し野菜の愛情ハンバーグ】
合びき肉......200g
玉ねぎ......100g 細かいみじん切り
人参......1/3本 細かいみじん切り
ピーマン......1個 細かいみじん切り
生姜......小さじ1 すりおろす
卵......1個 ときほぐしておく
牛乳......大さじ3
パン粉......大さじ3
ケチャップ......小さじ2
塩......少々
こしょう......少々
◆ソース
├ケチャップ......大さじ2
├ウスターソース......大さじ1
├水......50cc
└バター......30g
◆付け合わせ
├ブロッコリー......お好みの量で 色よく茹でておく
└じゃがいも......お好みの量で くし型に切り、フライドポテトに

作り方(調理時間:約30分)

【STEP1】

ボウルに合びき肉と全ての調味料とみじん切りした野菜を入れて、愛情込めて混ぜ合わせます。

【STEP2】

具から粘りが出てきて、野菜の香りがなくなるまで、手で十分に混ぜ、ハンバーグ型に成形します。

【STEP3】

焼きフライパンにサラダ油を敷き、ハンバークを入れ、中央部を指で押して凹ませて中火で焼き上げ、ひっくり返したら弱中火で蓋をしてふっくら焼き上げ、一度別皿に取ります。
※ハンバーグを焼くとき、フライパンをゆらしたりしないで、じっくり両面を焼き上げる。

【STEP4】

フライパンの余分な油のみ、キッチンペーパーで取り除きます。残った肉汁に、水とケチャップとウスターソースを混ぜ合わせバターを溶かし加えて煮詰め、ソースを作ります。
※おいしいソースを作るためには、肉から出た余分な油をきれいに取り除くこと。
ハンバーグを焼いたフライパンにソースの材料を入れ、火にかけてください。フライパンについた旨味が共にソースになります。

【STEP5】

フライパンにハンバーグを戻し、ソースをからめます。

【STEP6】

皿にハンバーグをのせ、付け合せのブロッコリーとフライドポテトを添え、ソースをかけて完成。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

※パサパサ、ボソボソ、ゆるゆる......目分量でハンバーグを作ってしまうと、残念なことになってしまいます。肉に混ぜるものにはそれぞれちゃーんと役割があるので、横着しないで、計って入れましょう!

※【STEP2】では、しっかり練ることがとっても大事!とはいえ、ペッタラペッタラ手でもちをつくようにこねたり、にぎりつぶすように練っていると、手からの体温が肉に伝わってうまみが逃げちゃいます。躊躇してないで、手早く、しっかり練りましょう!

※ハンバーグを焼くときは、シェフのアドバイスにもあるとおり、フライパンをゆすったり、肉をすぐにひっくり返したり、触りすぎないように。うま味をギュッと閉じ込めるイメージでじっくり焼き上げて。

※ソースをつくるときには、余分な油をしっかりとっておくと、ソース自体に雑味がなくなり、ぐぐぐぐ~っと美味しくなります!ちょっとめんどくさいかもしれないけど、ここを丁寧にできると出来上がりが大違い!

※自宅や彼の家でハンバーグを作るなら、思い切ってハート型にするとか、ちょっと遊び心をプラスしてみて。最近お疲れ気味の彼には、ソースを和風にして、たっぷりの大根おろしを添えてあげましょう。家庭だからこそできる工夫ができるようになると、「お、家庭的じゃん」「いいお母さんになりそう」と彼の評価もうなぎのぼり!

ハンバーグみたいにふたりの計画を練りに練って、素敵な結婚式にしてね。
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ>シェフ
HATAKE AOYAMA 神保 佳永 シェフ
1977年、茨城県日立市出身。「HATAKE AOYAMA」オーナーシェフ。漁師の祖父やイタリア料理店シェフの父から食の英才教育をうける。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経て渡仏。グランメゾンやイタリアで修行を積み、丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフ、2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」洋食総料理長、2009年「Restaurant I」総料理長を経て、2010年独立。近隣小学校にて神保流の食育授業を行ったり食のコンサルトなど、料理人にとどまらない幅広い活動も。
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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