出産・育児
ワーキングマザーが、妊娠・出産の時期におさえておくべきこと
2014/05/27 Tue
働きながら妊娠・出産って、大変かしら?会社の通勤はできる?今回は、そんな心配をしている方に向けて、ワーキングマザーが妊娠初期から妊娠中期・妊娠後期・出産までの間で、おさえるべきポイントを解説します。
妊娠初期でおさえておくべきポイント
産婦人科で妊娠とわかったら、これから仕事をどうするかについて勤め先・パートナー・家族と相談して決めていく時期です。
1)職場への連絡
まずは勤め先の上司に報告しましょう。出産後の自分のキャリア・仕事をどうしていくか・育休・産休についてどうするかについて相談を。同僚などから先に上司に伝わったりすると、信頼が損なわれる可能性もあるので、そのあたりの配慮も忘れずに。その際に上司と、同僚や取引先への妊娠の連絡の仕方・タイミングも取り決めましょう。
もちろん、その前に家族やパートナーとどうするかの足並みは揃えておくことも大事です。二転三転して勤め先・上司を振り回さないようにする方がよいでしょう。
【上司と相談しておく事項】
- 出産後も働く意思があることを伝える
- 出産予定日
- 育休・産休の予定
- 妊娠中の業務について
- 通勤時間について(電車の通勤ラッシュ時刻をずらせるかどうか)
- 復帰後の子供の預け先について
2)通勤時の注意
転ばないようにすることが大事です。かかとの高い靴は避け、マタニティマークをつけるかどうかの検討をしましょう。
マタニティマークについては、マタニティマーク嫌がらせの危険性もでているため慎重に。
妊娠中期でおさえておくべきポイント
妊娠中期は、安定期にはいり、出産準備および仕事に集中しやすい時期です。ただ、急な体調の変化などで勤め先を休むことになっても、迷惑をかけないように事前準備を心がけましょう。
1)通勤・勤務時の身だしなみ
妊婦さんらしい体型に変化していきますが、カジュアルな妊婦ファッションにしすぎず、職場の雰囲気に相応しいものを配慮しましょう。また、がにまた歩きや猫背姿勢にも注意して。
2)移動時の注意
歩き方がゆっくりになるので、余裕を持った移動時間を心がけましょう。電車に間に合わず駆け込み乗車なんて、もってのほかです。
3)業務の引き継ぎの時期
安定期になると、取引先への連絡をおこなう時期になります。後任の紹介などふくめ上司・同僚と連携しましょう。助けられているという気持ちを常にもって、感謝の気持ちを態度で示しましょう。
4)足のむくみに注意
オフィスワークで、長時間イスに座ることが多い方は、足のむくみを気にしましょう。なるべく歩くようにしたり、着圧ストッキングを履いたりして対策を。
妊娠後期・出産のポイント
いよいよ産休にはいります。そのため勤め先の担当業務の引き継ぎが終わっている時期です。
1)勤め先との連携
勤め先との連絡は定期的に行い、引き継いだ仕事での問い合わせも滞りなく対応できるようにしましょう。休業に入る際のあいさつについて上司と事前に相談し、同僚や取引先に適切に行いましょう。
2)運動不足
産休に入り通勤がなくなると、運動不足になり、急に太りはじめることもあります。散歩など適度な運動を心がけましょう。
3)入院の準備
いつでも入院できるように準備をしておきましょう。
4)出産の報告
出産報告は、なるべく早く連絡が基本です。予め上司への連絡方法やタイミングを取り決めておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?仕事を続けるためには、勤め先の上司・同僚の理解や協力が必要です。
「妊婦だから許される」という考えは、自分本位な印象を与え、協力者である上司・同僚の信頼を損なうことになります。感謝を忘れず、自分でできることを積極的に行い、周りのサポートをする気配りを心がけましょう。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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