結婚・結婚準備

日本人は苦手?しあわせのおすそ分け♪ガータートス

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ガータートス

ウエディングの演出を調べていると、よく見かける「ガータートス」。でもこれ、本当にやってる人を見たことない!という方も多いのでは?

ウエディングの取材経験豊富な私でさえ、一度しか見たことはありません。欧米挙式では一般的、といわれていますが、本当のところどうなんでしょう?

ガータートス、その由来は?

さて、そもそもガータートスは、どんなことがきっかけで生まれたのでしょう。

その昔、ヨーロッパのとある結婚式の前日に、花婿の友人がふざけて新郎新婦の寝室に忍び込み、その証しとしてガーターベルトをひとつ持ち去った......

というのが由来のようです。なんでしょう、このイタズラな友人は!(笑)

翌朝の新郎新婦の反応が気になるところですが、おそらくスタッグパーティでお酒を呑みすぎ、ハメをはずしてしまったんでしょうね。さて、由来が由来なだけに、ガータートスの方法も少々エロティック(?)。

花婿が花嫁のスカートの下に潜り込み、花嫁の脚に着けられたガーターを口で取り、それを未婚男性にむかって投げるというもの。このガーターをゲットした男性は次の花婿になると言われています。ブーケトスの男性版として、欧米では知られているそうです。

日本の結婚式で避けられるのはなぜ?

でも実際問題、花嫁のスカートの中に潜り込む花婿の姿を見たいと思うゲストって、少ないのではないかと思うのです。友人中心の2次会などではいいかもしれません。

でも、家族や親族が参加する挙式・披露宴では避けたいですよね。脱ぎたてのガーターをゲットすべく息巻く男性ゲスト......というのもちょっと。やっぱりどうも、奥ゆかしい日本人の感性には合わない演出のようで、それほど浸透していません。

こうすればウケる演出に早変わり!

そんなガータートスですが、トスするものを別のものにアレンジすると、俄然盛り上がる演出になっちゃいます。例えばブーケトスにリンクして、ブートニアトス。ゲットした人にはデジタルカメラなど、男性好みのプレゼントを用意しておくと、ハンター魂にいっそう火がつきますよ♪

こんなふうに、ちょっと遠慮されがちな演出でもゲストが不愉快にならないよう配慮すれば、ステキな演出になるので、簡単にあきらめずゲストの気持ちを考えながらアレンジして、結婚式を創りあげてくださいね。

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