結婚・結婚準備
ゲストみんなに優しい!バリアフリーってこんなに魅力!
2015/02/05 Thu
結婚式の会場選びの際、まずいちばんに考えたいのが、ゲストの負担。例えば、高齢のゲストが多いのに、駅から遠くて階段がたくさんあって......など、移動の負担が多い会場ではそれだけでゲストとしてはげんなりしてしまいます。特に大規模な会場となると、エントランスから挙式会場、披露宴会場、化粧室など意外と移動があるので、しっかりとした配慮が必要になります。
こんなところが嬉しいバリアフリー
真っ先に思いつくのが、会場全体に段差がない、階段にスロープが併設されている、エスカレーター・エレベーターの完備などといった、車椅子や足腰の弱い方でも移動が苦にならない点。また、化粧室にもバリアフリー対応されていると安心。車椅子でも不便でないように考えられた会場なら、通路幅も広く、ゆったりした空間になっていることもポイントですね。また、特に和婚の場合は、靴の脱ぎ履きが必要ないことなどもチェックするといいと思います。
高齢のゲストだけではない、バリアフリーが必要なゲスト
バリアフリーは高齢のゲスト、または車椅子を利用するゲストがいる場合だけに必要、と思っている人もいると思いますが、赤ちゃん連れのゲストがいる場合にも大切になります。赤ちゃん連れの場合、ベビーカーでの移動になるのでバリアフリーが喜ばれます。また、化粧室におむつ替えシートがついているか否か、泣き出してしまった場合にそっと会場を出てあやすことができるキッズコーナーがあるかどうか、なども考えておくといいですね。他にも、目の不自由なゲストのために点字メニューを用意する、など、ゲストの顔ぶれに合わせた対応をするといいでしょう。
会場選びのポイント
古くからある神社や教会などは、バリアフリーが行き届いていない場合が多いので、必ず下見に行ってチェックすることが肝心。特に神社の拝殿などは冷暖房がないことも珍しくないので、結婚式の時期なども合わせてチェックを。逆に、新しい施設であればほとんどバリアフリーを考えられているので心配ありません。バリアフリー対応のない会場でも、スタッフのサポートなどが得られる場合もあるので、気になる会場があったら相談してみるといいでしょう。また忘れがちなのが、最寄り駅がバリアフリー化されているかどうかのチェック。駅からの道中も一度歩いてみて、高齢の方でも不安がないかを見ておくといいと思います。
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![ひとすぎ さゆり](/howto/static/img/author/sayuri_hitosugi_profile.jpg?2017)
ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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