結婚・結婚準備

《年代別》ゲストの本音が知りたい!もらってうれしかった引き出物

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結婚式の引き出物ってどんなものを選べば良いのか悩みますよね。そこで、ぐるなびウエディングでは、2009年12月1日~7日までの期間中、20代以上の男女120人に、自分が結婚式の引き出物でもらってうれしかったものをアンケートにして集計しました。

これから結婚式を考えているみなさんも是非参考にして下さい。

うれしかった引き出物はなんですか?

アンケートの結果を受けて

カタログギフトやギフト券など、自分の欲しいものが選べる引き出物がダントツの人気。ただし「セレクトショップなどのカタログギフト」や「商品が充実したカタログ」など、少し予算を上げてもゲストが喜ぶものを選んだ方がよさそう。意外にも食器も人気。

若い世代には「普段買えないハイブランドの食器」、年配の方には「お盆や塗物」、全世代を通して「使い勝手のいいシンプルな食器」は大歓迎のようです。

◆20代

p01_chart05こんな意見も参考に!
●グラス。自分では買わないデザインで新鮮だった
●席札兼お酒。ボトルもかわいかったため
●カタログギフト。やっぱりたくさんの中から商品を選べるのがうれしい
●ティーセット。おしゃれで、使いやすいから

◆30代

p01_chart06こんな意見も参考に!
●選びたいものがたくさんあったカタログギフト。やっぱり自分がその時欲しかったり、必要なものを選べるのは便利
●ビネガーセット。興味はあるけど買ったことのないものだったので、うれしかった
●ティファニーのお皿。初ティファニーでうれしかったです
●茶香炉とお茶(お香)のセット。見た目もオシャレで、香りも良かったから
●ワイン。自宅に帰って、話の種になる。他人も味見できる

◆40代

p01_chart07こんな意見も参考に!
●ペアシャンパングラス。使える・上質・自分では買わないけど欲しいもの、がうれしい
●老舗文具屋のペン立て付きメモスタンド。自分では買わないけど、持っていると重宝するし、記憶に残っている
●有名窯元製の箸置きセット。コンパクトで持ち運びが良い。自分では買わないのでこういった機会にもらえてよかった
●ワイン(後日配送)。おしゃれだし、ワインが好きだから
●手書きのメッセージ付きなら何でも。心がこもっているから

◆50代以上

p01_chart08こんな意見も参考に!
●カタログで選べる商品。持ち帰るのに便利で、自分の欲しい物が選べるので
●七宝焼きの菓子皿。30年以上たっても壊れず、綺麗で重宝している
●お盆。意外と使い道があった
●ギフト券。好きなものが買える
●ウェッジウッドやジノリのお皿。ケーキ、おかず等用途が広く使用できる

こんなアイデアはいかが?

「こんな引き出物だったらうれしい!」という具体的な意見もたくさんありました。ぜひ参考にしてみましょう。p01_illust02

こんな意見も参考に!
●変わった調味料や、冬だったら防寒グッズとか季節に合ったもの(20代・女性)
●木製のサラダボウルとか。木製の食器だと持っていることが少ないし、重くないからいい!(30代・女性)
●自分の趣味に合う生活用品(器、リネン類など)。思い出せる、という意味も含めて、毎日の生活の中で使えるものがいい(30代・女性)
●軽いもの。その後で二次会に行って、同窓会っぽくなるわけですよ。その邪魔にならなければ(30代・男性)
●プリザーブドフラワー。記念になるし、手入れもいらず、見てきれいだから(50代・女性)
●紅白の餅または赤飯。後世に是非伝えたい習慣(50代・男性)
●旅行券。温泉に行きたい(60代以上・男性)

《豆知識》引き出物の由来と歴史

さかのぼること平安時代。招待したお客様にお土産として馬を贈る習慣がありました。馬は庭に引き出してから贈られたため、後に「引き出す」という言葉が、物を贈る意味として使われるようになったといわれます。そこから、大切な人への贈り物を「引き出物」と呼ぶようになりました。また「長引く、長く続く」との意味の縁起言葉でもあります。
そして、鎌倉から戦国時代になると、武運を祈って縁起をかつぐ武家たちの間で、武具に限らず鮭、鱈、鯉など贈答の品々が増し、やがて昆布やお茶も加わるようになり、引き出物のやりとりは盛んになりました。

その後は、結婚式でも「引出物」という縁起をかつぐ習慣が引き継がれます。最初は結婚披露の宴に出された料理の一部を折り詰めにしたものが主流でした。正式には祝膳のはじめに出される「口取り肴」という勝ち栗、のしあわび、昆布の3種です。そうして、ふだん口にすることのない贅沢な料理を持ち帰る習慣は長く続いたようです。p01_illust03
1980年年代後半から続いたバブル景気の時代は結婚披露宴もどんどん華やかになっていき、それに伴って"引き出物"も "お返し"ではなく"記念品"という意味合いが強まりました。

現在は、形式にとらわれない結婚式が受け入れられるようになり、引き出物も個性を重視した自由なものが主流となりつつありますが、どの世代にとっても贈られてうれしいもの、質の良いものを選ぶようにしたいものですね。

次のページでは、ゲストの本音を聞いた「残念だった引菓子」を紹介します!

※このアンケートは20代以上の男女120人に、2009年12月1日~7日までWebサイトを通じて行いました。アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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