【ウエディング用語の基礎知識】先勝［せんしょう］の結婚式

先勝に結婚式をすると？？

先勝とは、「先んずれば即ち勝つ」の意味。先手必勝ってことですね。「先負」と反対に、急用や訴訟などを行うのに良いとされ、何事も急いで行うと幸運が舞い込む、とされています。
「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」と言われていますが、午前中に式を始めれば、披露宴が午後になったとしても問題ないと言われています。

早い者勝ちと言っても、結婚式であせりは禁物。急ぐ、というよりは、早め早めに物事を進め、当日はゆとりをもったスケジュールで臨むとよいでしょう。

急ぐことがしあわせ？

かつては「速喜」「即吉」とも書いた「先勝」。その字をみるだけで、とにかく急ぐことが即ち吉、という日のようです。
ゆったりと過ごしたい挙式・披露宴では「早い者勝ち」なブーケトス、二次会でも「早い者勝ち」なゲームを行うのも楽しいかもしれませんね。

何事も急いで行うとしあわせになれる、というのはなんともせっかちな見方ですが、逆に解釈すると、良いことは何よりも先んじて行った方が良い、とも言えます。
結婚式はみんながしあわせになれる最良の日ですから、ぐずぐずしないで早く行った方が吉というのは、なんだか妙に納得しませんか？