結婚・結婚準備

【ウエディング用語の基礎知識】仏滅[ぶつめつ]の結婚式

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仏滅の結婚式ってどうなの?

仏滅に結婚式をすると、何が悪い?

その字面からしても禍々しい「仏滅」。「仏も滅するような大凶日」という意味があります。大安に次いでみなさんご存知であろう、六曜のなかで最凶の日。

さてその仏滅。もともとは「空亡(くうぼう)」「虚亡(こもう)」と言われていました。空亡とは、天中殺のことで「天も味方しない時」のこと(ちなみに、空亡という妖怪もいるとか)。やっぱりよくない日なんですね。
これが「全てが虚しい」と解釈され、「物滅」と呼ぶようになり、近年になって「仏」の字が当てられるようになりました。

......ということは、仏陀が入滅した日、とされる解釈は間違いであることがわかります。よくない日であることは確かだけれど「仏も滅するような」というのはちょっと大げさな表現なのかもしれません。
一般的には「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」といわれています。

結婚式を挙げてもいいの?

仏滅に結婚式を挙げるのは、まだまだ一般的ではありませんが、最近では六曜にこだわらないカップルが増えてきているのは事実。会場側でも仏滅ウエディングには、割引サービスが用意されている場合が多くみられます。
また、「物滅」と呼ばれていたことを元に、「物が一旦滅び、新たに始まる日」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日、という解釈もあります。
ということはむしろ結婚式に向いている、と言えないこともないかもしれません。

マイナスにとらえるか、プラスにとらえるかはふたり次第。
ご両親世代にはまだまだ仏滅はマイナスイメージが根強いので、この日に結婚式を行うと決めたら、きちんと説得をしてマイナスイメージをプラスに変えて臨みましょう!

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