結婚・結婚準備

イギリスで注目された、カミラ夫人のロイヤルウエディング

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ロンドン郊外ウィンザー城

カミラ夫人のロイヤルウエディングが注目されたワケ

チャールズ皇太子は、実はダイアナ元妃と付き合う前からカミラ夫人と関係を持っており、結婚後もその関係は解消されず、それが原因となりダイアナ元妃との関係は悪化しました。
1990年頃にはチャールズ皇太子とカミラ夫人の会話がテープに録音され、マスコミに流されたことなどから、2人の関係はイギリスだけでなく、世界中に知られることになりました。1992年にはチャールズ皇太子とダイアナ元妃は別居し、正式離婚は1996年となっています。

その後、カミラ夫人と交際が公にスタートし、イギリスの行事にもカミラ夫人が出席するように。
ただ、国民の多くはダイアナ元妃を愛しており、カミラ夫人は悪役のような存在になってしまいました。

今ではその雰囲気もなくなっていますが、当時は行事に参加しても好意的な雰囲気はあまりなく、無視されたり、罵倒されたりすることも少なくなかったようです。

30年以上の時を経ての結婚

カミラ夫人は、出会ってからまさに30年以上もの時を経て、やっとの想いでロイヤルウエディングに辿り着きました。
ウィンザー城下のギルドホールでの挙式でしたが、出席したのは親族ばかり。ウィリアム王子やヘンリー王子、カミラ夫人の前夫との子どもなどで、約20分ほどの結婚式でした。
2人の門出を祝うために、ギルドホール周辺に20,000人以上の国民が集まり、2人を祝福したそうです。それからは聖ジョージ・チャペルで約800人が見守る中で正式な夫婦となりました。

不倫愛ということもあり、通常のロイヤルウエディングでおこなわれる、キスやハグなどはなく、2人がいろいろと考慮したことも伺える慎ましいロイヤルウエディングといえるでしょう。

カミラ夫人のドレスやハネムーンは?

ロイヤルウエディングで注目されるウエディングドレスですが、不倫関係でのゴールインということもあり、カミラ夫人のウエディングドレス事情は余り知られていないというのも事実です。どうやら、カミラ夫人が挙式で披露したウエディングドレスは、クリーム色のシフォンドレスだったようです。
祝福礼拝の際にはお色直しとして、白を基調とした花柄が施されたロングドレスを着て、美しさをアピールしたとか。

ふたりのハネムーンはというと、公務もかねて、スコットランドのバルモラル城近郊のバークホールへ旅立ちました。
バルモラル城は、イギリス王室の離宮となっている城です。元々は1390年にサー・ウィリアム・ドラモンドの自宅として建てられたもので、そこから売却を繰り返し、王室にふさわしい大規模な城として生まれ変わった城でした。
エリザベス女王とフィリップ殿下は、毎年、夏の避暑地としてバルモラル城を訪れています。女王がダイアナ元妃の事故死を知ったのも、このバルモラル城だったそうです。

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