結婚・結婚準備

結婚式の予算はここで差がつく!挙式・披露宴の費用

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結婚式は一生に一度の大きなお買物! 慎重に決めるつもりが、"せっかくだから..."のひとことで、予算オーバー!なんてこともよく聞く話。ふたりの貯金額を考えると贅沢できないけど、かといって結婚式でケチるのも......。 そこで誰もが気になる予算のお話を、「サンジョルディ ウエディング」で活躍中のウエディングプランナー・本間麻衣子さんにおうかがいしました。
ちょっとしたアイデアで予算はおさえられる! 見落としがちなポイントはここ! こだわる一点豪華主義! などなど、アイテム選びに役立つ情報が満載です。

挙式・披露宴

予算の大部分をしめる大きな買物がこれ!

お日柄のいい吉日は高いの? 会場によって予算は大きく変わる? 結婚式の準備を始めて最初にぶつかる疑問が挙式&披露宴選び。
ここを決めないと先へ進めないだけに、早く手をつけたいところ。でも、あせりは禁物! 知っておくと必ず役立つポイントはこれ!

ここで差がつく!挙式や時間帯

本間さん:「ディナー1人ン万円!で、通常なら手が出ない高級リストランテでも、昼間のランチタイムパーティなら8000円コースからOK、なんてこともあります。おふたりはもちろん、ゲストも"こんな高級店で食べられるの!?"と満足すること間違いなし。また、三ツ星レストランでは、予算を安くできない代わりに近隣ホテルの無料宿泊や、挙式場からレストランまでのリムジン送迎などをつけるお店も。"特別な日"にふさわしい"特別な特典"をもらっちゃいましょう!」

本間さん:「いわゆるオフシーズン(6、7、8月や1、2月)を狙えば、その月特有の特典をつけるレストランもあります。例えば、6月はジューンブライドに合わせて装花にパールをあしらったり、7、8月は夏らしい貝殻で受付テーブルを飾ったり。見積り上の数字に割引はなくても、実は何万円もかかる装飾をタダでつけてもらえるのはうれしいもの。季節感たっぷりの装飾にゲストの印象もアップするはず。結婚式はこの日!という絶対の希望がないなら、融通をきかせてオフシーズンを狙ってはいかが?」

編集部より
ホテル・結婚式場には、オフシーズン、平日、仏滅、ナイトウエディングに割安ウエディングプランを提供する会場が多くあり、お日柄を気にしないカップルにはうってつけ。
開業○周年、リニューアル記念、期間限定や組数限定の特別プラン、さらに、料理などのアイテムが最大半額になる格安プラン(挙式時間が限定される)も、シーズンに関係なく登場するのでこまめにチェックを。

ここで差がつく!お料理のグレード

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本間さん:「お料理は、予算に占める割合ナンバーワン!といえども絶対にケチらないほうがいいのもお料理です。全体予算が膨らめば、お料理のランクを下げちゃえ!...と考えがちですが、例えば、キャンドルにこだわって何万円もかけても、ゲストの記憶に残るのはお料理が上。"いい結婚式だったね"と言ってもらえる最大の条件は、美味しくて量も満足のお料理ですよね。
失敗しないお料理選びは、1人分のコース内容(皿数や量)を確認し、できれば試食してみること。量やバリエーションが充分なら、最高ランクにしなくても満足してもらえるはずです」

編集部より
最近はデザートビュッフェが大人気!でも、これが結構高いんです。1人いくらの追加で、どんなデザートが、何個出してもらえるのか、内容と人数のバランスをしっかり確かめて決めましょう。
デザートタイムを演出したいけど予算が...、という場合は、ウエディングケーキを生ケーキにしてゲストに分ける、炎を使うジュビレのデザート・パフォーマンスをするなど、少しのプラス料金で盛り上げるのも手です。

ここで差がつく!フリードリンク

本間さん:「フリードリンクは3000円、5000円が一般的。どこで見極めるかと言うと、ビール、赤白ワイン、ソフトドリンクのほかに、カクテル、乾杯用シャンパン、ウエルカムドリンクまで含まれているかどうか。女性客が喜ぶカクテルが含まれていれば、フリードリンクとしてはかなり優秀。
5000円は高い!と思っても、3000円にシャンパンとウエルカムドリンクを追加したら結局同じくらいの金額になった、なんてこともあります」

本間さん:「ゲストが"絶対にお酒を飲まない!"と確信できる顔ぶれなら、フリードリンクではなく個別オーダーのほうが予算は抑えられるでしょう。
でも、おめでたい席ですから、当日になるとお酒が進んでしまうかも。そんな心配が少しでもあるなら、フリードリンクのほうが絶対にお得です!」

編集部より
日本酒や焼酎、ワインの銘柄指定など、フリードリンクに含まれないものをゲストがオーダーしてしまったら、その分の追加料金は当然ながら発生します。
かといって、おめでたい席で「お酒を注文しないで!」は興ざめというもの。お酒好きのゲストがいる場合はある程度の覚悟も必要。

ここで差がつく!ブライダルフェア利用

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本間さん:「ブライダルフェアでの成約は、会場サイドもどっさり特典や割引を用意しているので絶対にお得です!大型レストランでもブライダルフェアは開催されており、当日成約者には、近隣ホテルの無料宿泊、レストランオリジナルの引き菓子を人数分、生演奏またはゴスペルシンガーの音楽演出、テラスでのバルーンリリースまたは花火&キャンドルの演出など、買えばかなり予算がかかるアイテムをプレゼントしてくれるところも。小さなレストランでは大々的なフェアがない代わり、当日と同じ婚礼メニューが半額で食べられる試食会などを開いています」

本間さん:「ブライダルフェアはたくさんの特典がもらえる上に、当日さながらの会場装飾や、花のクオリティまで見られる絶好のチャンス。とはいえ、慌しいイメージのフェアで決めるのは心配...、という人も多いでしょう。それなら、事前に個別訪問をして説明を聞いておき、フェア当日に仮予約を入れればOK。仮予約は通常1週間程度の猶予があり、フェア時の特典は仮予約中も生きているものですから、上手に使いこなしましょう!」

編集部より
ホテル・結婚式場のブライダルフェアでも、新郎新婦の当日宿泊や1周年記念のお食事ご招待といった、レストランに負けない特典や、引き出物、衣装、ハネムーン、ゲストの宿泊などに割引が出ます。ブライダルフェアを賢く利用しましょう!
【取材協力】サンジョルディ ウエディング (http://www.st-jordi.com/

クオリティ&ラグジュアリー"を追求するプロデュース会社。レストランウエディングを得意とし、コンサバティブから最新トレンドまでの様々なアイデアを豊富に提案してくれます。サロンは男性でも長居したくなる落ち着いた空気感が魅力。

~本間麻衣子さん紹介~

「結婚式という一生に一度の大切なイベント、そして高いお買物に、失敗は許されません!」と本間さん。"おふたりにとってたった一人のプランナー"を目標に、丁寧で粘り強いコンサルティングをしてくれます。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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