出産・育児

ワーキングマザーが妊娠・出産で気をつけることとその対策

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ワーキングマザー

今回は、働きながら、妊娠生活を送る上で特に気をつける3つのことについて対策を含め解説します。

ワーキングマザーが、妊娠生活で気をつけること

1)つわり

個人差でつらさも大きく変わり、症状も人それぞれです。平気な人もいれば、症状が重く勤務ができなったり、入院が必要になったりする人もいます。つわりは安定期になると治まる人がほとんどなので、うまく付き合って乗り越えられると良いですね。

対策

  • 空腹時に気持ち悪くなりやすい人は、間食用の携帯食を用意しておく。
  • 食事は、周りにあわせず自分のペースで。食後は十分に安静にする。
  • 便秘対策のために水分・野菜・くだものを意識して食べるとよい。
  • におい対策には、マスクを活用する。
  • 通勤途中で、気分が悪くなる場合を考え、自転車・オートバイ・車通勤は避ける。

※おなかが大きくなるため、自転車・オートバイの操作が不安定になりがち。転倒の危険性を考慮しましょう。自動車の場合も、車内に一人で気分が悪くなったときの対応の配慮・対策が必要です。

2)通勤・外出での移動

できるだけ人混みをさけ、転ばないようにしましょう。

対策

  • 階段移動時は手すりにつかまる。
  • 電車内ではつり革につかまる。座る。
  • 朝の通勤ラッシュの時間帯を避ける。
  • 通勤途中のトイレの位置の確認。急に気分がわるくなった場合に、あらかじめ把握しておくと安心です。
  • 余裕のある通勤時間を心がける。

※歩きがゆっくりになるため、移動に時間がかかります。気分がわるくなり途中下車なんてことも考えられるので、余裕のある通勤時間を計算しましょう。遅刻しそうだからといって、駆け込み乗車で走ることは大変危険です。

持参しておくとよいもの

  • 母子健康手帳
  • 健康保険証
  • 携帯電話(病院や勤め先に連絡)
  • ビニール袋(吐きつわりに利用)
  • ウェットティッシュ
  • ハンドタオル
  • 携帯食(携帯しやすい食べ物)
  • かえの下着(おりもの、尿漏れ対策)
  • ナプキン
  • タオル(破水対応用)
  • 余分なお金(タクシー代などに利用)

3)通勤・勤務ファッション

通勤時のファッションもできるだけ安全を配慮したものを考えましょう。

対策

  • 転ばないようにかかとの高い靴は避ける。
  • 妊婦用下着の用意。おなかや腰が冷えないようにしましょう。
  • 職場の雰囲気をこわさない服装。働く女性に配慮したマタニティファッションを用意しているブランドもあるので、調べてみましょう。
  • 大きめサイズの服はだらしなく見えるので注意。
  • 新陳代謝が盛んになるため汗をかきやすくなるので、インナー類は、吸湿性がよく洗濯も手軽にできるものが便利。
  • 両手があけられるように、バッグは肩や腕にかけられるものが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?職場の理解・協力してもらうための心がけはもちろん、通勤時などの非常時もふまえて準備をしておきましょう。

実際に出産を経験した職場の先輩に、どのような対策をしていたかなどのアドバイスを聞いてみたりするのもよいですね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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