結婚・結婚準備
これが私のふるさとの味!郷土食材、郷土料理がふるまえる会場
2015/02/05 Thu
結婚式の料理にこだわるふたりがもっとも取り入れやすいのが、地元の味。オリジナルメニューの中で、ふるさとならではの食材や、ふるさとで長年食べられてきたおふくろの味をスペシャリテとしてふるまうのは、ふたりのバックグランドを知ってもらうのにもとってもいいアイデア。ゲストの中には初めて食べる人もいると思うので、華々しくアレンジしたいもの。今回は、郷土食材、郷土料理の取り入れ方を紹介します。
郷土食材の指定
ウエディングメニュー全体の流れを壊さず、比較的容易にアレンジできるのが郷土食材を取り入れる方法。例えば、伊豆出身の方だったら、お魚のメイン料理に真鯛ではなく金目鯛を使ったり、山形出身の方だったらステーキに前沢牛を使ったり。また、地元野菜だったら前菜やメインの付け合わせなど、たくさんの応用が効くのでシェフと相談してみましょう。地元ならではの食材が見つからない場合は、今住んでいるところの食材でもいいですね。どちらにしても、食材をきっかけにふたりの人となり、結婚式へのこだわりをゲストに知ってもらうためのものですから、心を込めて選びましょう。
郷土料理へのメニュー変更
コースメニューの中の1品を、郷土料理へ変更するのもアイデア。たとえば、金沢の治部煮、高知県の皿鉢料理などは、現在でも結婚式で見かけるメニュー。ただし、フレンチやイタリアンの中に突然静岡おでん......のようなことのないよう、トータルでのバランスは考えたメニュー作りを。必要があれば、洋風のアレンジなどもお願いするといいと思います。
会場探しのポイント
ふたりのオリジナルメニューが作れる会場なら、基本的にはアレンジ可能。ただし、どんな敏腕シェフといえどもすべての地方の郷土料理に精通しているわけではないので、どうしても叶えてほしいメニューがあったら早めにオーダーしましょう。また食材についても、時期や流通経路によっては入手できないものもあるかもしれないので、詳しくはシェフやプランナーと打ち合わせを重ねるといいでしょう。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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