出産・育児

どうなる?!出産直後。「産後ハイ」ってなに?

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産後ハイ

「産後ハイ」って、聞いたことある?

「産後ハイ」とは文字の通り、産後に気分が高揚してハイテンションになる状態のことを言います。産後ハイは程度の差こそあるものの、みんなが経験するもの。産後ハイ状態になっている時は何か気をつけるべきことはあるのでしょうか。ここでは産後直後の過ごし方と合わせてご紹介します。

産後ハイでありがちな注意行動と、正しい過ごし方

ハイテンションのまま出産で疲れている身体を酷使してしまう

分娩直後から出産報告でスマホや携帯にかじりついたり、退院早々溜まった家事をこなしたりと、ハイテンションになった勢いでエネルギッシュに動き回ってしまうことがあります。しかし、産褥期にしっかりと身体を休めないと、身体は回復せずに疲労が溜まる一方。後々バランスが崩れて行き、産後鬱や育児ノイローゼなどといった形で症状があらわれる場合があります。

だからこそ、産後は赤ちゃんの眠りのリズムに合わせてゆったりと身体をやすめることが、何よりも大切です

育児の期待や不安で頭がいっぱいになり、眠れなくなる

赤ちゃんを目の前にして、「一緒にあんなことをしたい」と我が子との生活が楽しみでたまらなかったり、自分に育児が勤まるのか不安でいっぱいになったり、あれこれ考えて眠れなくなることがあるかもしれません。

そんな時はリラックスできるアイテムなどを用意しておくのも効果的です

英雄になった気分で、大口を叩いてしまう

出産という大仕事を終えたことで、あたかも英雄になったかのような気分になってしまいます。その結果、出産エピソードを出会う人全てにペラペラと話してしまうかもしれません。面白おかしく話すことが出来ればいいのですが、時と場合を見誤ったり、上から目線など偉そうな口ぶりで周囲を不快にさせてしまうことがあるかもしれません。

相手を思いやる気持ちを忘れずに、想いを半分程度に抑えて話してみるなどの配慮ができるとよいでしょう

冷静さを失い、判断を誤る

産後ハイの勢いでキラキラネームを命名しそうになった...なんていうのも、良く耳にするエピソードですが、産後ハイが続いている間は冷静な判断力に欠けています。

重要な判断は一人ではせずに、周囲に相談をしながら決めるとよいでしょう

おわりに

産後ハイについてよくあるエピソードをお届けしましたが、いかがでしたか?これから育児にのぞむママの身体のためにも気をつけたい産後ハイですが、ハイの状態は自分では気がつきにくいものなのです。

そのため、出産準備時にはパートナーや家族と「産後ハイになったらどうするか」「産後ハイを抑えるためにどのような環境が必要か」などを話し合い、ハイになりがちなママをサポートできる環境を整えていくといいですね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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